すやすや眠るみたくすらすら書けたら

だらだらなのが悲しい現実。(更新目標;毎月曜)

日記;2020/08/11~08/17

f:id:zzz_zzzz:20200818231452j:plain f:id:zzz_zzzz:20200818232010j:plain やきうの時間ですね~~~。日記です。1万9千字くらい。あとでまた追記するかも。先週につづいて宅麺.com様で注文した麺処まるわさんの『バジルソルトつけ麺』を食べたりを食べたり(無限ループか? いや『バジソル麺』は最後のひと玉です)、ひさびさににじさんじの話題しかほぼしない週となりました。

 ※言及したトピックについてネタバレした文章がつづきます。ご注意ください※

 

0811(火)

 仕事休み。

  宅麺.com麺処まるわ『バジルつけ麺』食べる(+にんにく&生ハム○)

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 宅麺.com様からお届けいただいた麺処まるわさんの『バジルソルトつけ麺』をゆでて食べました。これが8食目です。 注文したバジルソルトつけ麺はこれが最後になりました。

 最後はがっつりニンニクを焼き追加し、さらに生ハムをのせてみました。これもよかったですね~。

 

 

 ■見たもの■

  【凸待ち】にじさんじライバーの念能力を予想する会【にじさんじ/月ノ美兎/社築】

www.youtube.com

 いちから社の運営するバーチャルYoutuber団体にじさんじに所属する月ノ美兎委員長と社築さんがホストをつとめるコラボ配信をリアタイ視聴しました~。

 週刊少年ジャンプの連載漫画『ハンター×ハンター』に登場する特殊能力”念”。数種類ある"念"の性質を判定する方法が”水見式”で、にじさんじライバーが水見式をやってみたらどうなるか結果を/念能力を勝手に想像してみよう……という配信。

 2時間30分の長丁場の配信ながら、ダレることなく面白かったなぁと思いました。

 

 ホストのお二人はもちろん『H×H』読者で、とくに社さんの(さまざまなオタクネタを諳んじられる)頭でっかちなオタクっぷりが今回の配信に合っていたなぁと思いました。

 『H×H』の劇中人物とその念の体得エピソード(暗殺家業の出身で、訓練の一環として幼いころから雷を浴びせられたりして過ごしてきたために、念を雷に変換して戦うことをえらんだひと)へ、話題にしたにじさんじライバーの配信エピソード(弄られ体質で、やたらとリスナーから燃やされる)をからめて、「このライバーは炎をあつかう念能力者なんじゃないか?」と膨らませてくれたり……と、ぼくが好きなタイプの想像力でした。

 

 さっそく楽屋裏の話をしてしまうと、コップに水を入れ、その水面に一枚の葉をうかせた水見式セット。こちらと、念を発したさいの結果(なんだかんだ10種類以上あったかと思う。おなじ性質の念にも、結果を複数パターン用意していて芸コマでした。)については、委員長が事前に撮影して用意してくれていたようです。

 配信は以下の3本柱から構成され……

①ホストふたりによる、各ライバーの念能力&技の想像談義

②水見式の結果という大喜利的な映像ネタ

③配信に突撃してくれたゲストの(ぼくの/わたしの考えた)念能力(設定)披露

 ……トーク(①③)も映像(②)も両面から楽しめる配信になっていました。とてもよかったです。

 

 配信に顔をだしてくれたゲストのライバーさんがたは、おなじみ凝り性なかたがあれこれ出てきてくれて「さすがだな」と納得しつつ聞いたり、意外な人が『H×H』未履修だということが判明して「そうだったの!?」とおどろいたり。

 とくに新人の金魚坂めいろちゃんについては、個人配信を見れてなくてどんなかたなのか知らなかったので、今回の配信で彼女の"""つよさ""""が知れました。

「金魚坂さんの念能力を教えてくれますか?」

「念能力の話をするまえにまず過去ばなしから入ってもいいですか?」

「過去ぉ!? スゴイッ」

「なな何分かかるw? フヘヘヘw」

「いやいや聞きましょう社さん! 3時間でも」

「オッケー!」

 ということで金魚坂さんは、さきほどまでのトークで響かせていたなまりはどこへやら、「だ・である」体の語りで滔々と、悲惨なエピソードを語りだします……。

 原作でも(クルタ族とか流星街とかナックルとか)、メインエピソードのあいまに第三者的な語り口のナレーション付のエピソードが挿入されることって多々あるわけですが、まさかこのトークコラボ配信でも挿入するひとがいるとは思いませんでした(笑)

