日記です。5000字くらい。(先週言ってた感想文はとりあえず書けましたが来週かさらに先まで寝かします)
『ツキノミト(AI)』おもしろかった、『シャニマス』グレフェス5にようやく上がった、くらい。
※言及したトピックについてネタバレした文章がつづきます。ご注意ください※
0125(火)
元気に過ごしました。
0126(水)
■ネット徘徊■
『プラネテス』への業界第一人者からのツッコミと反響
(※この日記の翌日、当の野田氏が以下のツイートをなされてお話は終わりました。時代の移り変わりははやい。
同じ宇宙を目指す立場であるにもかかわらず、原作者様並びにこのアニメに関わる方々に対し敬意を欠いた発言でした。
— 野田篤司 (@madnoda) 2022年1月27日
また、作品のファンの皆様に対して大変失礼な発言をしてしまったことをお詫び申し上げます。
本当に申し訳ございませんでした。
今回皆様から様々なご意見を頂き、自分の至らなさに気付かされました。
— 野田篤司 (@madnoda) 2022年1月27日
当該ツイートは先程削除しましたが、その中で私が発した批判的な言葉の数々はもちろんのこと、長年愛されている作品について深く知ろうともせず発言してしまったことも軽率だったと反省しております。
重ねてお詫び申し上げます。
以下はまだ煮えていた頃に書いたものです)
日本の宇宙開発のえらいひと野田篤司さんの(アニメ版)『プラネテス』にたいするつぶやきが物議をかもしていました。
- 「どこがおもしろいんだ」レベルでつまらない。
- 軌道力学は無茶苦茶だがそこは許せる。
- (主人公だろう)新人キャラ{タナベ(※実際にはハチマキが主人公)}が宇宙活動従事者として不適格。じぶんなら即クビにする。
- 劇中の演出を真に受けたひとによる誤解のせいで宇宙開発のプロとして迷惑した。
という感じのつぶやきで、今のところまだあんまり具体性や発展性がなく、素人が読んでも何も面白くないですね。
チャールズ・ストロス氏のblogを勝手に翻訳した記事でもリンクを張らせてもらったとおり、野田氏はblogをなさっており、そこでかっちり具体的な理路をふくめて論考を書いてくださるかたなので……
実際野田司令的にプラネテスのどのあたりがおかしいかTwitterでもwebサイトでも書いてくれると嬉しいが(ゼログラビティについての宇宙技術開発株式会社のサイトはとても勉強になったhttps://t.co/wxCPldXeFc)
— 深山幽谷 (@usagikumamushi) 2022年1月25日
……外野としてはこういったものを求めてしまいますが、その辺については「(応えようが応えなかろうが実績が揺らぐこともない)専門家の知識・知性をこういうかたちで浪費していいのか?」という別の問題も浮かんでしまいますね。むずかしい。
③は、このblogで勝手に訳したグレッグ・イーガン氏が『インターステラー』劇中宇宙船クルーへした批判と似たお話でしょうね。
①③について、ぼく自身『プラネテス』をちょっと前に読み返したとき、青臭さをシャラくさいと思ったのでそういう声が上がるのはとてもわかるんですよね。
(それでも「劇中人物のロッカーな過去とそのようすなどに明示的なとおり、意図的にシャラくさくした部分もあるんだろう」とか「意図はどうあれしゃらくさいのはしゃらくさいけど、このレベルの作品を読めるのはすごいことだ」とも思いました。
『ヴィンランド・サガ』はその辺バランス配分がとてもいいなといいますか、ヴァイキング/北欧/農奴のいる時代の過酷さつらさやりきれなさを十二分に描いたうえで「それでも/だからこそ、理想を求めていく」というような具合になっていて、だいぶ感じが良くなっています)
また、いろいろと肌に合わない(合わなくなった)部分はありつつも、「この巻数でこれだけのことが描けるか?」とか考えると、すごい作品だなと思ったりもする。あれだけ盛りだくさんの内容なのに、どうしてこんなコンパクトに収まってるの……。
ただ、堀江貴文氏や浅利氏らが同意のツイートをして野田氏がRTを連ねていくことで、『なつのロケット団』の自主的なネガティブキャンペーンのようになってしまっているから、なんとかうまい着地点が見いだせるとよいですね……。
(後日された謝罪ツイートを見ての追記;謝罪ツイートでおわり、は個人的には発展性がなくてあまり良い着地ではない気がする。
いろんなかたがたがそれぞれのかたちでお疲れになっただけ/無闇な反感を買っただけといいますか……)
宇宙技術開発株式会社さんの『ゼロ・グラビティ』記事は、現実の宇宙開発に関心がもてたり、こうも色々とフォローアップしてみせる宇宙技術開発社さんへの興味がわいたりする記事ですが、このツイート群にかんしてはそういうアレではないですからね。
ほんとうに惜しい感じがするんですよね。だって、
「『プラネテス』ではこういう風な描写があったけれど、現実ではコレコレこう理由からそうではない(そうはならない)。それによってこんな誤解がうまれて、こんな苦労があったりしたんですよ~」
というお話は、『プラネテス』のような作品を好きなひとにとって、面白く聞けるタイプのお話のはずじゃないですか?
