すやすや眠るみたくすらすら書けたら

だらだらなのが悲しい現実。(更新目標;毎月曜)

日記;2020/09/15~09/21

 連休をいかがお過ごしでしたか? 日記です。1万字くらい。

 今週はひさびさに日記以外の記事を投稿できました。これ一本にとどまらず、去年のようにまたいくつか翻訳記事を上げていきたいものです。

 のっちゲーム実況チャンネルを設立してほしい週でした。

 ※言及したトピックについてネタバレした文章がつづきます。ご注意ください※

 

0915(火)

 この日については、前回の日記で書きました。そうすれば『Outer Wilds』プレイスタートからクリアまでが一つの記事で収まってくれてスッキリするという魂胆です。

 

 

0916(水)

 宿直日。

 ■読みもの■書きもの■

  『Outer Wilds』卒業制作論文の存在を知り、訳し始める

 

 

0917(木)

 宿直明け日。読みもの&書きものを進めました。

{BGV;vtuber月ノ美兎委員長の『百物語2020』など振り返り配信。文野環宅訪問レポなどもあってよかった。しっかりオチをつけるから委員長はすごいな}

 

 

0918(金)

 読みもの&書きものを進めました。

{BGV;vtuberメリッサ・キンレンカさんの『インターステラー』同時視聴配信感想配信。映画本編も見たら読み物がすすめられないので配信だけ。ときおり現れる飼い猫とのバトルがほほえましかったですね~。

 配信だけ聞いていると、見せ場/聞かせ所だろう部分に口をはさまず無言で観ているところが興味ぶかかった。ご自身も視聴に集中しているのもあるんでしょうし、初見視聴者への配慮もあるのかなと思いました}

 

 

0919(土)

 ■書きもの■

  『Outer Wilds』卒業制作論文の本文翻訳終了

 前述した卒論を読み/訳し終わりました。(ただ訳や訳語として微妙なところは、自覚できているレベルのものでも、すでにいくつかある)

 訳文記事は9/21に全体公開し、22に感想をいじりました

 

 アブストラクトのとおり、『Outer Wilds』がどんなコンセプトで作られたのか、そしてそれがかなり細かな部分まで及んでいることがわかる論文でした。

 また、アブストラクトからは伝わらない部分として、この論文では、そんなコンセプトがじつは想定どおりに精緻に組み立てられたものではなく、「こんなことがしたい」と紙面上で想定したものを実装してみようとしたら思い通りにいかなかった現場のギャップ、そこからコンセプトをもう一度ふりかえり、ストーリーの見直しがエンディングを真逆に舵取りし直すレベルで大きく)なされる……そんな動的きわまりない開発過程が端的に記されており。

 「自分たちが作っているものは本当はこういうものだったんだ」と作品に秘められた魅力を作り手自身が気づかされ発見していく……『Outer Wilds』の底知れない魅力をとらえようとした、ひとつの興味ぶかい"読み"のルポとなっています。

 

   ▼翻訳しやすい文章だったのか、それとも翻訳ソフトの精度が上がったのか……?

  ザクザク進んだのは文章が平易だったのもあるけれど、翻訳ソフトの発展が(たぶん)また影響しています。

 もちろん全文いちど自分で読んだわけですが、自分がこの翻訳でした一番の仕事はといえば、元のテクストデータからページ組み的な見栄えのために配された空白や改行を削除したことですよ。

 

 翻訳ソフトは――体感では――去年英語の記事を読んでいたときよりも、さらにこなれた文章を翻訳してくれるようになっています。

 去年かんじた「こう訳してもらったけど、そしてめっちゃそれっぽいけど、この代名詞はここじゃなくてあすこに係るんじゃないか?」みたいな不安がない。

 ツイッターに翻訳ぶっこむと@があずきっくになるなどの事態はいまだ改善されてませんが(いや、されたっぽい?)、すごい時代がきたなぁと去年以上に思いました。

 

 

 ■ネット徘徊■社交■

  『京都SFフェスティバル2020』行ってきました。

 京都SFフェスティバルは、SF好きのひとが毎年おもに京都(の宿)へ集いワイワイ語るイベントです(らしい)。今年はこのご時世のため会場をアナログスペースではなく、バーチャル空間(discord、Zoomミーティング、VRChat)に移しておこなわれました。

 前夜だか当日だかになってdiscordを初めて導入し、開会式になってはじめてZoomミーティングを導入しアタフタし、なんとかイベントに間に合いました。よかった~。

(どれくらいアタフタしたかというと、「Zoomで検索掛けたらZoomミーティングってのが出てきたぞ……? これ週刊少年ジャンプかと思って赤マルジャンプを、アディダスだと思ってアジダスを手に取っちゃうたぐいの罠だったりしない……?」とおびえたくらいのアタフタぶり)

 

 