  勝手知ったるワイらの集いでも、テンションが違って「お、おう……」てなっちゃう悲劇ってあるじゃないですか。考え練った結果、空回ってしまうと、ツラくてツラくてその夜ベッドのうえで「なんであんなことを」とじたばたしてしまう。

 めいろさんはネタの練り具合はさることながら、堂々と貫徹する思い切りがすごかった。こういうのは、アウトプットしてくれる側に照れとかためらい・とまどいが見えてしまうと、一気に居たたまれない気分になってしまいますからね。やり切ってくれたの本当に素晴らしい。まじで爆笑してしまったしノリノリで聞いてしまった。

 

{もちろんこれまでだって、月ノ美兎声真似選手権』の歌ネタとかもノリノリにっこにこで臨めましたし、緑仙さんのにじさんじ架空の声優オーディション』とかのネタ募集企画でもライバーさんの輝きにやっぱりニチャニチャ気持ち悪い笑みをうかべながら見れたわけですよ。

 だけど、『声真似選手権』はキッチリカッチリ構成順が練られたうえでのことだし、緑仙さんのほうの企画はネタ自体は録音音声だから、ナマである心配性みたいなものってないわけですよね。(どちらもそういった意味で、参加者の味が最大限に引き出せる枠組みを用意してくれて最高の企画だとおもいました)

 今回みたいに委員長がコントロールできなさそうなところで、しかもナマの現場に立ち会えちゃったのは、得がたい快さでした!

「なじみのライバーさんの配信だけ追っかけがちだけど、いやいややっぱり面白いひとがどんどん出てきてるんだな、なじみのライバーさん以外もdigらねぇとな!」

 と活力がでました}

 

 MCのおふたりの反応もとても良かった。話の入りで、「いや聞きましょう!」と持ち前の面白がり屋な姿勢を発揮して速攻で拝聴姿勢にはいる委員長もよかったし、

「彼女は薄く笑ってこう呟いた。"イブちゃんが守ってくれた"と……」

 とめいろちゃんが話おわるや否や、

「デュフフハハwあぁ~~っなるほどぉ! イブちゃん(念能力で)具現化したワケね?」

 と秒で解説にはいるオタクくんの理解力がよかったです。(社さんのにじ3Dモデルは笑顔がめちゃくちゃアホっぽくて良い。イブちゃんの過去話の最中ニッコニコでよかった)

 

 長時間ゲームプレイ配信でおなじみ鈴原るるさんの『H×H』好きは、配信からうかがい知れていたし、過去のコラボ配信での"自分があったらいいなと思うおもちゃ"プレゼントークから、あれこれ想像力がゆたかなかただというのはわかっていたので、今回の念能力披露も解釈一致というかんじ。もっと色んなネタ出し配信で活躍が見たいですね。

 

 余談。

 にじさんじは内部で、立ち絵について(表情差分ふくめ)共有していて、配信にかかわるかたがたがコラボ配信やサムネイル画像を準備しやすいようにしている……ということは前々から言われていますけど、それによる悲劇という感じがしましたね。

 事故防止策もとうぜん考えられているものだと思うんですけど(公式で未発表か発表済みかなど場合分けもなされているんじゃないかな~とか)

「でも所属vtuber100人×複数枚の衣装があれば、そりゃあどこかでそういうことは起こってしまうよ……」

 というアレではあります。

 過去にも(他社のスタジオ/配信でのできごとだったかと記憶してますが)本配信まえのリハーサルが誤配信されてしまうとかポツポツあって、だけどまぁポツポツ程度にしか無いというアレでもあります。どんだけ気をつけていても事故は起こってしまう。

「仕方なかった」

 というのは外野だから言えることで、事故に見舞われたご本人からすれば、割り切れるものではないでしょう。じぶんのミスではないからなおさらです。

 でもそこをサッと切り替えて急遽スケジュールを組んだりりむちゃんは本当にすごいですね。

 