『プラネテス』は人類がいまより遥かに気軽に宇宙へ行き来できるようになった世界のお仕事マンガ・アニメで、そこにまつわる喜怒哀楽が共感を呼び人気を博した作品なんですから。
「普段のサラリーマン仕事で悶々としたものを抱える人々にも大きな希望を与えてくれる」
Eテレ再放送に寄せられたRealSound井中カエル氏のレビューではそんな声も聞こえます。
「苦難やアクシデントを果敢に乗り越え、切り拓いていこうともがく、ハチマキたちの姿は見ていて勇気をもらえます。」
俳優・タレントの谷原章介さんは『好書好日』でこう述べます。『プラネテス』を読むと、芸能人である谷原氏さえもじぶんが仕事で経験したことを思い出すのだといいます。
それは、ある時仕事で海へ潜った時のこと。水のなかで呼吸するうえで、つまり、生命を維持するうえでは欠かせないレギュレーターを、なぜか僕は唐突に外したくなってしまったのです。」
ここから派生した話題のなかで面白かったものとして……
……大貫氏、野尻氏のおはなしや……
プラネテスがデブリについて読者に誤解に植え付け、現実の宇宙開発に悪影響を及ぼしているというが、実際のところはどうなのだろうか。現実のデブリは作中のそれよりはるかに厄介で、現実の宇宙開発に悪影響を及ぼしている証拠もある。
— 宮西 建礼(MIYANISHI Kenrei) (@Tats_Miya) 2022年1月25日
衛星衝突をカバーする宇宙保険のプランが取り下げられた件では、保険会社は『プラネテス』や『ゼログラビティ』を観て誤解をすり込まれたのだろうか。もちろんそんなはずはないhttps://t.co/PLi5F7dkRs
— 宮西 建礼(MIYANISHI Kenrei) (@Tats_Miya) 2022年1月25日
日本の宇宙企業のアストロスケール社がデブリ除去実証衛星『ELSA-d』を開発し、軌道上で模擬デブリの捕獲に成功したことについては。https://t.co/wUVGbO9rOn
— 宮西 建礼(MIYANISHI Kenrei) (@Tats_Miya) 2022年1月25日
現実にデブリの危険が存在し、対策無しに持続可能な宇宙開発は成り立たないからこうなっている。プラネテスは何の関係もない
もちろん、デブリを回収するために人間を派遣したり、大気圏すれすれ(高度数百キロ)のデブリを回収するのは非合理的という指摘はあろうと思う。ただそれは作劇上の都合というやつで、かりにそれを視聴者が真実だと思い込んだところで、現実の宇宙開発にどういう影響があるというのか
— 宮西 建礼(MIYANISHI Kenrei) (@Tats_Miya) 2022年1月25日
デブリ回収業が近い将来に成立する可能性はかなり高いと思う。衛星がデブリを物理的に捕獲し、一緒に大気圏に再突入するという現行の形式が適しているかは置いておいて。(もっとスマートなやり方はありそうだ)
— 宮西 建礼(MIYANISHI Kenrei) (@Tats_Miya) 2022年1月25日
衛星にデブリ化を防止する機能を組み込んだり、デブリ化を招く運用(制御不能に陥るまで使い倒す)を禁止する、デブリ化しづらい軌道に投入するなどの対策が採用される可能性もある。
— 宮西 建礼(MIYANISHI Kenrei) (@Tats_Miya) 2022年1月25日
いずれにせよ、衛星の運用者は追加のコストを負担する必要があり、規制や助成の枠組みを設定することなしにはデブリ対策は進まないであろう。いま一番求められているのがこれ
— 宮西 建礼(MIYANISHI Kenrei) (@Tats_Miya) 2022年1月26日
規制と助成
デブリや衛星を観測するレーダーを増やしたり、性能を増強するのも大事だ。衛星の運用者に衝突回避に資する情報を提供できるし、また万一、衛星や衛星起源のデブリがよそ様に衝突したときには、証拠を確保し、損害賠償請求に繋げられる。ドラレコみたいなものだな
— 宮西 建礼(MIYANISHI Kenrei) (@Tats_Miya) 2022年1月26日
そうした監視体制もデブリ対策に大いに貢献するだろう。https://t.co/4TWZLMa3PThttps://t.co/K5WPXbudWm
— 宮西 建礼(MIYANISHI Kenrei) (@Tats_Miya) 2022年1月26日
……宮西氏のおはなしがありました。
0127(木)
元気に過ごしました。
0128(金)
■観た配信■
vtuber『ツキノミト(AI)』をリアタイ視聴しました
エニーカラー社の運営するバーチャルYoutuber団体にじさんじに所属するバーチャル学級委員長・月ノ美兎さんが『AIのべりすと』をもちいた配信をされていたので視聴しました。
配信まえにゲームとパソコンをつなぐケーブルの分配器の不調などをツイートされていた委員長。けっきょく不具合はなおらず、当初やりたかったゲームができなくなってしまったらしい委員長は配信開始時から荒れておりましたが、「時代はAIだ」と気を取り直します。