 ぼくは、その場で適当にきめたIDでいどみましたが、これは匿名の皮をかぶって無責任に荒らしてやろうという気持ちからではなく、もしzzz_zzzz(というhatenaIDと同じ名前)で部屋に入ったら、たとえば「↓こいつバカ」といったスクリーンネーム同様、「名前のせいで"部屋自体がねむたくて退屈~"みたいな煽りになってしまわないか……?」とビクついてしまったためです。

 

 もちろんこれは加害妄想で、どんな看板をしょっていても行動に害がなければ何の問題もないわけです。

 では実際の行動は……というと、身に沁みついてしまった匿名掲示板のレスやニコニコ動画のコメントないしYoutube生配信のチャット欄のノリを抜け切れず、適当なID名で雑に独り言みたいなコメントをしていってしまいました。

(ログを読み返したら普通に行儀がわるくてダメでしたね……)(ダメじゃん)(問題しかない)

 

 威圧感や不快感をかんじてしまったかたがいらっしゃったら申し訳ないことです。

{途中から入らせてもらったボイスチャット部屋『murashit点対を大いに語る』(ちなみに、入った時には『点対』の自作解題は終わってしまっていました……)周りのトークがワイワイ楽しかったので、さらにつくられたテクストチャット用の部屋に、ボイスチャットでなされたmurashit氏の次回作(ではない)の構想などをメモらせてもらったんですが。

 御本人の視座に立てば、あれって恐怖体験以外のなにものでもないわけですよね。

 ネット上の人格としてもアイデンティファイできないし、それがわかったところで、まったく交流がないためにやっぱりだれかわからないひとからよくわからない形で囃し立てられるという激ストレス体験なわけで、よくなかったなぁと反省}

 

 以下、思い出。企画部屋の詳細は書いていいものかよく分からないし主催者に許可も何ら取ってないので、だいたいにおいて書いてません。そもそも情報量が多すぎてせっかく聞いた貴重な話は、だいたいが頭からこぼれ落ちてしまいました。ただ楽しかったという感触だけが残っている。

 

   ▼企画部屋2-1『中華圏SFの部屋』

 途中から入場しました。中国語につよい下村さんと本国中国からの留学生・天津さんとが話題にした作品について現地の反響などもふれつつのトークで、たいへん興味ぶかく拝聴しました。

 面白いお話をきいているあいだに1時間があっという間に過ぎてしまってビックリした。

 

 オンラインミーティングで面白いなと思ったのは、vtuberさんの配信などとはちがう物質感があるなぁということでした。

 話題にでた資料をその場で取り出しに行き、視聴者に現物を視覚情報として提示されたりする。そんなさい猛烈に感じた、現場に立ち会っている感。

 もちろんパソコンの前にひとり座ってるだけなんですけど、同じ空間にいるかのような感覚がある。友人知人とビデオ通話したさいには感じたことのないもので、この違いは何だろうと不思議でした。

(友人知人だと、じっさいにアナログ空間で面と向かって顔を合わせていた経験があり、それとの断絶が意識されてしまうからなのか? じゃあ、一緒に居合わせたことのないひとびとが全国ネットのテレビ中継に写されたときはどうか? そちらに臨場感を感じるかというと、それはそれで別物と感じる。自分とは別の場にいる、隔たったものを感じる)

 

 実際に話してみて初めて「あっこれ家にあるけど持ってこなかったわ」と気づいたモノやら、あるいはそもそも「かさばるから/貴重だから持っていけないわ」というモノやらって色々あると思うんですよね。その辺リカバー・フォローできるのでリモートはすごい。

「(カメラの画質だと)中身わからない? うーん」みたいな一面もあり、ここもナマっぽくてよかったですね。

(もちろん実物をあらかじめ物撮りし、スライドショーでバンと載せればクッキリ提示できるわけですが。このトークのその場面は、そうして聴衆がきちんと精読しなければ話題についていけないなんて場面じゃ全然なかったので。クッキリと見えないこと自体は何も問題ありませんでした。

 そしてこの不明瞭さは、もし対面の席で現物を見せてくれたとしても付いて回る要素でしょう)

 

   ▼企画部屋2-2『傑作SFゲーム『Outer Wilds』について語る』

 だいたい関心はどの部屋も同率くらいなんですけど、しいて挙げれば本命の部屋

 企画は砂義出雲さんと谷林守さんで、こんかい観た部屋のなかでは一番、テキストチャット欄とのやりとりする回数・時間が多かった印象。

 企画提供者さんは、もちろんご自身らもあれこれお話しをなさってくれていたのですが、MC・司会的な立ち回りで、(ぼく含め)Zoomに顔や声を載せていないひとびとの声を引き出しまくっていました。

 「企画提供者が」語るというよりも、部屋にきた「みんなが」語る部屋という感じで、「色々なタイプの部屋があるんだな~」と興味ぶかかったです。

 プレイヤー自体がそうそう見つからない上に何を話そうにもネタバレをおそれて語りづらいゲームに対して、プレイ済みのひとが集まってあーでもないこーでもない話せたのがたいへん楽しかったです!