 

0812(水)

 ■インターネット学級会■

  ぼくの趣味(引用・参照元を明記してほしい欲/嫌儲思想/唐沢俊一氏的なるものへの反感)

 某氏から歴史解説Youtuberを教えてもらい、「いろんなジャンルの配信者さんがいるんだなぁ」となったし「これ気になってた偉人や時事じゃん!」と興味ドンピシャの配信をされていたものの、じぶんのなかの趣味趣向と合いませんでした。

 いくつかの配信では、参考にした文献の情報がなかったんですよね。(オススメしてくれた某氏によれば、参考元の紹介がなされる配信もあるとのこと)

 

 ツイッターなどでは、オタクの諸姉諸兄がネタ的なツイートをされるさい、(むかしのテキストサイト的に/ちょいまえのふたばちゃんねる的に/いまのLINEスタンプ的に)漫画やアニメや映画のスクリーンショットをつかったりされていて、「オッ」と惹かれてもそのコマ以上に情報がない/引っ掛かりどころがないために元ネタをたどれないということが多々あり、やきもきしたりします。

 これに対してはまぁ「そういうものだ」として諦めてます。べつにそのコマ(作品)を紹介したいとかでも何でもない場合も多々あるでしょうから。

 

 テレビ朝日系のTV番組サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』にも、

「たしかに博士ちゃんは博識きわまりないけれど、かれらの知識をささえる大元はなんなんだろう?

 もしなにかかれらが参照した文献などがあるのであれば、そちらもおなじく称賛されてしかるべきではないか?」

 とモヤモヤした気分をかかえますが、勉強熱心な子どもたちの意欲をくじくような感じがしてアレなので、これに対してもまぁ「そういうものだ」と思ってます。

 

 ただ、いい歳した大人の歴史解説系配信者(情報をウリにしているひと)がそういうノリだと「う~~~ん……」って思うし、言わざるを得ません。

 いや、ぼくだってこのブログで(出版年月日や何版かなどを省いたりなど)不正確な書誌情報での引用をしたりしていますから「ひとさまのこと言えた義理かzzz_zzzz?」という棚上げ発言なんですけどね、それにしたって本の題名くらいは挙げてよくないですか?

 まぁ本当にこれ単なるじぶんの好き嫌いでしかなくって、たとえば劇作品にかんして参照元探しとか漁りとかも楽しくやってたりするわけで、自分のダブルスタンダードを見出さずにはいられません。

(まぁぼく視点では「参考文献に挙げるほどか?」というものもあるし、逆に、「参考文献にあげようぜ……」というものもあるし、むずかしいところです……)

 

 

0813(木)

 急きょ宿直日に。

 

0814(金)

 宿直明け日で予定どおりの宿直日。

 

0815(土)

 宿直明け日。

 

 ■ネット徘徊■読みもの■

  note掲載松本健太郎著『首相の被爆地あいさつが広島・長崎で酷似するのは仕方ないのか約25年分調べた』をざっと読む

 興味ぶかく読みました。

 過去23年分のdiffを取ってみると、どの年のあいさつでも最低でも60%以上はおなじ(読んだぼくの計算だと、平均83.7%、中央値84.4%、最頻値81.4%くらい?)。

 安倍政権時のあいさつは高いけど(読んだぼくが計算してみると平均85%、中央84最頻81.4)、首相がだれでも政権がどこでも(自民・民主)関係なくけっこう高い(菅さん野田さんでも87%、90%おなじ年がある)。

 

 

 ■ネット徘徊■見たもの■

  vtuber【モノマネ】にじさんじ甲子園のサイレングランプリ【#にじ甲前夜祭】を録画視聴しました。

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 いちから社の運営するバーチャルYoutuber団体にじさんじの面々が『実況パワフルプロ野球』で対決する『にじさんじ甲子園』、それにさきだって甲子園のサイレンの声マネをにじさんじVtuberの皆さんが競う配信をしていたので観ました。

 

