日記です。1万字くらい。委員長の実況プレイ配信経由で『シャニマス』にハマって更新がおくれてしまいましたね(とりま1万5千課金しましたね)。
※言及したトピックについてネタバレした文章がつづきます。ご注意ください※
0414(火)
■社会■
祖母の確定申告書類をしたためる①
祖母の確定申告について、書類をようやっと作り始めました。
毎年つくるたびに、「よっしゃ完ぺきに理解したわ。もう何個だってかかってこいよ(?)」となるのですが、次の機会が訪れたときにははたしてどうすればよいのか、何もかも忘れてしまいますね。
0415(水)
■社交■
アナと雪の稼業
姪っ子(2)が『喧嘩稼業』上杉均の完全な煉獄ばりに日常会話のさまざまな語句から「♪イツジアンノ~~ン」に繋げていました。
母屋で兄家族をふくめたごはん。この水曜日の慣習について、みんな仕事場一緒なので「しなかったところで」なんだけど、「こんなご時世だしどうする?」みたいな話が出た……いや先週の話だった気もする。
甥っ子たちも小学校休校中だし、(親族とはいえ)他人の顔を見る機会ができるのは気分転換によさそうな気もするなぁと思いました……まぁ当の甥っ子たちはご飯を食べて早々、有吉の番組を見るために2階へ上がってしまったんですが。
■社会■
祖母の確定申告書類をしたためる②
例年どおりだと思ったら、いつもとちがって書類が多いぞ……。
0416(木)
■社会■
祖母の確定申告書類をしたためた。
必要書類は余裕をもって渡された(祖母の仕事)のに、そこから書類作成・提出まで(zzz_zzzzの仕事)がのびのびになってしまっていけないですね……。
今年度は祖母はだいぶ病院に行ったみたいで、「えっそんなに!?」とビビる領収書があり、医療費控除なども考えなければならなかったが、レシートはよく見たらみんな数年まえだったり、保険適用外(入れ歯?)だったりで、けっきょく保険対象分は10万円どころか5万円もいかなかった。
FANZAのVRが死んでいる。
PSVRから覗くFANZAのVR動画再生環境が相変わらず(? むかし以上に)死んでるので、「実際どのくらい読み込み中なんだろう?」と試しに計ってみたら、10秒再生してその後1分以上クルクルとかだった。
たぶん平日昼間とかならまだ行けるんでは? という気がしますが、しかしぼくは貴族ではないからわからない。
■社交■インターネット徘徊■
A氏の最近のおすすめは天音かなたさんらしい。
高校からの友人A氏からLINEが来た。ホロライブの天音かなたさん(と桐生ココさん)がおすすめらしい。{ホロライバー以外にも、安戸ゆげ氏もよいそうな。(実況プレイ配信を、脱線的茶番をせずまじめにゲームを進めてくれるらしい)}
ということでマリン船長{やスバルくんや、うい先生(は個人勢だけど……)}以外のホロライバーについてdigることに。
ホロライブなかなか見れてない勢としては、「可動域ひろっ!?」となりました。ホロライブのLive2D技術すさまじいな……。
ぼくが見に行く船長の配信は、なんだかんだ船長自身を見ていることが少ないので、ホロライブのひとがただ動くだけでいくらでも見ていられてしまうということに、いまのいままで気づけてませんでした。
{雑談配信は、トークが面白いのでラジオ的に聞いてしまうし。そうでない配信についても、船長の姿以外の部分に気が向かう配信を観がちなのでした。(たとえば、お絵描きうまうまvtuberさんないしプロのイラストレーターさんとの共同お絵描き配信や。お絵描きゲーム『パスパルトゥー』配信のような)}
という話をしたらA氏から「白銀ノエルさんはデザインも相まって3Dかと思った」との話。
zzz_zzzz「胸周りの立体感すごいっすね……」
A氏「でしょ?」
だよね、エチチコンロ点火、エチチチチ
A氏「塗りが上手過ぎるよね。鎧の金属らしい光沢と重量感が……」
そうそれ、そういうことが言いたかったんですよねぼくも。
0417(金)
■身体のこと■
今週はじめくらいに、利き手の親指の甲側の皮がむけ、最初は表皮とおなじ色合い(の外皮っぽい感じ)だったので「ケガしたかと思ったけどケガではない! ラッキー」と気にしてなかったものの、ここ1日2日でなにやら表皮下の組織らしい色合いに(赤黒く)なり、しかもなんか痛くなってきた。
■社会のこと■
CO-VID19関連での興味深い語彙①
