日記です。14000字くらい。(実際には10/22午後7時に投稿しました……)
「さすがに月に一つは、日記じゃない長文記事を上げたい」
という位までハードルが下がってしまった……。
※言及したトピックについてネタバレした文章がつづきます。ご注意ください※
1015(火)
■食べ物■
カバヤ食品『塩分チャージタブレッツ 塩レモン味』がカバンにしまわれたままだったので食べてみた。夏の行事準備などではあれほどまでに美味しかったあのお菓子が――『マンモス展』で一緒に回った友人からも不評だったが、その時は普通においしく食べられました(。ただ「こんな粉っぽかったっけ?」とは思った)。そんなぼくでさえ――粉っぽい・まずい・駄菓子のように感じられた。
■書き物■
日記以外の更新がとだえてそろそろ一か月なので、アップしていきたいですね。ただこれ……
①記事をアップできていないのだから、日記だけでも充実させねばならない⇒②疲労する⇒③記事を書く体力がない⇒④日記しか書けない⇒①’記事をアップできていないのだから、日記だけでも(以下略)
……という負の循環に入ってしまった気がする。
■読み物■
田島列島『水は海に向かって流れる』1巻読書メモ
この不穏さはいったい何なのか。
第1話と最新話(?)は講談社公式サイト『マガポケ』で無料で読むことができます。
少年と女がある日出会ったことで、少年の父の後ろ暗い・居たたまれない過去がちらつき、親よりも上の世代や親ほどではないけど年上の大人の世代とからんでやいのやいのするお話です。
めっちゃ面白くって、すごく柔らかく温かいんですが、なんなんでしょうこの異様な不穏さ。
こんなやわらかい絵柄なのに、まるで黒沢清の段ボールみたいな――しかし現実の人物を役者としてつかう清の映画とちがって、登場人物がまじにケガをしようが関係ない漫画らしい踏み込みによる――生活用品が得物にかわって日常が血にまみれる、制御の利かない暴力性「ぎょっ」とする生っぽさが唐突に訪れたりして、とてもびくびくしながら読んでいます。
『水は~』「#6」の暴力の怖さや驚きを、理でとらえようとすることはそれなりに可能でしょう。
お盆というお茶を運んだり何だりと和につながる道具が暴力の得物に使われるというギャップ。現代日本を舞台とした作品で、負の感情を内に抑えていた理性的な成人女性が、瞬間的な暴力を発揮するというギャップ。そうしたギャップが驚きをもたらしている。……そんな風に説明することもできるでしょう。でも、そうしたことを理詰めで逆算して狙ったシーンだという気は、全然しません。
目に見える「ザ・暴力」という暴力は、1巻百数十ページのわずか数ページ描かれているだけで、ほとんどは会話劇です。が、暴力シーンと同じくらい不穏で、緊張感がある。
劇中人物が口に出すことだけ取り上げてみても、内緒話を意図せず聞いてしまっ(て悶々とし)たり、「内緒にしておいてください」とお願いしたことが他の人にばらされてしまったり……情報が、自分のコントロールできない形で唐突に入力されたり出力されてしまう物語です。
そう書くと、未読のかたはもしかすると悪い意味での糞リアリズムというか「とっ散らかった作品なのかな?」と思われるかもしれないですけど、一貫性はかなりあるんですよね。物語的な、というよりも、人物造形的に積み上げられた一貫性が。
田島 1話目2話目までは、本当にふたりの間になにがあるのかわかってなくて、3話目を描く時に、いまの状態はお話をひっぱっていく力がないなとは思っていて、ふたりの間に秘密があるのかなと考えていたら、駅の階段を昇っている時に「わかった」んですね。思いついたというよりも「わかった」んですね。
──わかったというのは、えーと、「そうか、あのふたりそういう関係なのか!」みたいなことですか?