 主催はジョー・力一さんで、審査員役としてゲーム『SIREN』を実況プレイした月ノ美兎委員長と、委員長をコーチングした『SIREN』経験者のひとりレヴィ・エリファさんがお呼ばれしての配信でした。

 委員長がもちまえの着眼点でさまざまなモンタージュをして、レヴィさんがもちまえの博識でさまざまな角度から各人のサイレンを評価する。このあんばいがよかったですね。

 たとえば「もおおおぉぉぉって牛っぽかった」と委員長が言えば、「実際のサイレンも人の声デハないわけですから、逆によりそれらしく聞こえるかモ」とレヴィさんが拾ったり。

 あるいは早瀬走さんのモノマネによる、ゲームのほうの『SIREN』のような怖さがあるサイレンについては、レヴィさんが「サイレンというのは警報という意味モあるじゃなイですカ、だから"危険を報せル"という意味では、いまのような違和感を抱かせる声色のほうが」「たしかに!」(委員長)と、また語義的・本来の使用用途的な方面から評価したり……と、とにかく聞いていて興味ぶかかったし、快かった。

力一「サイレンのモノマネをいっぱい集めた企画なんですけどもね、注目しているポイントなどあれば……」

レヴィ「ロングトーンが一番光っていると思うんデスね、そこを注目していきたいと思いまス」

 と、最初にあったとおり、発声面からも評価が出ていて面白かったですね。

「発声練習のひとつとして、サイレン物真似ってあったりするんですヨ」

youtu.be

 にじさんじでも屈指の歌うまvtuberであるレヴィさんは、声楽科のひとから聞いた知見としてそんな興味深いはなしをされていたりも。へぇ~ってかんじでした。

 

 レヴィさん以外のふたりも、力一さんはユニバーサルミュージックでRainDropsの一員として歌を出していたり、委員長はアイマスでおなじみイノウエタクさん作曲の『アンチ・グラビティ・ガール』という持ち歌をもっていたり今年後半にソニーミュージックからササキトモコさん作詞作曲の新曲をふくんだCDを出す予定だったり……と、のどに覚えのあるかたがたがホストにそろっていたので、こうした方面からの評価もたしかに期待できる配信です。

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力一「アアァの絞りがうまいと思いましたね」

委員長「デクレッシェンドがよくできてましたね」

 うんうん。

レヴィ「最後までヨく、声をたもっていル、ちょっとリタルダントしているところもボク的にもスゴく高評価……」

委員長「ナッなんて?!

 ソニーミュージック所属歌手さん?!

力一「ああリカルデントね」

 ユニバーサルミュージック所属歌手さん?!!

 

  vtuberにじさんじ甲子園予選Aリーグ』を録画視聴しました。

youtu.be

 いちから社の運営するバーチャルYoutuber団体にじさんじの面々が『実況パワフルプロ野球』で、育成したオリジナルキャラをもちいてバーチャル甲子園をひらいていたので観ました。(アーカイブ視聴。さいしょに観たときはYoutube謹製チャット欄はまだ処理中で非表示でしたが、チャット欄が復活してもう一度見てしまいましたね笑)

 

 6人のバーチャルライバーが同じにじさんじの配信者をドラフトで指名しチームをつくり、『栄冠ナイン』というモードで育て、プレイヤーvsプレイヤーで優勝をかけて戦います。

 もともとは対戦者のひとりであるにじさんじ高校椎名唯華監督と、実況を担当した(非にじさんじ/個人運営のVtuber)天開司さんの愛称"バーチャル界のクズ"同士のおふたりが私的にひらいていたコラボ企画ワフルクズ野球』から発展した企画で、去年は8date(歌衣メイカさん)vsホロライブ(大空スバルさん)vsにじさんじ農業高校(舞元啓介さん)vsにじさんじ高校(椎名さん)&司会の天開さんのtuber甲子園』がひらかれ、今年は舞元さんが企画を天開さんから譲り受け、にじさんじ内でひらいたという感じです。

 去年に遅まきながら本戦だけ見て、熱い接戦から下馬評をひっくりかえすバカ試合まで凄かったので、

「試合だけ見てもこれだけアツかったり笑えたりするんなら、もし次回あるなら育成段階から追っかけたいわ~!」

 と思っていたので今年も開催されて本当にうれしい限り。

 