{と言っても、事前アンケートだと、プレイ済み3割3分:未プレイ・未クリア6割6分みたいな比率でしたが(笑)

(9/23追記 いまふと思ったが、これも参加者が発言しやすくするための気配りだったのかも? 1クリックで気安くできる発信を完了してもらうことで、コメントを発信することへの心理的ハードルを下げる。フット・イン・ザ・ドア的な……)}

 他の人の立ち回り・深掘り・ハプニングを聞いて、「あるある」「そっすよね~!」としみじみしたり、「ぼくだけじゃなかった!」的なガッツリ肩くみ握手したくなったり、「そんなことあったの!?」と驚かされたり……試行錯誤や四苦八苦を共有できる焚火囲みができて大変よかった。

 あと1時間でも2時間でもずっと話してたい、心地よい空間でした。

 

 さて京フェスにたいして、以下のような心持ちで飛び込みました。

 登壇される(であろう)プロ作家さんや有識者が、テーマとしたトピック(作品やジャンル、イベント、時流)をどうとらえているのか? これはもちろん気になるし、興味深いことです。

 でもせっかくの交流イベントです、それをただ拝聴しに行く"受け"の姿勢をとるばかりじゃなくって、どこかなにかの機会にはじぶんも参加者のひとりとして大なり小なり能動的にコミットしたい……そういう思いも抱えていました。

 

 そんなスタンスから、当日までにこの日記の前後で話題にした論文を(無断転載・無断翻訳なんですけど……)読み、場合によっては話題提供できればと思いひっさげました(前述のような権利的に怪しすぎるふるまいだから、怒られたら退散するつもりで)

 だからといって、会話の流れ・広まり・深まりを邪魔したくない。

 けっこうに文量があるから読んでもらおうとすればそれだけで時間を食ってしまうし、オタク一般のコミュニケーション失敗事案として、空気を無視して長話をする痛いひとの存在はたびたび問題となってきた事案でもあります。

{「本は読めるのに空気は読めないんだ?」というパンチラインをいつかどこかで(※このフェス関連ではなく全然べつの機会・場所で)見かけましたが、そんなん食らったらおれは立ち直れない……}

※「作者の考え」答え合わせみたく話の方向性を絞っちゃって興を削ぐから、差し出すとしても最後の方で……。

※読んだ前提で話をするマンがいて、かつぼくレベルに勉強できない英検3級以下マンがいたらサクッとお出しする。

※フェス用に主催者さんが訳して来られたら?⇒「じつはわたしも~……笑」となごやかな雰囲気を演出できるぞ!

 ……と、立ち回りをあるていど決めていったのですが、企画の時間をきちんと見てなくて、コマの前半早々にじぶんから誰も話題にしてないのに参照した話をしてしまいました。

 いもしない敵を想定している場合じゃないよzzz_zzzz、きみが警戒しているイキったオタクはほかならぬzzz_zzzzきみ自身だよ!!

 だいぶ感じ悪いエラぶったウザいオーラを出してしまって、後からログ見返して「大失敗だったわ」と反省しました。

 言い訳をすればぼくのコメントの拙速さも粗雑さも、緊張のそそっかしい凡ミスによるものがかなり大きいんですけど、よくなかったですね~これ。気分を害されたかたがいたら本当に申し訳ない。

 

 すでに差し出がましいマネをしてしまったのだから覚悟をきめてそのまま突っ走って――たとえば企画最初のコール&レスポンスで出た「操作性の悪さ」「乗り物について機能などの紹介の少なさ」論文でまさしくそこにフォーカスした記述を紹介する――14通りの初手全てから論文トークへとコンボをキメる『OW』界の喧嘩王・上杉均になってしまったほうが、逆に他の人も得られるものがあったかもしれない。

(ただなぁ。チャットログにおける長文の圧迫度合いがなぁ。

 長文レスが「省略されました。全文を読みたいかたはここをクリック」と綴じられるような掲示板形式だったら、ワンチャン気にせずタイプ&コピペしてたかもしれませんが……無い袖はふれません)

 中途半端にでしゃばった結果、ただのウザいひとになっちゃいました。今後にいかしたいところです……。

 

   ▼企画部屋2-3『物語の(幾何学的)構造を語る部屋』

 かもリバーさんの企画で、スライドショーをがっつり仕上げてきてくれたうえで、いろいろな作品とその構造を紹介してくれていて、たいへん面白かったです。

(それぞれの構造をあらわした図が用意されており、これも前後でおはなしされた構造の発展であれば図もそれを汲んだものとなっていて、見ていてキレイで楽しかった)

 お話自体はまとまっていたし立派なものでしたが、企画の最初や途中などで何度かかもリバーさんが「音声で入ってきてくださるかたいらっしゃいませんか?」と呼びかけていた声はすごく心細そうで、こちらはこちらで印象的でした。

 いろいろな現場の苦労があるんですね……。

 かもリバーさんが大方喋り終わったあとに質問しにボイチャINしたスタッフのひとも端的で頭がよかった。にんげんができておる……となりました。

 