ガウン製作に協力するのは一時帰休するスタッフのほか、公有休のスタッフで、1日あたり最大30人を想定。(略)ANAのスタッフは職種や性別を問わず、縫製と補助作業で支援する。ガウン製作時間は勤務時間に含まれず、ボランティア扱いとなる。
製作するガウンは、感染症防護に利用できる医療用アイソレーションガウンで、手術以外の施術や簡易的な処置、面会者・患者用として使用する。
Yahoo!ニュース掲載(Aviation Wire)、『ANA、医療用ガウンの縫製支援 一時帰休スタッフらがボランティア』より
自粛を要請。
公有休でボランティア。
CO-VID19関連での興味深い語彙②
小学館に問い合わせしたところ、編集部の担当者から「新型コロナウイルス感染対策として、原則全社在宅勤務となっております関係上、正式なお答えができません」と回答があった。
弁護士ドットコムニュース掲載、『『100日後に死ぬワニ』の帯文が波紋…「描き下ろし漫画28P」はどこに?「優良誤認表示」との指摘も』より
■ネット中毒■
vtuber関連に語彙が適応されてきた
フーコーはなんで新訳ではなく新装なんでしょうか。
— EnJoe140で短編中 (@EnJoeToh) 2020年4月10日
「新装」を「新衣装」に空目して、「また知らないvtuberさんがチャンネル登録者数5万人10万人達成したのか」と思いました。
0418(土)
本文
■インターネット徘徊■見たもの■
vtuber『【初見】"シャニマス"ってゲームをやろうと思うんだ【月ノ美兎/にじさんじ】』を観ました。
いちから社の運営するバーチャルYoutuberグループにじさんじに所属する月ノ美兎委員長が『アイドルマスター シャイニーカラーズ』の実況プレイ配信をされていたのを観ました。(録画)
人気シリーズ『アイドルマスター』のソシャゲの一つ。
ゲーム内容についてはさっぱり存じ上げませんでしたが、劇中のイラストのすごさについては、本職イラストレーターのひとがそのすごさ・特異性を解説した記事が話題となって、門外漢の僕の耳まで入ってきたりしました。
(note運営、ゲームキャスト掲載、イラストレーターたまとが氏の解説による『シャニマスの絵って、何がすごいの?プロイラストレーターがわかりやすく教えてくれたのでまとめる。』)
……ただ、その記事を読んでもけっきょく手を出さなかったんですよね。
委員長の実況プレイ配信を見てビックリ、耳に入っていたイラスト面でのすごささえ実物のすごさの一部でしかないじゃないですか! 『シャニマス』のイラストは一枚絵として完成されているだけでなく、(SSRカードは)数枚の絵を組み合わせた動画なのでした。
本編の育成SLGパートを見てさらにビックリ、その一枚絵が生まれたシナリオが挿入されているではありませんか。イラスト自体に物語性があるだけでなく、じっさい物語なのです。へぇ~となりました。
▼バーチャルYoutuberならではの身体性
『シャニマス』はSpineを用いたアニメーションが魅力の一つで、その効果を目の当たりにした委員長は「わたくしより動いてないはづきさん!? わたくしより動くのやめてくれるw?」と、(じっさいには別々の技術だけど、傍目には似たような動きをして見えたりする)Live2Dの技術をもちいたにじさんじアプリの自分の姿と比べて笑います。
「お手々うごいてるんがぁ!? お手々うごいてるんがぁ! おぉいすごいな!」
などと、キャラがちょっとしたしぐさをするたびに感嘆します。
「シャニマスめっちゃ動くね。 ねっ!(リスナーへの呼びかけ)
"きみらも同じLive2Dやろが" よーしわたくしだって負けないように動くぞw」
テンション上がってきたイチローみたく、上半身を左右にゆする委員長。そうすることで、{バージョンアップを重ねたとはいえ限界があり、(別アプリにじさんでぃーや、それ用に用意されたガワでもなけりゃ)手を動かしたりはできない}にじさんじアプリの可動域のせまさがより如実になり、いっそう笑いを誘います。(初見時はただただ笑えましたが、ふりかえってみるとコレ、「似たような見かけにみえても、それぞれの出来ることはまったく異なるんだよ(=『シャニマス』のキャラモーションはこれほど細かいんだよ!)」と端的に伝えてくれる、良いプレゼンにもなってますね)
事務所の社長、事務のはづきさんと出会った委員長は、プロデュースするアイドルにじぶんと趣味が共通する(ネットサーフィン、アニメ、ゲーム)大崎甜花さんを選択。コミュニケーションを取っていきます。
「スン(鼻をすする音) 大丈夫、足元からゆっくり慣らしていこう?