 今回見たのは、まず予選としておこなわれた、3人ずつ2組にわかれての総当たり戦、その前半リーグです。

 ぼくのひいき球団は、にじさんじ一期生出身・樋口楓さん率いるバーチャル関西圏立高校。

 栄冠ナイン編では、ランティスからCDデビュー済みの持ち前の声量をいかした熱血指導がたのしかったチームです。

{本戦でも他配信者さんから恐れられたり(笑)、切り抜き動画も多数つくられましたが、通しで観るとまぁそんなアレではないです。}

 同期でJK組と称してコラボ配信をたびたびおこなう学級委員系vtube月ノ美兎さんをモデルにした投手の大会内断トツの成長ぶりも見ものでしたし、同期でJK組と称してコラボ配信をたびたびおこなうお姉さん系vtuber静凛先輩をモデルにした野手の、有能なのにいくらか欠点能力をかかえたアンバランスさもまた試合でどう転ぶかわからず、楽しかったです。

 

 さて、本チャンの対人リーグ戦はというと……。

 予想以上にキャッチャー能力の影響がおおきい!

 栄冠ナイン編では150球を投げてもなお針の穴を通すようなコントロールと155km/h以上を維持していたコントロールスタミナAの最高速157km/hの大エース・月ノ美兎委員長。にじさんじ甲子園選手で唯一の金特殊能力内角無双のほかジャイロボールクロスファイア重い球をもち、打球をまえに意地でもとばさない特殊能力をそろえ、さらには勝ち運によって自チームの打力を底上げさえします。

 そんな彼女が、にじさんじ甲子園本チャンでは、初回からそれなりにボール球を放ってしまっているし、スリーアウト取ったころにはスタミナゲージの三分の一程度が削られてしまっているじゃないですか!!

 V西の捕手はおなじく一期生の魔法少女vtuber勇気ちひろ。先日のAPEX大会でもキレキレのトークを見せてくれたように、にじさんじ甲子園でも打撃面でたよりになる彼女ですが、さすがに小学生に157km/hの捕球はさすがにきびしく、キャッチャーDとふるいません。(キャッチャーB以上をもっていると、ピッチャーのコントロール力やスタミナに補正がはいるらしい)

「7回完投はおろか、4回まで保つのかコレ……? リリーフの卯月コウ、奈羅花さんはコントロールもスタミナもCとかEだぞ……? 委員長倒れたらコレ、1イニング食べれるかあやしくない……?」

 と正直お通夜モードでした(笑)

 今回は(通常のプロ野球より2割以上イニングの少ない)7回で試合終了となる設定で、決勝の9回モードでは今回よりも投手の体力も保つらしいのですが、対戦相手によってはやっぱりキツそうだ。

 どうなるV西。

 

 Aリーグは終わってみれば全チーム1勝1敗・得失点差での順位決定というアツすぎる結果になって、観ていてとても面白かったです。

 樋口監督ひきいるVR関西は、ステータス的には圧倒的なエースを擁するものの、(投手の能力を活かしきれるか/スタミナや制球力にバフをかける)上手いキャッチャーに恵まれなかった(キャッチャーD)。しかしそのキャッチャーを含め、9人中6人が高いミート・パワー・走力のどれか二つを有し、打線が回れば止まらない(内ひとりで、とりわけ優秀な4番バッターが、出塁中に相手投手のスタミナをけずる「かく乱」能力もち)。

 でろーんは、ここまでビデオゲームにそこまで親しんできたわけではないけれど、家族総出でカープファンで(現在のチームも顔と名前をしっかり把握しているくらい)野球に親しんできており、こういう勝負ごとに参加すればしっかり勉強していくまじめなひとです。

 

 リゼ・ヘルエスタ監督ひきいる王立ヘルエスタ高校は、先発中継ぎともになかなか優秀で、キャッチャー能力もなかなか優秀(キャッチャーB)、栄冠ナイン編では監督の、とにかくスクイズ重視で1点ずつ取っていく堅実な戦略もひかりました。