田島 はい。
マンバ通信、伊藤ガビン聞き書き『水は海に向かって流れる』田島列島インタビューより
さきの突拍子ない暴力も、そこに至るまでの流れは、この人ならこう動く、という納得があるんですよね。
『水は~』「#1」kindle換算6%位置No.196中12(紙の印字で9ページ目)3コマ目で、シェアハウスの玄関に座って靴をぬぐ榊さんは、まだ土足で立ちんぼする直達に「牛丼食べる?」と声をかける。榊さんは、直達(というか彼の父)に思うところがあったにもかかわらず、平静をよそおってそのようにふるまい、食卓に向かい合って牛丼を食べる顔は、ほほえんでいるようにさえ見える。{kindle換算6%位置No.196中16(紙の印字で13ページ目)5コマ目}
『水は~』「#5」末部で、まさしく思うところのある本人・直達の父と偶然でくわし、「#6」で爆発してしまうときも、その爆発に至るまでの榊さんの動きは「#1」をなぞるように制御されている。
「今」「お茶 入れますから」「中に入って お待ち下さい」{kindle換算59%位置No.196中115(紙の印字で112ページ目)2~3コマ目}
榊の父にそう声をかける榊さんの一言は、「#1」の前述シーンとおなじく、靴(サンダル)を脱いで玄関から上がろうとするさいに発せられたものだ。(#1のブーツが向きをそろえて靴箱に入れられているのとちがって、サンダルは乱暴にそろえもせずバラバラの方向に向いている)
内心で思うところがある者に、玄関で、飲食物が要るかどうか尋ね、ふるまう。榊さんの行動様式は一貫性がある。
そして、そこから「茂道君と付き合っているんですか?」「違います(略)私 恋愛しないので」などなどと直達の父と会話がなされていくわけだけど……と振り返っていくと怖さの一端がわかってきたように思う。
この辺のくだりは既視感がある……というのも、榊さんに迎えに来てもらい牛丼をふるまってもらった直達も、口にこそ出さなかったけれど、内心で思っていたことと大同小異だからだ。「おじさんの 彼女 かな?」「おじさんの 彼女かー」榊さんに迎えられた夜、直達はそんなことを考えていた。
「#1」でふと直達が口に出したら、そこで話が(悪いかたちで)終わってしまっていたかもしれない、ボタンをひとつ掛け間違えただけで壊れてしまうような不安定さ。そういう不安定さが、『水は~』にはあふれている。
やわらかい絵柄だからこそ、キャラがカメラに背を向けてその(やわらかい絵柄の)顔をのぞかせないとき、余計におそろしく見えるのかもしれません。
暴力につながりうる不安定さを、あふれんばかりの激情を、やわらかい笑顔の下へ必死に抑えようとする日常が『水は~』にはある。
田島列島著『子供はわかってあげない』上下巻読書メモ
最新作『水は海に向かって流れる』がとんでもなかったので遡及して読みました。
少年と少女がある日出会ったことで、少女の父の後ろ暗い・居たたまれない過去がちらつき、親よりも上の世代や親ほどではないけど年上の大人の世代とからんでやいのやいのするお話です。
『水は~』と比べれば『子供はわかってあげない』はユーモラスですね。
ただそれは踏み込みがぬるいというわけではありません。ふつうに不穏なにおいは漂っています。ますが、軋轢をかかえた子供は軋轢自体が記憶のかなたのためか、そこまで切羽詰まっていない(……というかんじかなあ)。
今作『子供は~』はミステリ要素も多分にあって、ユーモアあふれるトボけた展開を(読者であるぼくが「こういう作風の作品なのか」と思って雰囲気に慣れたところで)それが劇中世界の当然・基底現実と認めていない外野からの目線が投じられて、素朴に「はっ」とさせられたりします(。上巻序盤でもじくんがさらっと解くホワイダニットにしびれました)。
田島先生はストーリーテリングが達者・引き出しが豊富だなあと思いました。
誰の子供時代にもあるような何気なくてどうでもいい小ネタが、魔法のような光景へと発展されたりもして、素朴にすごかったです。
『学園騎士のレベルアップ! 〜 レベル1000超えの転生者、落ちこぼれクラスに入学。そして、』読書メモ
もともと作家の三上康明さんによる『小説家になろう』連載作。(ジャンプダッシュエックス文庫にて書籍化するも、1巻で打ち切られてしまったそう。……まじかぁ)
おそらく1巻相当だろう部分までが『そして、さらなるレベルアップを目指して』。第二部がそこから最後まで。チートなスキル(=人々の熟練度が読めるので、適切なステータスアップ法を伝授できる)は、主人公が人々からの信頼を勝ち得たときの爽快感をつよめるエッセンスみたいなもので(=主人公を信頼した人はぐんぐんステータスアップしてすごい技を使えるようになったりする)、立て直し問題児クラスの立て直し・熱血教師(主人公は生徒なんですが、教師が放棄しているので)モノといった感じの内容。
第一部でも第二部でも、チートなスキルが及ばない領域でのあれやこれやが描かれています。(第一部では学力、第二部では財力など)
職人芸なんだろう安定したバランス感覚があって、「立て直しモノ・成り上がりモノを展開させるうえで、集団について細かい・しっかりした区分けをしておくというのは大事なんだなあ」と思いました。