あたくし怖くないからバーチャルYouT大丈夫っ、甜花ちゃんよりウッグ動けないよ?
フハハw、甜花ちゃんより動けないから安心して、手ぇ出せないからコッチw」
とつなげていきます。
さてこの日記の上のほう(4月16日)でホロライバーの動き(可動域)すごいと驚嘆したぼくでしたし、数週まえは『Virtual to Live追加難波公演』のにじさんじ1期生モイラさまの3Dモデル初披露に感動しまくったぼくでしたが……委員長のこうした所作を拝んでしまうと、単純にモーションキャプチャの出来が良し悪しとそのガワが生きているか否かとは実はそう単純な相関ではないんだなと思いました。
各アプリにて年単位で配信をつづけているかたがたというのは、そのガワで出来ること出来ないことを重々承知していて、文字どおり身に沁みついている。
(先日の『 【麻雀】決勝前に倒しちゃってすまん…💦【じゃんたま/月ノ美兎/にじさんじ】』でも、委員長は配信中わらうとき、ガワが笑顔を浮かべやすいよう目を細めることを意識したりもするという旨のことを言っていましたし。
むかしツイートされていた"ホムンクルスに乗ったられたひとのマネ"もそういう特徴を活かしたネタのひとつでしょう。
はいは〜〜い!!!体内にホムンクルスが入った時のモノマネします!! pic.twitter.com/dHFGwpa8AK
— 月ノ美兎🐰 (@MitoTsukino) 2018年10月7日
)
委員長が今回の配信でみせた/上で引用してみせた会話というのは、にじさんじアプリのクセについて付き合いつづけてきた長年の配信者だからこそのネタという感じで、とても良かったです。委員長という存在がとても生き生きと感じられました。
(ぼくはvtuberさんの配信も、トークだとか中の人の面白さだとかにばかり注目してしまって、ネットラジオ的に"ながら聴き"することもあったりするんですが……。
この配信でのやり取りは、中の人だけでも不十分だしガワも不可欠な、"にじさんじvtuber月ノ美兎"の実在感をおぼえるひとときでした)
これも一種の枯れた技術の水平思考なんでしょうか、いやはや、できない(ことを知っている)からこそできることというモノもあるもんなんですねえ。
▼ドルオタからアイドルになった三峰を、オタからバーチャルアイドルになったひとがプロデュースする
甜花ちゃんの後は、SSRプロデュース・アイドル札を手に入れた三峰結華さんをプロデュースしてました。
男性プロデューサーのセリフを、委員長の口調にその場で改め読み上げるかたちで実況プレイが進んでいき、そこに委員長の性格やら考察やらが挟まれていきます。
面白かったのがアイドルオタクがアイドルになっちゃったという経歴の三峰さんが、ラジオ出演するエピソード。委員長は、じしんが初めてラジオ出演したときのことを振り返り、
「わたくしの初出演はよっぴーさん(※ニッポン放送のアナウンサー、吉田尚記さん)のラジオだったな……三峰よっぴーさんのラジオ出そう!」
と三峰さんのキャラへとつなげていきます。さらに三峰さんが、
と続ければ、(ゲームのプレイヤーキャラの本来のセリフは「新人ではあるけど、桔華はもうれっきとした――」という文面であるところを、)
「そうね、そう、そうそう……そうですよ! 芸能人のひとに! はしゃいでね! 名前なんてめちゃめちゃ出して、楽屋の壁が薄くって聞こえちゃったりしたらどうするんですか三峰さん!」
と先輩(バーチャル)アイドルとしてアドリブの説教をします。
実体験なんかーい!