 舞元監督ひきいるにじさんじ農業高校は、スタートダッシュは6チーム中最低だったけれど、野球にもパワプロにもくわしい監督力がとにかく光りました。

 もちまえの経験で3年間しっかり下積みをして、突出したキャッチャー(キャッチャーA)を育て、なかなか優秀な先発中継ぎクローザーをそろえたり、野手陣も代走でひかる選手(走力A)や代打でひかる選手(代打〇威圧感持ち)など一芸型のスペシャリストをきちんと鍛えて、試合では状況に応じた戦力投入・作戦がたてられる試合巧者。

 

 ……と、三者三様それぞれ一長一短ある魅力的なチームがうまれていて、それぞれの色がでた戦いかたがまた見モノでした。

 

   ▼ 「ちょっとスタート押して確認しましょう」;対戦中でも光る舞元さんの運営力

「で、実は後攻がでろーんさんなんで、この回が最終回です」

「えっ? あ~そうなんや~?」

 第三試合6回ウラ開始直前のこと、にじ農1点vsVR関西4点でむかえ、「どちらが勝利するか? そしてVR関西が得失点差5点以上つけて勝てるか否か?」によって、Aリーグ一位通過がどのチームになるか分かれるだいじなだいじな時分で、野球にくわしいにじさんじ農業高校・舞元さんが、状況を俯瞰した一言を発します。

 対戦相手のVR関西・でろーん(樋口楓さん)が一瞬だけとまどったのを聞いたからかどうか、舞元は「ちょっとスタート押して(=試合をいったん中断して)確認しましょう」と、もっとくわしい説明をすることに。

 ここは配信上での一番のナイスプレーでしたね!!

 舞元さんはVR関西との直接的な対戦者でありつつも、この『にじさんじ甲子園』というイベントの主催者でもある。

 このイベントは、{対戦自体は『パワプロ』で、しかも試合操作は(選手交代をのぞいて)AIにまかせて行なうために、}じっさいの野球経験の有無や身体能力の高低は無関係に、だれもが優勝をねらえる企画です。とはいえ、知識を有してさえいれば「ここは慎重によく考えなきゃいけない局面だ」と背筋をのばす(けど、本当に素人ならぼけーっと流してしまう)勘所は、どうしたって存在してしまう。

 舞元さんがストップをかけて詳しい説明をした局面はまさしくそういう場面で、たとえ決勝進出の目がすくなくなろうが、対戦相手が全力をつくせるよう解説に転じたかれの姿は、あまりにも紳士だったし、スポーツマンでした。

 6回ウラは、とにかく見どころが多いイニングでした。

 守勢のにじ農はさまざまな悩みどころがあり(たとえば早々に切った守護神・星川をどこまで使うか?)、なかでも1アウト23塁で3番打者(ミートBパワーB)のえるを迎え、敬遠させゲッツー狙いの満塁策をとるか{ただし次は4番打者「ギバラ」(御伽原江良)}/それとも「える」(エルフのえる)を打ち取るか(あわよくばゲッツーで)……舞元監督が選択をせまられる場面は見どころのひとつです。

 ぼくが手に汗握って楽しめたのは、こうした目配り・気配りがあったからこそです。舞元さんありがとうございました。

 

  vtuberにじさんじ甲子園予選Bリーグ』をリアタイ視聴しました。

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 いちから社の運営するバーチャルYoutuber団体にじさんじの面々が『実況パワフルプロ野球』で、育成したオリジナルキャラをもちいてバーチャル甲子園をひらいていたので観ました。

 企画説明は『Aリーグ』のほうに書いたから省略!

 

 Bリーグでは、にじさんじ高校をひきいる霊能力者高校生系Vtuber椎名さん、聖シャープネス学院をひきいる剣道部高校生系Vtuber剣持刀也さん、横須賀流星高校をひきいる社畜Vtuber社築さんが戦います。

 

 ステータス面では、にじ高が打投守かなり高い。

 打撃陣は、ミートSパワーA走力Aカット打ち(=2ストライクに追い込まれると、ファールで粘る特殊能力)という花畑チャイカさん、キャッチャーA持ち捕手でミートAパワーB初球○+逆境○と打撃面でも優秀のユードリック(※設定公開済みオーディションが存在だけは告知されているけれど、いまだ未デビューのVtuberミートBアベレージヒッター粘り打ちカット打ち威圧感(=相手投手のスタミナを大きく削る)渋谷ハジメ兄貴……という出塁必至の(かつ絶対に球数がかさむうえにスタミナを削りまくる)凶悪すぎる1~3番、そして4番から8番までもミートB~Cが揃う連打力があります。