   ▼企画部屋2-4『データで見る世界SF、間近でしか見えない世界SF』

 橋本輝幸さんの企画で、「別のイベントでの登壇からそのままこちらへ来たので正直こちらの準備が……」と謙遜されてましたが、素朴に興味深い時間でした。

 50年代のワールドコン開始から現在にいたるまでの参加会場と参加者人数をまとめた表を見ながらこまかく解説してくれて、ただただ「へぇ~!」となりました。

 開催地(開催言語圏)は偏っている、けれども、ただ杓子定規に色んな所でやればよいかというと……? という難しいお話が、ぼくひとりで考えたところで絶対おもいあたらないような、現に参加しているひとが実際体験したこと・催されたイベントで現実におこったことを例に挙げつつ紹介されていて、「なるほどなるほど……」とただただ聞いちゃいました。

 

   ▼企画後の雑談

 作品語りしているっぽい部屋をてきとうに見て回りました。いくつかの映画や芸人さんをウォッチリストに入れました。 

 20代若者部屋はお報せ段階で、「企画がかぶらなければ覗いてみたいが……しかしぼくも31なのでさすがになぁ……」と腰が引けてましたが、

「ま~こっちは匿名アカウントだし?」

 という居直りと、

「他の部屋で企画提供で出てきたり、企画提供者がお話されたあとの質疑応答コーナーで入られた若いかたがたを思い返してごらんなさいな、ぼくよりも普通に頭が良いししっかりしていた上位存在だったではないか」

 という思い上がりならぬ思い下がりから、{インターネットの悪いひとびとがインターネットの悪いノリで建てた*1murashit部屋が閉じられたあとは}気にせず若者部屋に入ったりもしたんですけど……。

 ……じゃあぼく自身が年長者のあつまる部屋に入れたか~というと、腰が引けるところがあったので、これもまたよくなかったなぁと反省しました。

(30代のぼくが20台のかたがたに感じる「おれより全然しっかりしてるじゃん!」「おれまだ未熟者じゃん!」という敬意と親近感を、40代のかたがたも30代のひとに感じていたりするんじゃないか~という)

 

 上とは別の話題・失敗として。

 ある部屋に入ったとき、エモさ・エモさによらないものとはなにか~について話している最中で、ぼくも関心がある話題だったので自分でもいっちょかみしてみたんですけど、ここもちょっと混ぜっ返したり論点をぼやかしたりしただけだった気がしてならない。

 エモというのをぼくはつまり、人がくっついたり離れたり永遠に離れたり(死別)したり……というようなものだと思って話をした。

 

 で、エモくないけど気持ち良いものっていくつかありますよね。

 「エレガントな論理」みたいなことを言うときのエレガントとか。うまい理論や記号処理、配置転換に対して湧き上がるものです。算数の――高校レベルの算数でよいです(それ以上はぼくにはわからない)――証明問題の推移を見たときに感じるアレです。

 円城氏の小説の、図のようなプロット(京フェス'07の円城塔氏のpdf参照)を見たときに感じるような。

 あるいは『これはペンです』芥川賞落選理由である……

「サイエンスフィクション的な要素があったり、通常の物語とは違う文学世界をつくるときに、そういったディテールで間違うと、決定的だって言ったんですよ」

 ……これに対して、円城氏が現役の研究者に査読をたのむも、とくにディテールのおかしなところが見つからず、そしてさらに自身で原因を考えられて一つの細部に思い当たったあとの一言に感じるような。

 

 あるいは緻密な反復変奏や対位法・倚音とその解消などもここに含めてよいかもしれない。

 『小説のストラテジー』で書かれていたことですが(……でしたよね?)、ベートーヴェンの第九が心地よいのは、「運命の扉はかく開く」みたいなドラマを想起して感動しているのではない。そんなドラマを知らなくても、そんなドラマが都市伝説だと知らされたあとでも冷めることなく心地よい。「♪ダダダダーン」のさまざまな変奏が心地よいからだ、というような。

 小説で言えば、小説がすすむごとに小説で使える言葉が一文字一文字へっていく筒井『残像に口紅を』や、一文すすむごとに一文字ずつへっていく円城『Φ』なども挙げられるでしょう。佐藤哲也『シンドローム』の街路をあるく同級生二人の会話の応酬が徐々に文字数を合わせていくシーンを挙げてもよいでしょう。あるいは、お話の途中で上下分割2段組となって、上段下段が文字数単位でほぼほぼ揃って対比変奏される広瀬正『ザ・タイムマシン』とか。

 これらは読んでいてとても気持ちよいですが、その心地よさは文章の内容ではなく構造から引き起こされたもので、たとえばもし『シンドローム』の当該シーンの末部で会話内容がたとえば掛け合い漫才のようにどれだけ噛み合っていたものであったとしても、各会話の文字数が(バラバラ⇒揃うを経て)バラバラであったとしたら、文字どおりに受け取れなかったことでしょう。

(けど、ただ、どうしても小説として肉付けするにあたって、へっていくのは文字だけではなくなってしまう=エモを帯びてしまうという部分があるよな~なんて思いました)

 

 はたまた、提示されるアイデア自体が面白いイデアから展開された具体やその先が想像だにしないことで頭がおかしくなるとか、それにふれた前後でものの見方が変わってしまうくらい衝撃的だったとか、なんかそんな感じのあれもありますよね。

 チャン『バビロンの塔』で最後に提示される世界観とか。『あなたの人生の物語』で最後に提示される世界観とか?