やいのやいのと言われがちな『小説家になろう』掲載作品ですが、実はランキング上位作品でも、そんな快感に満ち溢れた作品だけではないんですよね。読んでいて気が重くなる作品もそれなりに見かける。たとえば『勇者のお師匠様』とか、最近アニメ化もされた『盾の勇者の成り上がり』とかは、打ち明けてしまえば、面白いけどぼくは序盤を読むだけでくったくたになってしまって、エンドマークを踏むに至れていない作品だったりします。
(なるほど面白い、続きも気になる。でも体力要るから後回しにしよう……となり、時間が空いてしまって1話から最初から読み直し、くったくたになってしまって……の無限ループ)
『学園騎士のレベルアップ』も上に挙げた2作と同じく、王権社会の貴族たちは腐敗していて平民を(とくに主人公を)差別し虐げています。……こういった作品を読むと頭をよぎってしまうのが、ディズニーによる動物たちの暮らす世界を舞台にしたアニメの制作を180度方向転換させて(主人公の変更という大工事!)現在おがめる形の『ズートピア』完成へと導いたアンドリュー・スタントン氏による疑問です。
詳しくは『名馬であれば馬のうち』さんのおまとめになった記事(とても勉強になりました)を読んでもらうこととして、適当にまとめると、
「お話の主人公をいやな世界で虐げられている人と設定して、更にお話の内容をいやな世界がいかにいやらしいか描くことへ焦点を合わせると、それを見た受け手はその世界がいやンなるんじゃない? 主人公がその世界に留まってほしくないと思うんじゃない?」
という疑問です。
『勇者のお師匠様』は特につらくって、第一部から虐げられた(しかしそれでも健気にがんばる)主人公の鏡像・将来像らしい人々との対決なので、「そこで彼らがつぶし合う必要あるの? そこまでしてその共同体で頑張る必要あるの? 頑張った結果が彼らなんですよね? 出口まったく見えない……」とのっけから気が滅入ってしまいます。
(ただまぁ『盾の勇者』は、主人公がしいたげられた結果として復讐心を持ち、実際その後に復讐したりもするので、読んでる側の心境もちょっと異なります)
やたらとハードモードで人が死にまくる展開とか、学校の教室1クラス単位で異世界転移してギスギスする『リヴァイアス』『バトロワ』方向のお話とか、そういう作品はそれなりにあるので、『なろう』読者はメンタルが強いなと個人的に思います。
このへんについて『学園騎士のレベルアップ』は、読んでいて希望が見えるし、主人公の立身出世を追いかけていたくなる作劇だなぁと思いました。
『学園騎士のレベルアップ』は学園を国(全体の問題)の縮図化したうえで、早々に主人公にとって好意的な人物から成る安全地帯を用意しています。
第一部では、主人公は入学初日に寮の一室のルームメイトとひと悶着したうえで信頼を勝ち取って、寮室を好人物がいる安全安心なふるさと的領土とします。{しかもこの悶着で提示されるのは、虐げられる主人公⇔差別する周囲という一方的な構図ではありません。計測機器の不備で底辺クラスにいれられたことを「間違いだ」と訂正しようとする主人公の(一見ただしいけど、じつは)差別的な不見識をルームメイトが突くことで、主人公以外にも好人物はいるし・主人公だって何かしらの偏見があって自身も改善すべき点があるんだよと提示します}
寮室をでた主人公は、彼らが学ぶ教室(血筋・能力的に底辺があつまる黒鋼組)で悶着をしクラスメイトから(大体の)信頼を勝ち取ります。ここで第一部完。
第二部からは、(大体の)信頼を勝ち取った黒鋼組の教室内を主人公に敵意をいだく者のいない安心な領土とし、黒鋼組以外のクラスとの対決を描いていきます。敵対クラスの矛先は、第一部のような主人公単体へ向かうのではなく黒鋼組全体へ及び(給食をまずしくするとか、黒鋼組の寮のガラスを割って室内を荒らすなど)、自分たちの領土の安全をおびやかす問題の解決に黒鋼組全体で対応することとなります。
(解決の糸口は主人公の機転によるものではあるけれど、そこで強く反対されたりはない)
主人公らに苦難がふりかかるけど、そこで揺れるのはあくまで物質的な部分であって(寮の糧食や部屋荒らし)、精神的な部分は落ち着き団結している(。物質的な攻撃によって内紛・離反が出たりなどしない)。安定しているうえに、主人公を認めその精神性に感化されるひと・領域は着々と増え広がっていく……そこが『学園騎士のレベルアップ』を安心して読んでいられる理由なんだと思います。
着々と増えていくのはヒロインもそうなんですが、これはこれで職人という感じもします。『学園騎士のレベルアップ』はお色気方面のサービスシーンや主人公への好意が長々書かれる類のものってほぼなくて、「増えていくのがお約束だから増やしましたよ」という感じがなくもない。
{『小説家になろう』掲載作をランキングを参考にして読んでいると、びっくりするくらい大勢のヒロインから異様なまでに惚れられた作品にすくなからず出くわしたりもするうえ(『小説家になろう』ランキング上位に位置していたけれど掲載NGがでて、18禁の姉妹サイト『ノクターンノベルズ』などに移った作品なども無くはなかったりするのです)、※「ここまで盛り込む必要が?」と首をかしげてしまうくらいのサービスシーンやら女性の体型についてそれなりに文量を割いた描写やらを見かけたりするので、あっさりした距離感の『学園騎士のレベルアップ』みたいな作品を読むと癒されます