 投手陣は、スタミナB闘志(=同点以上で発動し、球が重くなるほか、相手バッターの威圧感を無効にする)緩急○+強打者○+回またぎ○変化量4のシュートとHスライダーをもつ先発ピッチャー夢追変化量3のシュートと変化量5のパワーカーブをもつうえに150km/hの速球をもつグウェルの2枚看板を筆頭として、控えも変化量のおおきな持ち球を複数もつ投手が何人もいる。層の厚い投手陣を、キャッチャーAのユードリックがさらに補強する盤石の布陣。はたして崩せる打線はあるのか?

 

 聖シャプにしても横須賀流星も投手陣はかなり優秀なんですよね。

 聖シャプには、変化量3の持ち球2つをキレ○で磨きをかけ、重い球と対強打者○で打線を封じる笹木咲さん、おなじく重い球もちでしかも緊急登板○でピンチにつよい魔界ノりりむさんがいる。

 横須賀流星には、変化量4の持ち球2つに脱三振もちの本間ひまわりさん、重い球もちの鈴木勝くん、変化量4の持ち球2つ有したアルス・アルマルさん、変化量3の持ち球をもちピンポイント起用できそうな安土桃さん……とこちらも良い。

 それぞれのチームの噛み合い次第では、ひょっとすると番狂わせもあるんではないか……? じっさい去年の『Vtuber甲子園』では、椎名さんひきいるにじ高が大金星をあげました。蓋をあけてみなければわかりません。

 

 ……といったところでBリーグ本チャンです。

 正直Bリーグはにじ高の圧倒的布陣でお通夜になってしまうんじゃないかと思ったんですけど、いやぁそんなこと全然なかった!

 にじ高vs横須賀流星は、点差からすると「Oh...」という感じなんですけど(笑)、観ているとだいぶ印象ちがいました。先行をうけ闘志メラメラの夢追投手の圧巻のピッチングでしたが、横須賀流星バッター陣だって点にこそつながらなかったけれど毎度出塁はしていて、「連打力のあるチームならワンチャンあるかもわからんぞ?」と思わせてくれました。

 対シャプ学戦でその光はおおきくなりました。

 

 Aリーグ終わった当初は、「勝ちはしたが、決勝はこれお通夜かもわからんぞ……」とどんよりしていたんですが、「いやこれワンチャンあるかもわからんぞ!?」とワクワクしてます。

 

 試合模様は、シャプ学vs横須賀流星がとてもアツかったですね。 

 3試合ともに言えるのは、剣持くんをはじめ、口(くち)(レイ)がうまいやからのそろったリーグで終始にぎやかだったのも印象的でした。(やかましいとも言う笑)

 そうやって思い返すと、剣持さん椎名さんは、剣持くんのコラボ配信『シャープネス・ラジオ』で一緒にしゃべったり、ラップバトルをした仲であり、剣持さん社さんも『ヤシロ&ササキのレバガチャダイパン』で共演しているし、かんぜんな初対面ってもしかしたらいないのかもしれないな。

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 男性配信者が複数いて、さらに女性陣も剣持くんに対して優位に立てるひとばかりというところで、剣持くんがボケたおすというか気持ちわるい発言をしてシッカリ気持ちわるがられるという、わりあい珍しい姿が見られた気がします。

 観戦席で独り言のようにつぶやいた剣持くんのしょうもないダジャレを、リゼさんが下手(したて)から拾って剣持くんが赤面したり。翌日の決勝では、剣持くんのしょうもないつぶやきを椎名さんでろーんが罵倒したり(それでもめげない剣持くんがまた良かった)、チワワ然とした姿が見られ、雰囲気がよかった。

 剣持くんはどうしてもイジる側(リスナーとのプロレスとか、レスの拾いかたとか)のイメージがつよいですけど、むしろイジられたときも輝かしいよなぁと思った。

 