しかしワニノコ(ディープラーニングによるAI月ノ美兎)はギゴギゴとことばにならないことばをしゃべるだけでとりとめもない。ということで足りないことば部分を『AIのべりすと』によって埋めることで、さらなる立派なAI委員長をつくろう! という配信でした。
どんどんことばを吐き出す『AIのべりすと』の精度と暴走はおもしろいですが、それと同時に、雑多な情報をどんどん刈り込み面白いものをピックアップし、指向性をもたせる委員長の編集力をこれでもかと拝める配信ともなっていて、第一線の配信者/クリエイターはすごいな……と思いながら観ました。
0129(土)
■そこつもの■
メルカリの払い込みを済ます(つもりになる)
メルカリで注文した代物の払い込みをしてきました。(そのつもりになりました)
hmv通販の払い込みなどなども済ませました。ネットフリックスのカードも買って、いつでも『地球外少年少女』を観られる態勢をととのえました。
0130(日)
■そこつもの■
メルカリの払い込みを済ます
メルカリで注文した代物をきのう払ったつもりでいたら払っていませんでした。
ので、夜9時過ぎになって下界へおりて済ませました。
0131(月)
■書きもの■
感想文は書き上がったが
とりあえず書き終わりましたが、手に入れたかった本がけっきょくまだ届いてなくて未読なので、もう一週間(以上)寝かすことにします。
「その気になればいつでも更新ができるんだが~?」という安心感・余裕はよいものですね。
ただそもそも、はじめに書こうとした作品の感想文のための読書はすすんでおらず、また、こうして色々書こうとしているのは、去年ご厚意でいただけた&お借りできた本を読む/感想文を書くためなので(「すぐ読んですぐ書くべきなのだが、なんか同じ作家ばかり話題にすると、タコツボ感が出てしまうな……?」という、ぼく以外だれも気にしない尊大な羞恥心を解消したいためなので)、けっきょく余裕はないんですよね。
■ゲームのこと■
『シャニマス』グレフェスのグレードがついに5へ上がったが
『シャニマス』グレードフェス(自分のそだてたアイドルユニットと競う相手が、他プレイヤー育てたアイドルユニットである、半対人戦)のグレードがついに5に上がりました。
グレード4のフェスで起用/機能したのは、全体Vi4倍アピール持ちの甜花ちゃんらヴィジュアル特化のアイドルを四人そろえ(甜花&甘奈&千雪さんの「アルストロメリア」組に、「ノクチル」組の小糸)、Voポジションに「ノクチル」組から全体Vo4倍アピール持ちの透を置いた……
「ヴィジュアル審査員の評価をとりつつも、ほかにもいろいろ満遍なく取れたらいいな~」
……という布陣。
ガチャを無料で回せるときにプレイ復帰する程度のzzz_zzzzとしては、これまでグレード3~4を行ったり来たり……という状況をながいこと歩んでいたのですが。
- 甜花ちゃんや透を☆4完凸まで特訓したこと
- サポートSSRも(イベントSSRなど)複数☆のアイドルが育ってきたこと
- (育てたわけじゃないけど、クリスマスライブ鑑賞でViのサポート☆4SSRアイドル緋田美琴さんが当事務所へ加入してくれたこと!)
- G.R.A.Dを始め/そろってきたこと
……といった要因によって、グレード4は維持できる(けど昇格には届かない)……みたいな具合となりました。
それで所属アイドルを見直したら、(トップレアの虹色SSRではない)金色SR甘奈ちゃんが体力満タン時Vi5倍アピールの高火力キャラであることに気づいて育てたところ、フェスの成績が高い水準で安定するようになり、グレード5昇格できました。
で、グレ5ですよ……。これは厳しい……。
グレ4のさいの当面の将来設計としては、とりあえずViとVoの全体4倍アピール持ちがいらっしゃるので、つぎは全体Da4倍アピールあさひを育てて(☆2)、あさひと同じ「ストレイライト」組のサポートSSRがみなDaかつ高倍率のパッシブバフスキル持ちなので、高倍率のパッシブスキルがアンロックされるまで☆をつけたら結構いいかんじの火力が出せるのではないか……と考えておりましたが、これはどうしたもんか……。
競った他プレイヤーのユニットを見てみると、それぞれ属性が別物だったのが驚きでした。
ここまでのぼくは、VoDaViのみっつの属性でまんべんなくプロデュース(アイドル育成)して、グレフェスではそのときどきの流行一位の属性に合わせたユニットで挑んでいたけれども、流行よりなにより、とにかく4倍以上のアピールや100%アップなどの高倍率バフといった高火力のアイドルがそろった属性を一色つくってそれでがんばる……みたいなのがグレ5以上の戦いかたなのかなぁ?
まぁでもどうあれ、富豪じゃないから投入資金や☆を増やしてくれるはづきさんの人数には限りがあるわけだし、一属性にしぼらざるを得なくなるのかな……むずかし~。