(追記;※最近読んだなかだと『育成スキルはもういらないと勇者パーティを解雇されたので、退職金がわりにもらった【領地】を強くしてみる』とか。くわしくは来週の日記で読書メモにて)}
普通に面白いやら、軽く楽しめるやらと言うと失礼かもしれませんが、こうサラっと読めてサクっと楽しい気分になれる作品が手軽にアクセスできるのはかなりありがたい。(とはいえウェブ版の連載も、この第二部で終わりなのかな? 難しいものですね……)
1016(水)
宿直日。
基礎の基礎の報連相をし忘れてしまって、いろいろなところに大迷惑をかけてしまいました(これを書いている16日の時点では現在進行形で迷惑をかけてしまっている)。ほんとう申し訳ないし情けない。
■建物■
昼間はしなかった焦げくさい臭いがどこからともなくするのだが、出所がわからない。雨漏りでショートしてそれが臭いとして~とかではないか? と頭が痛い。
1017(木)
宿直明け日。
報連相をし忘れたことの当日。申し訳ない。
■食べ物■
カバンのなかに残ったまんまのカバヤ食品『塩分チャージタブレッツ 塩レモン味』を食べる。そのときの体力量に拠るんだなあとなりました。あれこれ回ったあとなので口の中は粘っこく、その状態で食べるとコレがめっちゃうまいのでした。1個で飽き足らずすぐさまもう1個食べてしまった。
1018(金)
■社会のこと■
「刺さる層もあれば刺さらずそれどころか遠慮する層もいそうなプロモーションだ」
と、とある漫画の絵・そこに配された文字を見て思いました。
なにって曽田正人先生『Change!』の話です。
これ以前の読書メモに書いた通り、ぼくにとっては『Change! 和歌のお嬢様、ラップはじめました。』なんですね。電子書籍の表紙のとおり、『Change!』は小さく表示され、『和歌のお嬢様、ラップはじめました。』が主題のように掲載されています。
これは読書メモには書きませんでしたが「曽田先生レベルの大御所でも、今風(?)の長文タイトルにせにゃならんのだな……」と世の中のつらさに恐恐としたんですが、紙の書籍へクリックし切り替えたらビックリ『Change!』だけなんですよ。
『和歌の~』は影も形もない。
ほかにも表紙絵がちがう(紙のほうの表紙はラップな動的なお嬢様のほか、スーツの中年男性が並び立っている。)とかもあるわけですが、作品タイトルからして違うというのは驚きでした。こういうこともあるんですね。
1019(土)
午前中はなんだか眠ってしまっていた。
午後は午後で体がだるくて、横になりながら『にじさんじ料理対決』を観ていました。
■ネット徘徊■見たもの■
vtuber"にじさんじ"リレー配信『料理対決』を観ました
秋といえば食欲の秋、vtuberのかたがたもそういったイベントをあれこれしてました。
vtuberグループ"にじさんじ"のかたがたによる料理対決リレー配信(リンク先非公式wikiの記事) を観てました。
意外や意外、ガチ料理対決です!
観る前はもっとゆるい企画だと思ったんですが(もちろんネタに走るチームもあったし、努力はしたけどマジに料理できないコンビもあったんだろうと思うんですが)、まじにおいしそうな料理が出されていて、これは良いなあと思いました。
ぼくのようなアラサーにとっては、テレビ朝日系列のTV番組『愛のエプロン』を思い起こさせる企画ですね。芸能人のかたが料理の腕前を競ったり、料理下手なかたがそのダメさによって笑いを誘ったりした番組です。
『にじさんじ料理対決』は、審査員の叶さんが「だれもエプロンを持ってきてない」と言うように、料理するためにいちいちエプロンなんてしないふつうの人々がふつうに料理の腕前を競う、飾らないガチさがあります。ふつうと言うとハードルが低そうな感じがしますが、どこの街にもふつうにレストランが点在するように、参加者のなかにはとても手際よい人だっていて、上位の料理は、ふつうにお店でお出しされてもおかしくありません。
素朴さがあるとすれば、資材の制限によるものも大きそうでした。調理時間はタイトだし、食材にもある程度制限があるようだったし、調理道具にも憂いがあった(お題はハンバーガーだけど、ヘラがなくてハンバーグをひっくり返すのに一苦労されていたようだった)。たぶん料理がうまいチームはそうした制約がなければかなり凝った料理が出せるんではないかしら?
今回は、制限されているがゆえに、観ていて自分も(手際とかはともかくとして)ライバーさんたちが作ったおいしそうな料理をマネして作って食べてみたいという、自分の生活に彩りを与えてくれそうな、"がんばれば手に届きそう"感があって、よかったですね。
また、ネタに走ったひとも料理下手なひとも、「お、おう……」と思ってしまうようなガチさがあって、こういう気まずさはTVじゃ出せない部分かなあと思いました。
〔これは即興的な展開ですけど、緑仙・夢追コンビの料理配信では、まじの料理実況・解説として機能していた伏見ガク&社築ペア・叶さんの御三方が、花畑・御伽原コンビ~笹木・リゼコンビによる後続の配信では、バトル漫画の実況解説・モブになっていて(料理配信なのにどうして……?)、このトーンチェンジはすごいと思った。{前段の花畑・御伽原コンビが厨房に残したデスソースを、笹木さんが悪ノリして調味料として使い(この時点でちょっと『喧嘩稼業』感がある。屍か?)、10滴垂らしたフライパンで炒めて、周囲が激しく咳き込むなか、なぜ咳き込むのかメカニズムを社さんが喝破するところなんて「粉塵爆発って知ってるか?」のノリじゃないですか }〕