ほかにも、アイドルとしてどのように進めばいいか悩む三峰に対してプロデューサーがどうアドバイスするか決める場面では、ゲームで用意された3択の選択肢を超えて「わたくしも一度、曼荼羅チャートというものを教えてもらって、それによって自分のやりたいこととそのために何をすべきか整理・取捨選択したことがあって……」とじしんの経験を振り返ったうえで親身に考えていました。
委員長自身も、そこらのオタクがにじさんじアプリのテスターに応募したことでなし崩し的にバーチャルアイドルとなった人物です。
ファンから贈られたオリジナルソングを自分の持ち歌にしたり、文化放送のラジオへ出たり、両国国技館などでライブをしたり、中国BliBli動画のイベントではじめてパスポートを作ったり、AbemaTVでにじさんじ箱のレギュラー番組に出たりTOKYO MXの年越し番組に出演したり、NHKの正月番組に出たり……。
どんどん活躍の幅をひろげていますが、デビュー当初は急なバズに戸惑いがあり体調を崩した……ということも、Youtubeチャンネル登録者数50万人記念配信で語られていました。
(委員長も、自己紹介配信のムカデ人間視聴カミングアウトなど"ガワに似合わぬ性格・趣味面でのアクの強さ"でバズったわけですが、奇しくもそれは、『シャニマス』で初プロデュース相手をガワだけでなく言動や趣味欄を聞いたり見たりして決めた彼女の実況プレイを思わせます)
アイマス好きを公言し、アイマスの好きな楽曲紹介記事などもしたためていた(2019年一発目、正月のnote)委員長が、アイマスに楽曲提供している井上拓さん作曲の持ち歌『アンチグラビティガール』をZEPP難波で歌ったのも記憶にあたらしいできごとです(2020年4月)。
追っていたアイドルたちと同じ舞台に立つことに、とまどいをかくせない三峰を激励する委員長。三峰をプロデュースする委員長が挟むエピソードトークは、ゲーム本編の進行を遅滞させない程度にひかえめで、長々じぶん語りをされたりするものではありませんが……しかし月ノ美兎リスナーである自分としては、どうしても、これまで委員長の来歴を重ねてみてしまう。
……ちょっと不思議な鑑賞感をあじわえる実況プレイ配信になっていました。
(そういった意味では今回の委員長の『シャニマス』実況プレイ配信は、実は、livedoor『ゲームさんぽ』の方向性にちかいかもしれません。天気予報士のかたが『ゼルダの伝説ブレス・オブ・ザ・ワイルド』の気象を解説しながら実況プレイしたり、山岳の歩荷のかたが『デス・ストランディング』の配送仕事を解説しながら実況プレイしたりするのと、同じ路線の実況プレイ配信だったのやも)
プロデュース・アイドルが使える必殺技的な「思い出アピール」も(通常のライブ・スキルと違い、別枠で用意されたそれは、会場全体にアピールできる特殊なもので、それまで培った親愛度によって効果が上下するこの技も)、委員長リスとしては、
「(ほぼすべての歌詞が、委員長が配信中に話したりしでかしたことであるファンメイド曲)『Moon!!』や『KANA-DERO』版(=既存曲のカバーだけど、間奏などにこれまでの配信から歌い手の死生観について話したことがサンプリング挿入された=)某歌を、おれらが聞いたときとそれ以外のひとが聞いたときの違いみたいなことか?」
といった具合に、ゲームシステムが言葉でなく心から理解できたりして(いや違くない?)……この点でも観やすい実況プレイ配信でしたね。
0419(日)
■ゲームのこと■
『アイドルマスター シャイニーカラーズ』プレイメモ
公共料金の支払いを済ませ、それとともに『シャニマス』の2周年記念課金アイテムを買えるだけのウェブマネーを購入した(15,000円)。
ぼくがvtuberさんの実況したゲームを買う/課金するのは正月の鈴原るる/『塊魂』以来になるでしょうか。(『ICEY』あたりも興味がある)
くしくもどちらもバンナムだ。
引き直し可能ガチャ、課金して手に入れたSSR確定チケットは、最初は「オススメ強キャラのなかで第一印象よいひとにしようかなぁ」と思っていましたが、何人かプレイしてみた結果、