センス・オブ・ワンダーとかいうのはよく分からないので使いたくない……)

 そして『SF×美学』(リンク先このblogのタイムスタンプまとめ)でも言われてたとおり、べつにSFにかぎらず様々な事物で起きうることだと思います。

 

 ……お話を聞いていて、なんかそんな感じのようなことを思ったが、チャット欄に収まるかたちに短くまとめるのは出来なくて、ただ口ごもって終わりました。

 上述のようにたんにじぶんの能力不足で口ごもっただけなんですけど、もしかしたら"気分を害してだんまりした"と思われてないかな、みたいなアレはある。

 

 まぁそれだけならまだしも……。

 「物語によらないエモーションってなんでしょうね?」、というような疑問がひとさまから出たとき、ぼくは上記でいうところのエレガントなものを想定してそのように話しました。

 けれど、ボイスチャットのお話をふくめるとあれは、「親鳥が雛鳥に餌をあたえるのは雛鳥がかわいいからではなく、雛鳥のひらいた口の色に反応しているからだ。ひなどりでなくても、ひな鳥の口とおなじ色形のものをさらに鮮やかに大きくした絵があれば、親鳥はそちらに餌をやってしまう」というようなお話だったのでしょう。

 ……おはなしを足踏みさせてしまっただけだったなぁと後で思いました。

 

   ▼夜話から気になり、ググったら出てきたもの

 外国語のユーモア教育について : 日本語学習者対象 の授業および英語学習者日本人対象の授業のケースス タディーから

 欧米のジョークは「①セットアップ⇒②パンチライン

 日本のジョークは「①フリ    ⇒②ボケ    ⇒③ツッコミ」

 ……ということを、筆者が授業中に複数の出身のひとびとへした経験から話したりします。

{筆者の授業中、ひとつのジョークについて(全部を一気に見せるのではなく)段階を踏んで見せていったところ、欧米出身者はいわゆるボケに当たるところで、日本人はツッコミでそれぞれ笑った経験談が紹介されています。}

 サンプル数はどのくらい妥当性が……みたいなところはともかくとして、ほかにも色々と興味ぶかかったです。

{ほかにはたとえば、日本の作品に登場するボケ⇒ツッコミ形式のコミディ・シーンが、海外で翻訳流通したさい、どのような訳が当てられているのか、調べてみるというのは面白いアイデアだと思った(……ただしこれも、例自体がちょっと適してないような気がするけど)}

 

 パックン、「忖度の国」日本のお笑いを本音で語る

 日本のお笑いの様式について、スタンダップコメディの国として初めは納得いってなかったというお話。

 

   ▼振り返ってみて

 興味ぶかかったし面白かったんですが、へたにコミットしようという姿勢を取ったせいで、自分が質問したいことなどを整理している内にひとさまが話していることが頭から抜けていって、けっきょくどんなことが話されたんだったか、部屋をでたそばからぼんやりしてしまいました。

(入室前からあるていど情報を収集していた『OW』部屋は記憶がしっかりしているけど、ボイチャ者の語ることが新規情報でインプットが必要な部屋だとけっこう頭が死んでしまった)

 

 また、そうしてオンライン通話の記憶がぬけおちた文字チャット欄だけとなった世界では、参加者のリアクションや質問がはたしてどの時点のどんな話題を受けて出されたものなのかもまたわからなくなってしまいましたね……。

 リアルタイムで「いま話してることはこんなこと」という風に議事録的なまとめをどなたかが逐一している部屋というのは、話題が追いやすいな・振り返りやすいなと思いました。

 ただ、長文になったり連コメントになったりしてしまうと、「流れを切っちゃ悪いかな……」と他のひとが他のコメントをしづらくなっちゃう可能性も考えられ、それはそれでアレかもしれません。難しいところです。

 そうしたこととはまた別の問題として、オフレコにしたいことでも文字化されてしまう可能性もあるわけで、そこもアレかもしれない。

 

ツイッターのような形式のほうが。

 解釈や考えを突っ込んで深めていくことについては、もしかすると。ツイッターのような感じのシステムでフォローフォロワー関係にある個々人が、それぞれ@をつけずに自己レス/エアリプしていく~みたいな形式が、一番やりやすい方法なのかもしれませんね

{自分の考え(=正しいかどうかはわからない)を長々/濃く発信することは、不特定多数が望もうが望まなかろうが一息に掲載されてしまう場でそうしようとすると、公共の場に落書きするかのような抵抗感をおぼえてしまう。

 そうじゃなくて、誰でも立ち入り自由だけどあくまで自分の部屋で、自分の考えを述べているだけ、そしてそれについて読んだり反応したりするのは他者の任意にゆだねられている……というシチュエーションだと、何かを述べやすい}〕

 

 同好の士が同一時空間に同じ話題であつまることってなかなか無いことです。

 しかも終電などもまったく気にしなくてよい!