▼『にじさんじ料理対決』バランス取れた配役
縦に横にとバリエーション豊かなかたがたの参加した大型コラボでした。
18年2月始動時の最古参である1期生(エルフのえるさん)に、3月からの2期生(伏見ガクさん、家長むぎさん)、5月から加入のゲーマーズ(叶さん、7月からの笹木咲さん)、6月から加入のSEEDs(1期から緑仙さん夢追翔さん、社築さん、花畑チャイカさん。8月の2期から鷹宮リオンさんでびでび・でびるさん)に統合後の19年3月加入者(御伽原江良さん)・3月末加入者(リゼ・ヘルエスタさん)まで、幅広い配信者がコンビを組んで料理にのぞんだり、食べて感想を述べたりされていました。
企画は、料理のトップバッターをつとめた緑仙さん夢追翔さんっぽい。判定は伏見ガクさんと社築さん、叶さん。
ガクくんは『おはガク』というvtuberでは珍しい朝の配信で、リスナーと一緒に朝食をたべて過ごしているかた。ほかにも緑仙さん夢追さん司会の企画『にじさんじ格付けチェック』参加時も、高級食材か否かを当てる試食パートで正解していて、にじさんじで食べ物といえばこのかたなのです。あととにかくレスポンスがやわらかくて、他人の良いところを見つけてくれるかた{し、だからといって毒がないわけではないかた(笑)}なので、こういう企画には持ってこいですね。
(そのやわらかさについては、ぼくの過去の日記でも、『水の雑談』という雑談企画におけるリスナー全肯定ぶりを取り上げた通り)
社築さんは社畜として知られるvtuberさんです。二人とも自活勢という印象だし、とくに社さんは理詰めのひとで、なんでもそつなくこなすイメージ。
叶さんも自活勢ですね(ですよね?)。今回はにじさんじの社内スタジオでの配信みたいですが、彼の部屋が厨房として使われたりなんだりする印象があります。ソロ配信中に緑仙さんから公開コメントで誘われて審査員に。
……その辺の流れからぼくは当初は「ゆるい繋がりの軽いノリのあれだな」と思ったんですが、振り返るとこれスゴい采配ですね。
叶くんが加わったことで、審査員が活動歴・出身が見事にバランスよくなったんですよね。あと、3人だと評価もだいぶ取り回しがよくなる。
2人が否定的評価に回ってしまってももう1人がディフェンスに回れるし、役割が固定されないから発言に自由度が出てました。
むぎえるコンビの、がんばってるけど努力が結果に結びつかなかった料理について、社さんはもちろんガクくんでさえ厳しい評価をするなかで、叶くんが擁護に回ったりとか。(この擁護もトボけてて、空気をより好くしていたように思う)
花畑・御伽原コンビの、ネタに走ったら思った以上にやばくなってしまった料理について、叶くんが調理中の異臭で退場し、完成後ひとくちしてガチにえづいたり(飲み込もうにも体が拒否することってありますよね……)、社さんも料理中などダメ出しをあれこれして仲良い料理人側からの投げかけでプロレス的な大声もでて、「ちょっとこわいかな?」と感じるところで、ガクくんが平然と食べて小公女セーラのような具合で"よかった探し"をしたり。
だめなところはだめと正直に伝えながらも、居たたまれない雰囲気になるまえにストップがかかる、よい空気になってましたね。
スルーするのがよいんでしょうけど書いてしまいます。
反響をあさってみると「かなかな(叶くんの愛称)は元ゲーマーズに甘い」という声もあったみたいですが、この意見ぼくには全くわかりませんでした。笹木・リゼ組をふくんだ過半数上位3組の順位は叶くんがいようといまいと同じなんですよね。で、決定的な差が出た下位にしても、甲乙つけがたいヤバさがあったしヤバさの方向性も違うから、叶くんがいようといまいと割れてるんですよね。(ギバライカ組の配点はガク>社、むぎえる組の配点はガク<社)
ギバライカよりむぎえるを推した……というか前者を下げた叶くんの評価も、素朴に納得いくものです。(ふつうにえづいてしまって食べれてないわけですからね)
▼『にじさんじ料理対決』料理・その模様について(むぎえるパート、の前の救済処置のエラさ)
さて料理というとにじさんじ内で記憶に新しいのは、『みどりさんといっしょ』第2回です。
緑仙さん夢追さんの企画で、いくつかの動画から成る小番組です。その一コーナーでは、緑くんカメラ・ガクくん見守り・むぎさん調理でハンバーグ料理配信をやっていたんですよね。
今回の料理対決がハンバーガーということで、「なるほどあれは救済企画だったんだ!」と柏手を打ちました。
日曜昼の『噂の東京マガジン』という番組の『やってTRY!』というコーナーをご存じでしょうか?
街頭で若い女性を呼び止めてブッツケ本番であれこれ料理をさせて、とんちんかんな試行錯誤をまとめた映像をお茶の間に流し、さらにスタジオにいる中年男性たちが――自分たちだって「やれ」と言われたらできないだろうに――最近の若いコはこんなこともできないのかみたいな具合に笑うという、「いつまでこんなん流してるんだよ?」と男であるぼくが観てもキビしい気持ちになるコーナーです。
『やってTRY』的な他人を馬鹿にしよう食い物にしようというような上から目線以外に、どんな楽しみがあるのか?