「とりあえず全キャラを(とまでは行かずとも7割くらいは)プレイして、推しキャラ決まったら使おう……」
と思いました。
(アイドルをプロデュースするたびに「こ、この子をなんとかして優勝まで導きたい……!」ともだえる推し変カンフージェネレーションが起こっているし。
現段階でカードがPI・SIともに複数枚そろった智代子のコミュを見ていたら、「優勝/キャラ強化のために同カード手に入れるより、別カード手に入れてほかのコミュを見たほうが楽しそうだ……」ともなる。)
『アイドルマスター シャイニーカラーズ』は、面白くなってきたけど、2日目にしてツラくもなってきました。
ステータスの上限突破はもちろんのこと大事だけど、ライブパートでのアクティブスキルのダメージ倍率や、パッシブスキルであるバフの%の数・大きさもかなり大事っぽい(?)
初心者ミッションで入手できた★4MAX特訓済+Lv上限近くSRサポートアイドル×5で固めたスターターキット的編成なら、
「優勝はきびしくても決勝上位は……」
という感じで、「これはしばらくしたら行けるんじゃね?」とプレイする手がすすみました。
現環境で取り入れられた出世システム"アイドル・ロード"のおかげで、チュートリアルで手に入りガチャで五万と手に入る外れ札であるノーマル"プロデュース・アイドル”札を育てていく楽しみもある。
条件を徐々にアンロックしていくことで、SRに進化し、★を増やしていく……プロデュースすればするだけプレイヤーの糧となる仕様。
初プロデュースがCランク(【白いツバサ】灯織、Vo.166、Da.183、Vi.430/500、Me.277)、初心者ミッションSIで固めた二度目のプロデュースがBランク&W.I.N.G.決勝2位、三度目がDランク、四度目がBランク&W.I.N.G.予選敗退、五度目がBランク&W.I.N.G.予選敗退(★0下位)……と、だんだん安定していきました。
灯織の敗退を見続けるのもつらくなってきたので、初心者ミッションViデッキが使えそうなSSRプロデュース・アイドル【トリッキーナイト】田中摩美々で挑戦しW.I.N.G.準決敗退(4位)となりました。
でも、そうして慣れていったところで、初心者ミッション編成の恩恵を受けられないほかの2属性のアイドルを育てようとして、困ったことになってしまう。
★0~1程度のSSRやSRサポートアイドルで自組みした(せざるを得ない)デッキは、なかなかつらい。
4月早々に始められたひとは、ゴールデンウィークを迎えるころにはデッキ構築の豊かな楽しさが味わえそうだ。(SR以上のアイドルが30枚以上手に入ることになるので)
いまから始めたぼくは2周年の恩恵を1/3しか味わえないとしても、それでも10枚は確実にSR以上を手に入れられているわけで、誰かはW.I.N.G.優勝に導けるかもしれない……。
……と、ひもじくてへこたれそうになる一方で、「いや、なんとか行けるんではないか?」という見通しもある。そんな現状からふと思うのは、(ほかのスマホゲーについてもそうだけど)
「これ初期からのユーザーはどうやってゲーム部分を乗り切ったんだろう?」
という疑問なのでした。
SR以上や★4アイドルがこれだけ難なくたくさん迎えられる現環境とちがって、先達プロデューサーにはそんな救済措置なんてなかったわけで、もしぼくがサービス開始直後にやっていたら、確実に心が折れていたでしょうね……。
先述したとおりぼくは1人目はC、2人目でB&W.I.N.G.決勝二位、3人目でD、そこからはB&W.I.N.G.進出が安定してきました。でもそれは、初心者ミッションという強力なスターターキットがあり、さらには(2周年記念の期間限定とはいえ)無料10連ガチャが毎日ひける現環境だからこそで、そのブーストがなかったらそこまでなんてとてもじゃないけど行けてない。
▼『シャニマス』仕様の説明と、札毎固有エピソードの面白さ