 ということで、入り浸ってしっかり朝を迎えてしまいました。眠気マックスなのに眠りたくないせいで身体がしんでしまった。

「なるほどリモート飲み会のこわさってこういうことね!」といまさらながら体感。なるほど~。

 

 別の機会に違うコミュニティがおこなったネット上のトーク配信だと、会話を聞きとるのに難儀した場面がぼくにはあったんで、どうなることかと思ったんですけど、今回はそんなことありませんでした。そこも快適に過ごせた理由のひとつなんでしょうね。

〔今回おとずれた部屋はみんなノンBGMだったから、そこが良かったんだと思いました。

{上述した別コミュニティのおこなったトーク配信に難儀した理由は、いくつかの要因が複合した結果でした。

①マイク・通信環境が一般のかたのものだから、音声がシャリシャリとノイズ化されてしまいがちだった。

②BGMとしてシャリシャリとシンバル類もふんだんに使われるジャズ音楽がかぶさっていた(しかもけっこうAメロBメロサビみたいなかんじで抑揚ある曲だ)

③音声とBGMの音量バランスについてリスナーに確認される機会がなかった(?)}

 回線不良に由来するであろう音声の一瞬の途切れなどはほんの少しあった気がしますが、一音三音きえる程度の些細なもので、話が分からなくなるほど壊滅的なものはなかったし、だれのせいでもない事故的なものだからそもそも気にも留めませんでした。 

 

 こんかいはアラサーの同年代や、いま学生~新社会人あたりの下の世代の賑わいにふれることができました。年上のかたがたの部屋には怖気づいてしまったので、なにか別の機会があるときはそちらの空気も味わうようにしたいところです。

 

 京大SF幻想研究会のみなさまをはじめ運営スタッフのみなさま、企画提供者のかたがた、ありがとうございました~。

 

 忘れないように自分用メモ。

note.com

 

 

0920(日)

 連休2日目で宿直日。

 

0921(月)

 連休3日目で宿直明け日。

 ■書きもの■

  『訳文;「"好奇心駆動型の冒険"とでも言うべき特殊なタイプの冒険に報酬を与えるゲームをつくりたい、それが『Outer Wilds』の主目的です」A・ビーチャム氏の論文より』をアップしました。

 先週プレイしたOuter Wilds』の卒業制作時代にクリエイティブ・ディレクター氏によって執筆された論文の勝手な翻訳です。

 訳した論文のざっくりした内容については19日の日記で触れました

 

 訳文記事にどんな感想を書いたか?

 論文中で書かれたのタクト』の好奇心のくすぐりかたをもう一度取り上げ、それを頭に入れたうえで『OW』の博物館などを再訪すると「なるほど~」となりましたという話を(9/22追記部分⇒)するだけに飽き足らず、ぼく自身が商業版『OW』のイントロダクションをタルく感じたことを告白したうえで、でも実はそれこそがこの作品のコンセプトにハマっていた証拠だった、ということを商業版『OW』のイントロとその直後で提示される情報を並べることで説明(⇐9/22追記部分)しました。

 また、論文で明文化された『OW』の世界観と、テッド・チャン氏の考えるSFとの近しさに触れることで、(9/22追記部分⇒)そして別の作家チャールズ・ストロス氏のblog記事から、「ジャンルプロパーのSF小説でも、私たちに都合のよい世界ではない・甘えのない価値観で世界(宇宙)を描くことは難しい」ということを示すことで(⇐9/22追記部分)『OW』のすごさに頷いてみました。

 そうしたコンセプトが操作性の悪さやストーリーの終盤の展開などにまで一貫・影響を与えている、作品構造と物語の不可分・相互作用的な関係の面白さにもふれました。(9/28追記部分⇒){ここについて再読したら、パラグラフの〆にパンチ力がたりてない。そこで}ゲームデザインゲームデザインにまつわる試行錯誤をクリエイターから引いてくることで、『OW』の製作面での冒険をクッキリさせてみました。(ただ、あれこれ引きすぎて、『OW』の話が薄まってしまった気がしなくもない)(⇐9/28追記部分)

 そしてファンダムでの受容を込みにしたゲームデザインということで過去の作品を複数点ふりかえってみて、その面白さをかじってみました。

 

 6500語程度の文量で語れることなんてたかが知れており、またこの論文発表時点では『OW』はまだまだ開発途中で、商業版発表までさらに6年かかったわけなので、テクストで語られていないことはもちろんありますし、そもそもそこから更に変わったこともきっとあれこれあるんじゃないかと思います。

 未プレイだけど論文を読んだというかたも、じっさいにプレイしてみて、『OW』宇宙を実際に冒険してみてくれたらファンとしては幸いです。

 

 