その点において『にじさんじ料理対決』は、料理するひとも食べる人も同じ目線の高さでワイワイ「みんなで楽しもう」としていて(で、前述の段取りの通り、「楽しめるだけの土台もある程度用意しておいて、それからはしゃごう」という優しさもあって)、にじさんじの配信者さんたちがさらに好きになりました。
ただまあ本チャンのむぎえるの料理は焼き肉系ハンバーガーで、ハンバーグの出番なしだったみたいですが。現実はきれいに伏線を回収できもしなければ、料理の知識も一朝一夕では身につかないものですね……。(いや、あののハンバーグ作りの経験が「ハンバーグでは時間がいくらあっても足りん」という解を導き、事故を未然にふせいだのやもしれません。時間切れで未完成とか、ナマで食中毒とかが一番こわいっちゃこわい)
▼『にじさんじ料理対決』料理・その模様について(でびとリオンコンビの新たな魅力)
でびでび・でびるさんと鷹宮リオンさんのコンビはにじさんじファンからするとおなじみのコンビで、ちょっとアホっぽいリオン様と、彼女のフォローをしたり一緒になってアホをやったりするでびでび・でびるさんという姿がすてきです。(最近はふたりでパリに旅行へ行ったらしい)
また、でびでび・でびるさんはぼくにとってにじさんじ内でも屈指の知性派のイメージがありました。ロールプレイが乱れないし、地頭のよさコミュ力の高さ器の大きさが段違いで、にじさんじ内外の誰とコラボしてもトークがしっかり暖かく回る安定感があるんですよね。
上でちらっとふれた緑仙さん企画で夢追さん司会の特大コラボ企画『にじさんじ格付けチェック』では、二択クイズのうち片一方の答えを選んだひと控室の取り回しをそれぞれ緑仙さんと一人ずつ担当されていたりもしましたが、「そりゃそうさなあ」と納得の役回りでした。
(この企画に参加者のひとりとしてクイズに答えた伏見ガクくんが、控室で待つでびでび・でびるさんを「でびるくん!」と呼びかけタジタジにさせた、"藤岡弘、"さん的なさわやかさと妙な味のある会話がとても好き。リンク先ニコニコ動画に投稿された切り抜き。
そういうイメージがあったので、今回の配信ではでびでび・でびるさんとリオン様の立場が逆転したような意外な姿が拝めて、たいへん面白かったですね。
ぼくもギバラちゃんやむぎちゃんでびる君といっしょで料理まったくしないし出来ないんですけど、友人知人と料理とか絶対したくないんですよね。
あまりに知識がなさすぎて、まじで何をしていいか分からないから棒立ちになってしまうし。あまりに技術がなさすぎて、友人から「適当でいいから切って」とか言われて何かすると、常識人の「適当」の範疇にない非常識なふるまいだったりするらしく、「いやいやそれはないよ!」と常識人から驚きと非難とで大きくなった声を飛ばされてしまう。
そうすると、(不出来な自分の一体どこにあるのか分からないけど)自尊心が傷つけられて気が落ちるし、「え"適当でいい"と言ったのはそっちなのに」などと反感をつのらせたりもする。手と耳と口との入出力が忙しくなって、頭がフリーズしてしまったりするんですよ。
でびるさんがエラいのは、そういうフリーズがないところで、たぶん早い段階で自分のできなさに見切りをつけて、じゃあ「場を暖かくする・配信映えする立ち回りがなにか?」と最適解を見つけて実行できるかたなんだろうなあと。見習いたい。
リオンさまも、時間制限があるなかでただでさえ気が張る料理中、声をあらげず、今回の件で「ママ宮」と称されるような慈愛あふれる姿を見せて、これはすごかったですね。器がでかい。ぼくみたいに切り抜き主体で見てしまって本配信をなかなか追えないにわかファンだと、彼女のワイワイぎゃーぎゃー騒いでる姿ばかりが印象に残ってしまいがちだけど、本配信を見るとわかる通り、とにかく他人にやさしい……。
1020(日)
完全に体がだるくて、一日横になっていました。
この連休はにじさんじライバーの配信が詰まっていて、流しっぱなしにしていたような感じがする。
かえみとの休日をリアタイ視聴してました。(昼)
かえみとオフコラボ配信はどきどきしてしまう。
というのも、委員長はふだんだと、たとえ一度話したトピックでも初見さんが振り落とされないよう(ザックリとでも)概要を説明する傾向にある配信者さんなんですが、かえみとコラボのときはその辺を省略して会話をすすめたりする。緑仙しゅきしゅきbotと化したご学友の話も毎度おなじみのトピックなんだけど、「あ~」とも何とも言わずにスルーされたりとか。
気心の知れた友達同士がだらだら過ごす休日という感じで、とても二人の雰囲気がよいからとてもリラックスして見れてしまう一方で(じっさいぼくはこの配信を環境音楽のようにして聴いてました)、ふたりがお互いを見ているふたりの空間を「見てしまっていいんだろうか?」といまだに思ったりもする。(オフはオフでもオフラインでなく、仕事をオフにして遊びに行ってくれて全然いいんですよ? という気持ち)