『シャニマス』はアイドル育成シミュレーションゲームで、ぼくがプレイしたゲームのなかでは『実況パワフルプロ野球』のサクセスモードに近い。
プロデュースするメインアイドルが(仕事やオーディションをこなしていくことで)たくさんのファンを抱えたアイドルとなり、さらにはW.I.N.G.というアイドル達の甲子園的なものに勝ち抜けるよう一緒にがんばる……というのが縦軸のストーリー。
プレイヤーはアイドルを育成・ファンを得ていくことで一定ターンごとに設けられた足切りラインを越えていき、そうした区切り毎に、そのアイドルであればレアリティに関係なく開かれる共通エピソードを見て、さらには共通エピソード出てくる選択肢をえらんでアイドルの悩みに応えていきます。
(選択肢が影響するのはその場でどのステータスが変動するかだけで、エピソードの区切り毎の大枠の結論はどの選択肢をえらんでも変わらないっぽい? 選択肢によって次のエピソードがまったく別物に分岐するというわけではなさそう)
そうした縦糸がある一方で、いくつかの横糸があります。(横糸?)
"プロデュース・アイドル"はビックリマン・チョコのようにランダム入手できるカードで、同じ名前の子でもレアリティに応じてTPOや肩書が異なり、それに応じた固有エピソードがランダムで登場する。これが横糸①。
(たとえばN氏というアイドルがいるとして、簡単に手に入るノーマルカードの「N」という名前だけの "プロデュース・アイドル"札もあれば、レアな「夏を水着で楽しむN氏」という "プロデュース・アイドル"札もあり、後者では前者ではおがめないプールでのエピソードがたまに拝める。
これも、共通エピソード同様、選択肢によってどのステータスを伸ばせるか決められます)
また、プロデュース開始時にえらぶのはメインの "プロデュース・アイドル"だけじゃなくて、彼女をさまざまな面から補助する"サポート・アイドル"5名(とその編成)も考える必要があります。
サポート・アイドルは、オーディション(=パワプロで言う試合部分)を勝ち抜くための戦力にもなるし、オーディションを勝ち進めるために必要な日常パートのお供にもなる。
日常パートの各選択肢にランダム配置されたサポートアイドルと行動を共にすることで、プロデュース・アイドルは歌やダンスのうまさといった能力値を上昇させる練習・仕事の効果が独りでした場合よりも高い成果を得たり、練習・仕事の成否をわける体力の減りが少なくなったり、休養による体力回復量が増大したり……とさまざまな恩恵を得られます。
このサポート・アイドルについても(プロデュース・アイドル札とおなじく)同名キャラにだってバリエーションがあり、それぞれの札にあわせた固有のエピソードがランダムで起こる。これが横糸②。
(前述N氏であれば「N氏」という札が、"プロデュース・アイドル"札のほかに "サポートアイドル"版のカードもあって、さらには"サポート・アイドル"札のなかにも「プール遠足を計画するN氏」というレアリティの異なる "サポートアイドル"札もある……という感じ。
こちらは完全な一本道で、エピソード終わりのステータス上昇値も固定)
プロデュース・アイドルの共通エピソードや"プロデュース・アイドル"札の固有エピソードは、アイドルとプロデューサーの関係性をえがいたもの、"サポート・アイドル"札の固有エピソードは、その札のアイドルが所属するグループ(≠プレイヤーが選択した札で組み合わせたメンツではない)のエピソード。どちらの札のエピソードも一本道で、レア以上の札では札に描かれた一枚絵が(SSRではさらにムービーが)エピソード中にあつかわれる。
既存のゲームの要素で言えば、ギャルゲエロゲのイベントCG(SSRはその演出強化版)みたいな感じですが、一枚絵とシナリオとに出会う順番がそれぞれ逆になっているのが面白いところです。
ギャルゲのイベントCGがプレイヤーが選択してそのイベントにたどり着く(/そしてストーリーモード外のアルバムモードなどでいつでも見られるようになる)……のに対して、『シャニマス』の一枚絵(やSSRのムービー)はガチャでまず初顔合わせをし、プロデュースパートでその詳細を知る……と対照的です。