 ■インターネット徘徊■

  『“P.O.P” (Perfume Online Present) Festival』を観ました。

live2.nicovideo.jp

 人気アーティストトリオPerfumeさんによる結成20周年イベントP.O.Pフェス。そのワンコーナーになぜかいちから社の運営するvtuberグループにじさんじ月ノ美兎委員長が出演するということでリアタイ視聴しました。

 そんなわけで目当ては委員長だったんですけど、メインホストであるのっちかしゆかあーちゃんの御三方が魅力的なのはもちろん、それぞれの番組もとっても興味ぶかかったり面白かったり、〆のライブはもう圧巻の一言で、すっごくよかったです。これで4500円はお得すぎる。

 

 とくに好きだったのは、かしゆかさんといとうあさこさんが工房へじっさい足を踏み入れての江戸切子制作体験コーナー。

 江戸切子のこと、ガラス工芸のこと、ただ伝統をまもるだけでなく現代でも普段使いしてもらうための試み(切子ガチャ、ヨーロッパで当たり前のハンドヒーラーを切子で作る)、そして伝統工芸とperfumeという現代エンタメとの意外なかかわり……といった興味ぶかい話題、そして、江戸切子を実作するモノづくり自体の面白さと、かしゆかさんいとうさんのお互いを尊重し合った掛け合いと、プロの職人さんへのTV的にそれなりにフランクだけどしっかり一線を越えない礼節がよかったです。

 職人さんへの質問なども、テレビの教養番組にある、意図的に道化的な無知役を買って出るみたいな部分がなくって、そこも好感でした。

 

 宿直明けで仮眠をとっていたこともあって開始には間に合いませんでしたが、なんとか当該番組30:07~っちは○○とゲームがしたい!』から視聴できました。

「はいどうも~Perfumeののっちで~す! ……ふふふw」

  ファンクラブ会員の希望者8人とDead by Daylight』、PVで少女時代のっちを演じ事務所の後輩ユニットである現さくら学院メンバーの木村咲愛さんと.2.Switch!』、いちから社の運営するvtuberグループにじさんじ月ノ美兎委員長とFall Guys』をプレイされていました。

 順に1vs4の5人対戦のゲーム、1vs1のモーションセンサーを活用したコントローラによってプレイングに身体をおおきくつかう(=生身の人間がゲームをプレイする状況が活きる)対戦ゲーム、60人バトルロイヤルかつ登壇者2人は協力プレイ……という、なかなかバリエーション豊かな采配。

 

 委員長とどんなゲームやるかって、めっちゃ難しいところだと思うんですよね。

 大丈夫じゃろと楽観してたんですけど、すでに交流がある妹分の木村さんと違って、完全初対面なうえにファン層がことなる委員長となると、たとえしょっぱなから打ち解けたとしても、バチバチ対決したらカドが立つかもしれないし(※)……協力プレイで20分くらいの枠できちんと完結した手ごたえが得られるゲームってなに……? みたいになってくる。

(※ニコ生主やYoutuberさんなどアナログ世界に身体があるかたと、バーチャルのひととが混淆して参加するイベントでは、漫画アニメイラストのガワでアニメ声の配信者さんが出てくると、それだけでチャット欄が荒れたりするんですよね……)

 なるほど『Fall Guys』はよい塩梅。旬だし、うまいところを見っけたなぁ~となりました。

 

   のっちの実況プレイのうまさ;ゲーム説明を交えつつゲストに話題振り茶番もやる『DbD』

 なんと言ってものっちの実況プレイのうまさですよ!!

 『DbD』ではゲーム開始時にゲームシステムを、メニュー画面で各プレイヤーの習熟度についてどこを見ればよいか、ゲームプレイ中もガジェットや特殊能力があらたに登場するたびに逐一説明してくれて、ふつうに実況者として優秀なんですよ。

赤帯4のおじいちゃんこんにちわ~!」32:58

 ボイスチャットで対話できるファンクラブ会員の対戦者への声掛けがこれまた初手から最高なんですよね。

 配信者として活動を決めているであろうvtuberさん同士のコラボ配信とかでさえ、空気があったまらなくて双方距離を縮められなくて、(悪い意味で)ぎこちない・いたたまれない時空間がうまれてしまう……なんて事態って、案外あったりするんですよね。

 それが天下の紅白常連アーティストPerfumeと、ファンとなればもう、そういう悲劇が生まれてしまう確率ってぜったい高いじゃないですか。

 あこがれのひとと1試合ながながやるとかね、もう緊張ガッチガチで息も絶え絶えになっちゃうはずじゃないですか??