上の”質感”(これも死語というか、今いちばん古臭くしゃらくさく感じる語彙になってるなあ)的な話とは別のトピックとして。
『楓と美兎~休日編~』では、超A&G+のネットラジオ『にじさんじpresentsだいたいにじさんじのラジオ』の同時視聴配信もやられてました。マンスリーホストは委員長、今回のゲストはリゼ・ヘルエスタ第二皇女。委員長の大ファンだというリゼさんのふにゃふにゃぶりがかわいかったですね。{何度かコラボしてるし、オフで外食もされている二人(竜胆尊さんでびでびでびるさん委員長の3人でストリップクラブ観劇される前のできごと)ですが、今回がいちばんふにゃふにゃしてた気がする}
ラジオなので曲をかける(にじさんじ外の歌をかける)時間があるんですけど、委員長がその曲をえらんだ理由を語っていて、「はぇ~」となりました。カットされた話題やラジオ収録中のスタッフの様子なども語られていて、正しくオーディオコメンタリ。ラジオの委員長・リゼ両名のトークも聞けるし、配信の美兎と楓両名のトークも聞けるし……という、良い具合の話の挟み具合で、そこも良かったですね。
にじさんじ内だと過去にはAmebaTV配信の『にじさんじのくじじゅうじ』を、Youtubeにじさんじチャンネルで他にじさんじライバーと同時視聴企画などもあったわけですが。そっちだと、ただでさえその番組自体がTVらしい詰まったテンポと片手じゃ足りない共演者の数なうえに、同時視聴配信もさらに別のvtuberさんが4人くらいでしゃべるという形で、一緒に視聴するのはけっこう意識がとっ散らかって大変でした。
登壇者2人(ホスト・ゲスト)の1対1のトークである『だいさんじ』ラジオ+配信者2人の『楓と美兎~休日編~』による同時視聴配信はアリだと思いましたね。ぼくの処理能力だと、情報量としてこのくらいがちょうどよい。
vtuber"にじさんじ"コラボ配信『にじさんじ運動会』を観ました。
秋といえば体育の秋。vtuberさんたちもそういったイベントをあれこれしてました。
{先週は、『マイクラ #VS運動会 でびる組 VS ひまわり組』がありました。日記に書き忘れたけどこれも面白かった。
ひまわりちゃんでびでび・でびるさん両名による自作マップ・自作競技だし(出来自体はかなり豪華。よう作ったなあという感じ。笹木さんの卒業式のときの『マインクラフト』内建築物の作り込みもそうだったけど、キメるときはばっちりキメてくれるんですよね)、良い意味での手作り感があって、それが参加者主催者のカラーに合ってたんですよね。このひまでびによる『マイクラ運動会』も、緑仙さんたちによる『にじさんじ運動会』もどちらとも障害物競走があるんですけど、前者は自作マップの強みで、悪魔らしいおそろしい仕掛けがあったりする。
競技はそのほか、鉱石探し、玉入れ、チーム対抗図画工作、アイテム探し+お題消化など……配信者のゲーム習熟度に依らない種目がけっこう多くって、ワイワイキャッキャなエンジョイ特化型の企画だった印象です。
お題はモノマネから、自分の名前でアイウエオ作文、好きなvtuberのどこが好きか発表、自チームメンバーへの感謝を一言ずつなどで、これもよかったですねえ。モノマネとかアイウエオ作文はほかでもわりあいやっていたりするし、好きなvtuberも言わずもがなですから、その場で詰まって事故るということがあまりなさそう。結びつきを深められそうなお題でこれまたよい。
1期生出身勇気ちひろさんから最近デビューの早瀬走さんまで、幅広い層による大型コラボで、ぼくが見かけてないひとが参加されてたのもうれしかったですね。初からみの人々もけっこういそうな感じで、新鮮でした。
仕事忙しい組の黒井しばさんが大勢とからむ姿も拝めてよかった。ちょっと全体を引いて撮るカメラ的な立ち回りをしていたりとか、配信者の人となりが見えるのも好ましかった}
『マインクラフト』の(にじさんじ外の)うめJam氏ケイヅキ氏による配信マップ『マイクラ陸上』にvtuberグループにじさんじの面々が集まって、実況プレイ配信してました。(途中から観たので、まだ最初のほうは見てない)
配信マップ『マイクラ陸上』はしっかりとゲーム内でプログラムを組んだマップで、ミニゲームがミニゲームとして完成されてました。
緑仙さん黛灰さんドーラさん夢追翔さんが企画側(司会やカメラ担当)で、競技参加者は2期生から新人さんまでさまざまな配信者さんが参加してのこれまた大型コラボでした。
配信は全部で3チャンネル(赤組 、青組、競技者を中心とした総合視点)。キャラ位置(カメラ)を自由にうごかせる、神的な権限をもった企画側の視点 + チーム参加者(or競技参加者)のチャットボイスが聞こえるというような配信です。応援などにチームごと別々の色が出ていて面白かったです。
教室・担任みたいな役割分担は、去年の大型コラボ『にじさんじバトルロワイヤル』の流れも汲んでいるのかなとも思うのですが、ゲームルールの違いもあってか、かなりスッキリした配信になっていた印象です。全配信観るのも可能なサイズ。