札と出会えるかも運だし・プロデュースモード中に札固有エピソードが最後まで進められるかも運(たぶん一緒に行動を共にするとエピソードが開かれやすいとかはあると思われるが……)だということもあってか、カードの固有エピソードは一話完結性がつよく、開こうが開かなかろうがメインのプロデュース・アイドルの縦糸には影響しません。
だから、プロデュース・アイドルをただ強く育てるだけなら、札の編成も最適解的に絞られてきますが……能力的には劣る札もひらいておきたくなります。
▽『シャニマス』札毎固有エピソードで補完される縦糸
「おっ」と思ったのが、PI『【ちょこ色×きらきらロマン】園田智代子』をプロデュースしたときでした。
ちょこきらの固有エピソードに見覚えがある……。
ちょこさんをプロデュースしたのは、『【ちょこ×きら】智代子』が初めてぼくが手に入れられたSSRプロデュース・アイドルだったというのもありますが、別のアイドルをプロデュース中に見たSI『【ぐるもこ・まふ×2】園田智代子』の固有エピソードでけなげだったからというのもあります。
SI『【ぐるもこ・まふ×2】智代子』で描かれたのは、仕事終わりに急な冷え込みにおそわれた"放課後クライマックスガールズ"のなかで、ホッカイロをみんなに渡したちょこさんの用意の良さと、じぶんはマフラーや手袋を移動中にどこかへ忘れてきてしまったおっちょこちょいぶり、自分よりもまず他人を慮る器量の良さでした。SI札に描かれたとおり後日、仲間のアイドルがちょこさんに新品の防寒具"まふ(=マフラー)"を用意するのですが……。札にえがかれなかった部分(画面外のキャラの動き)もシナリオで補足していて、そこもよかったですね。
たいして、PI『【ちょこ×きら】智代子』の固有エピソードは、仕事終わりの夜、急な冷え込みにおそわれたちょこさんに対してプロデューサーがじぶんの新品の防寒具・手袋などを渡すというもの。
マフラー・手袋を忘れたちょこさんに対して、前者では日中、仲間のアイドルに支えられることでマフラーを中心として温まり笑顔をうかべるちょこさんの姿が。後者では夜、プロデューサーから手袋を中心として温まり笑顔をうかべるちょこさんの姿が描かれている……きれいな対の構図になっているんですね。
「上のは偶然ではなく、意図的にやってるんだ!」
SI『【迷走チョコロード】園田智代子』固有エピソードを見たとき、ぼくはそう確信しました。
『【迷チョコ】智代子』でえがかれるのは、仲間のアイドルとくらべて個性がないことに智代子が悩み、さまざまなキャラ変を試みる……というものです。
このちょこさんの悩みや紆余曲折は、彼女をプロデュース・アイドルとしたときの共通エピソード(『ビターorスイートor……?』)で描かれるものとかなり似通っている。
(そうやって振り返ってみると『ビター~』でちょこさんが挑戦するのは「キリッとしたお嬢様キャラ」、「寡黙キャラ」、「ヤンキーキャラ」……と、放課後クライマックスガールズの仲間である夏葉、凛世、樹里をほんのり思わせるものでもあった)
"サポート・アイドル"札でアイドルが仲間たちのなかで偶然見せた一面を、(プレイヤーがアイドルをきちんと長期間活躍させていかなければ、エピソードを最後まで見ることができない)プロデュース・アイドル(やPI札)のほうでも描く。
……そんな関係が智代子の4エピソードに見られ、智代子というキャラの(別個のエピソードでも一貫した悩みをかかえた)ブレない背骨が見えてきて、彼女にさらなる好感をいだきました。これはほかのエピソードも見てみたくなりますね……。
(キャラ毎のピックアップガチャが催されるのも、そりゃあそうさなぁと納得がいきました)
(4/27追記)
シャニマス 、「俺ことプロデューサーさんが担当アイドルとの絆を職業倫理ギリギリまで深めていく話」と「アイドルだけの関係性がプロデューサーの影響をほぼ感じさせず進展していく話」がモザイク状に重ねられていて、Pが存在しつつ存在しない歪みが異常な解釈のエネルギーを生み出している気配がある pic.twitter.com/kA67kGlvza