 それが「赤帯4のおじいちゃん」ですよ「こんにちわ」ですよ。こんなん一気に緊張アンロックですよ。発電機5つ一斉起動でクリアですよ。

「よ~しみんなに会いに行くぞ~~!♪」33:56

 凶器片手に会いにきてくれる紅白常連アーティスト。

のっち「ファンクラブの皆さんには日ごろからお世話になっているから、感謝……」

ファン「感謝されて殴られるんですね???」

 まぁよくわからんけど対戦してるかたがたも、ぼくみたく万乗パンツにどぎまぎする一般的少年サンデー読者、ましてや生身の異性と喋るなんて動悸が止まらなくなってしまうオタクでしょう(偏見だよ!)。ずっと応援してきたアーティストとなればどれだけ精神が乱れることか。それがこんな茶番にしっかりノってる(ノレるくらいリラックスしてる)んだから凄まじいことですよ。

 

 のっちは透明化能力をもったレイスをつかってファンクラブ会員にせまり……

「**ちゃん♪ 初心者♪ はい~笑」凶器ブスー

「いつもありがとうございます~」凶器グサー

「ファンクラブはいつごろから加入してくださってるんですか?」フックで吊って磔刑

♪走り抜ける 風だけを 残してく 残してく 透明な世界に too many painsってこういうことだったんですかperfume有識者の諸姉諸兄!?

「ねぇみんなちょっとまだ出ないでね~?」

「アッ 一回5人で集まってお話しません? ねぇ?? 一回っ! ねぇ!?」

「あっ待ってみんな出ないで~待って~!! ……この野郎、勝手に出たな笑」

  ……クソ雑魚煽りをし、質問をふったり、熱いファンサービス(暴力)をふるい、そして、劣勢になるや否や、搦め手でファン心理にゆさぶりをかけ(笑)、駄々をこね叫ぶ。

 いろんな意味で魅せる配信をする実況者の立ち回りそのものなんですよ!

 

   のっちの実況プレイのうまさ;初プレイゲームでも一ネタ盛り込むサービス精神

 つぎは『1.2.Switch』55:33~で、これはのっちも初プレイ作品だといいます。

 番組まえからそれなりにやり込んでいたであろう『DbD』と違って、カメラが回ってオーディエンスに観られているなか勝手をしらない初見作品をやらねばならない。

 いわゆる指示厨やゲームに自信ニキからの強い低評価コメントが出てしまいかねない……。

 いわゆるプレイ技術的な面で魅せることがむずかしそうな、この局面でものっちは光っていました。

「これわたし……あの~……ダウンロードして……誰とやることもなく、そのままになってるんですけど……」56:25~

 最後の『FallGuys』1:12:50~は、初プレイではないものの出たばかりのゲーム。状況としては『12S』に近いものがあるでしょう。

これは大人気のゲームで、わたしがやるときは一人でやるんですけどかしゆかが『FallGuys』を、友達とやってるって聞いて」1:14:15~

 もういいのっち、それ以上じぶんを傷つけるのはやめるんだ……。

 

 マウントから自虐まで、なんでもこなせる配信者の鑑なんですね。

 

 肝心の委員長との実況プレイは、

月ノ美兎さんは高校2年生のバーチャルアイドル(略)今年にはいってめちゃくちゃドはまりして、いま一番ホットな月ノ美兎委員長でございます」1:13:40

 のっちがまじの委員長リスナーだと一発で分からせる語彙による紹介で、とってもテンション高まりました。

 ……が、チャンネル登録者数60万人の機材つよつよ配信者である委員長が、この企画の最初に登場した素人であるファンクラブ会員の皆さんの誰よりもクソ雑魚音声というところから暗雲たちこめていたとおり、後番組でのっちさんが補足してくれたところによるにはそのときの回線状況がわるく、オンライン通話はラグ混じりだったそうで、それもあってか、委員長は借りてきた猫のようなマジの清楚なたたずまいでした。

 のっちもこの1時間観ただけでわかるとおりおもしれー女だし、どうにかこうにかもう一回くらい一緒になにかしてくれる機会がおとずれて、お二人のおもしろさがもっと噛み合ってアホをやってくれるところを拝みたいな~となりました。

 委員長はともかく、相手は文字どおり世界をまたにかけ活躍する多忙極まりないperfumeだしなぁ。つくづく回線不良がくやまれます……。

 おふたりともなかなか本調子じゃなかったようで、

「この配信が面白かったかたは、高評価、チャンネル登録よろしくお願いします~」

 というおなじみのあいさつが聞けませんでした。

 えっ、のっちの配信チャンネル存在しない? ウソでしょ?? 登録者数100万人超のバケモノ大手配信者さんじゃないんですか??? え?????

 

 というかんじで、委員長とコラボする機会がまたあるかはどうでもよくて(笑)、のっち自身が実況配信これからもなさってくれないかなぁと思いました。

 のっちの実況プレイもっと見たいですよ。

 Perfumeファンが万乗パンツにどぎまぎするようなかたがたかは異論あるでしょうけど、こっちの意見についてはぼくだけじゃなくってあの配信を見た誰もが頷いてくれるんじゃないでしょうか。だってめっちゃ楽しかったですもんあの実況プレイ。

*1:……というような印象をどうしても持ってしまいますが、でもぼくが入室して以後でも、ジョークがぽつぽつ出るぼんくら時空から途端にまじめな作品検討をしてたりして、素朴に興味深かったです。