(『にじさんじバトロワ』だと、上の三つの視点に加えて、各参加者の個人視点があって、一挙30配信ほどありました。好きなものだけ観れば良いじゃんと言えばそれはそう。でもたとえば任天堂『ポケットモンスター』は全ポケモン集めなくたってポケモンマスターになれるしEDロールだって拝めるわけですが、ポケモン図鑑に空白のページがあることに、微妙すぎるくらい微妙だけど「自分はこのゲームを全クリしたとは言えないな」みたいな、不能感・欠落感をいだいたりしませんでしたか? しなかった? そうですか……)
『にじさんじバトロワ』との比較でいえば、あちらの企画はゲーム習熟度やルール理解度で露骨に差が出る企画でもありました(それはそれでガチでよいと思うし、ゲームシステム上の勝利はともかくとしてキャラの魅力を出せた配信上の勝利を収めたアイドルチームなどもあった)。これは正直ぼくは気にしなくてよいと思う声ですが「あの人とあの人は一緒のチームだと強すぎる」みたいな不満をあげてる人もいましたね。
『にじさんじ運動会』は、その辺の不満さえフィードバックした、バランスのとれた企画だと思いました各種目代表者を選出して競技をするというかたちで、ゲーム習熟者が出ずっぱりになるという事態は起こらない。自分の成績にとらわれず外野でわいわいしている時間もそれなりにあるので、トークに強い人も輝く。種目はチーム戦だけでなく、個人競技で得点を競うものもあるから、ゲーム下手で集団戦だと即退場したり埋没してしまったりするひとも、この形式だとスポットが当たりつつ、(その人以外の競技出場者がつよければ良いので)足を引っ張る要因にならない。
ゲームうまい勢がうまくカチ合ったりもしたので、ガチ勝負期待勢も満足の配信だったんではないでしょうか。
リアタイ視聴は赤組視点から。敵へも味方へもかなりひどい罵声を飛ばしているんですけど、これはわりと笑って観ていられました。とくに2期生出身・剣持刀也さんへの罵倒がすごいなと、かれの所属する青組視点を見てみたら、味方からも辛辣なヤジが飛んでいてクソワロでした。
配信を見ていて、安心し笑っていられるか⇔そう思えず、居たたまれない気持ちになるかを分けるのは、双方向性・対等な関係性が見えるか否かがぼくにとって大事なのかなと思います。
『にじさんじ運動会』のヤジも、本意気で言ってないネタだと理解できるもの{=ユーモアの域にとどまるもの・ネタとして色づけされているもの。(今回だと、葉山舞鈴さんの声色と唐突な飛躍が光ってましたね。「丸刈り」とか近年の事件とかもあったし、空気が凍ったっておかしくないんですけど、あのほんわかした声で唐突に投げ込まれると大草原がはえますね)}だというのもあるし、誰かが叩かれて終わりでなくて、逆に別の場でヤジを飛ばしてたりする……そういう双方向性がうかがえて良かった。
かえみとの休日をリアタイ視聴してました。(夜)
『みと夏』が見れてよかった。『にじさんじのくじじゅうじ』が見れてよかった。『KANA-DERO』(リンク先自ブログ感想)が見れてよかった。『Mr.Music』が聞けてよかった。『Virtul to Live』が見れてよかった。そういう気持ちで聞きました。
コラボ曲の提出が一番早かったでろーんのこと。1期生全員コラボ企画をいつも立ててたでろーんのこと。今度は私以外の人が立ててと言えるようになったでろーんのこと。そういう彼女を思い出しながら聞いてました。
1021(月)
■ネット徘徊■見たもの■
【#Vのから騒ぎ】嫁来いVtuber編を見ました。
ニコニコ動画の切り抜き(妄想小説発表会にグイドンの薄い本で来てわからされてしまう宝鐘マリン【Vのから騒ぎ】)から遡及して全編観たんですが、これは切り抜かれてないところも面白いですね。(ダジャレめいてますが)にじさんじには葉山舞鈴という新星がいるけれど、ホロライブ(3期生)には宝鐘マリンという若き船長がいるんだ……。
当該切り抜きでもそれだけじゃないところがうかがえてましたが、本編配信ではマリン船長は先輩vtuberさんたちへ直球を放り込みもしていて、かなり空気がにぎやかですね。
マリン船長と同じホロライブで(1期生)人気もバカ高い白上フブキさんは顔と名前は知ってるけどあまり詳しく存じ上げてなかったんですが(動画の役回り同様アイドルらしいアイドル、清楚キャラだと思ってました)、けっこうに良いキャラしてますね。後輩マリン船長に助け舟を出すのかと思いきや、3DCGモデル・キャプチャ配信がつよいホロライブの特色を汲んだ追い打ち攻撃していてわろてしまいました。死体撃ちレベル。これじゃキツネじゃなくてハイエナですよ!
更新履歴
10/22 7時ごろアップ
21時ごろ追記・修正 vtuber葉山舞鈴さんの名前を葉山真鈴と書いていたので直しました。申し訳ないです……
10/24 朝 ミスって別記事を上書き保存
夕方Googleキャッシュから復元。書き足したものがリセットされたけど、そこもだいたい補填できた気がする。