— 溝ロカ丸 (@marumizog) 2020年4月25日
プレイヤーキャラクターであるプロデューサーの造形は、ある種のマッチョイズムや俺様に思えるところがチラホラあって、個人的にはきびしい面もある{アイドルを下の名前で呼び捨てにし、「だぞ」的な口調。3択選択肢(どれも正解で、どれを選ぶかでどのステータスが上がるか変わる。)にしたって、なかには上から目線的なものもあって「欲しい能力はこの選択肢だけど、選択肢としてどうかと思うからソッチ進みたくねえ……」となったりします……)}んですが、俺嫁猥褻文書大好きな人間としては、これが良いという人の気持ちも分かる……。
〔プロデューサーという立ち位置って、難しいよなと思います。
いろいろな好きが混然一体になりうる存在/関係に思える。
ファンが抱く"推し"的な意味での好きも{=アイドルの夢/キャラのより良い人生を陰から応援したい}、俺嫁的な意味での好きも{=キャラと仲良くなりたい/ex.=シリーズ初期からお馴染みのπタッチセクハラシステム(アイドルと一定の信頼関係を築けていると、ゲーム進行面でもプラス効果がある)}。同士・仲間的な意味での好きも{=ある目標にむかって一緒に追いかけサポートしたい}、指導する側「さす俺」的な意味での好きも{直接みちびく立場に立ってキャラに頼られたい}……みんないだき得る・いだかれ得る存在だと思う。
『シャニマス』のシナリオも、そこが混然一体となったもので、自分がどのようなスタンスに立てばよいか悩んでしまう局面がすくなからずある。
……書けば書くほど長谷敏司著『allo, toi, toi.』の小児性犯罪者の自己分析みたいになってきてしまいますね{笑}〕
(4/27追記終わり)
これについては賛否両論あるようで(「♪賛否両論 いいじゃない」)、ぼくのようなスタンスの(あるいはぼく以上に苦しんでる)ひともいれば、逆に「『シャニマス』プロデューサーはイケメン」「人格者」的な声もけっこうあるようです。
(実況プレイ配信をされていた月ノ美兎委員長は、ケースバイケースのようで、「このセリフはどうよ?」「好きじゃない」みたいな評価をすることもあれば、「頭おかしかった『デレマス』Pに比べれば相対的に今回のPは真面目だ」と言うこともあり)
"サポートアイドル"札のエピソードをいくつか読んで見えてきた、アイドルが抱える(ある程度の)悩みというのはべつにプロデューサー(≒プレイヤー)じゃなくても仲間アイドルの横の関係のなかでだって解決される(され得る)もの……というバランスは、ぼくが感じたようなきびしさを軽減させてくれもいて、これはなかなか凄いと思いました。
▽『シャニマス』そのほか
親交のふかまったSIと一緒にレッスンを受けると、たまに(通常よりもステータス上昇値の大きい)エクセレント・レッスン化する特典があるけれど、『パワプロ』の友情タッグ練習ほどにはすごい演出はない(。顔のカットインやら個別絵が用意された、特殊な訓練化はしない)。 その辺まで凝りだすと作り手のコストが半端でないだろうから、このくらいがよい塩梅でしょう。
0421(月)
■社会■
18禁の話題;FANZAの在宅応援ストレス発散10円セールについて
キャンペーン期間変更のお知らせ(2020.4.21 10:00更新)
4/20夜間のアクセス集中によるサービス障害を受け、10円セール継続のため下記の通りキャンペーン期間を変更いたします。
- ピークタイムを避けるため、キャンペーン開催時間を10:00-20:00の間に変更します。
- キャンペーン期間を1日延長します。
変更後のキャンペーン期間は以下の通りです。
- 4/21(火) 10:00-20:00
- 4/22(水) 10:00-20:00
ご迷惑をおかけし申し訳ありませんが、キャンペーン継続のためよろしくお願いいたします。
そりゃそうさなあ。