 

 ■書きもの■

  最初の記事にあった誤字脱字を修正する

 初期の記事の冒頭にあった誤字脱字を修正しました。

 めずらしくタイプミスでした。

 

 ひとによって誤字脱字してしまう/文章が変になってしまうパターンって違うと思うんですよね。

(A)タイプミスや誤変換によるもの、

(B)文章の一部を書き直すことによるもの、

(C)そもそも最初から変だというもの。

 僕にとって馴染みぶかいのはBCですね。偏見なんですけど、頭が悪いひとほど下のミスが多くなるんじゃないでしょうか。

 

 ぼくの文章にありがちなまちがいとしては、"てにをは"や主語述語がおかしいやら、妙なところで同じフレーズを繰り返してしまうやら、突然"だから~"だとか"しかし~"だとかの接続詞がエンカウントしてしまうやらがあります。

 これらのまちがいはぼくの場合、つらつら書く日記の文章だと案外おこりにくい。推敲した文ほど起こりがちなんですね。(「推敲」という語がゲシュタルト崩壊するハプニングですが……)

 自分の考えをつらつら書いていくだけの初稿では、こうした間違いは案外少なかったりする。頭のわるい人間は、時系列順にしかモノを出力できないので、12345と段階をふんだ考え/文章にならざるをえない。(もちろん馬鹿だから134と踏み飛ばしたりはするだろうけど)

 しかし、つらつら書いてるだけだから、一文が長くなりすぎてしまったり、冗長になってしまったりはする。

 投稿まえに読み返してみて=読み手の側に立ってはじめて、「ここはいくつかの文章にわけたほうが読みやすいな」とか、あるいは、「あすこは一文に合体させたほうがスッキリわかりやすいな」とか思う箇所がでてくる。

 それらについて改善を試みると、元の文章を一部消し忘れたり、接合部を補い切れなかったり……という、新たな間違いをおかしてしまうわけです。かなしいですね。

 

 

0816(日)

 ■ネット徘徊■読みもの■

  真っ白な館『Jeanine Cummins"American Dirt"炎上騒動の時系列と覚え書き』を読む

現の自由か、文化盗用か?あるいは米出版業界の構造問題なのか? American Dirtを読んだらわかったこと、わからないこと』を読んでから気になっていたけど、外国語にうといのをいいわけに続報をまかせたジャニーン・カミンズ著陽の道を北へゆけ』の、アメリカ本国(という言い方もあれかもしれない……)での賛否両論。

note.com

  この賛否両論について、『真っ白な館』さんが時系列順にくわしく記事にされていました。

whiteskunk.hatenablog.com

 

 読む順番としてはこの日記で紹介した順でよさそうな気がします。

 大原さんの記事は、作品を読んだ大原さん自身によるあらすじや感想もあり、入り口としてとても良いと思います。また、大原さんが勤めた米国出版社ランダムハウス社のようすも興味ぶかい。

 『真っ白な館』さんの記事は、「じゃあ批判者は、具体的にどんなところを問題視しているの?」という点についてくわしく述べられていて、勉強になりました。

 

 

 ■ネット徘徊■見たもの■

  悔しがる樋口楓が見れた幸せ;vtuberにじさんじ甲子園決勝戦』をリアタイ視聴しました。

youtu.be

 いちから社の運営するバーチャルYoutuber団体にじさんじの面々が『実況パワフルプロ野球』で、育成したオリジナルキャラをもちいてバーチャル甲子園をひらいていたので観ました。

 企画説明は『Aリーグ』のほうに書いたから省略!

 

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 決勝戦は、樋口楓(愛称;でろーん)監督ひきいるVR関西圏立高校vs椎名唯華(愛称;しぃしぃ)ひきいるにじさんじ高校!

 月ノ美兎委員長の創作料理を夜食のおともに観戦します。いまさら気づいたが、推しキャラをディスプレイに表示させてケーキを食うオタクの先輩がたの道をたどる日もちかいなコレ? {参加できなかったけど、イカスミちゃんがリモート焼肉(鍋だったかな?)配信とかもやってたりもしましたね。だんだんカジュアルな日常になっていくのかもしれん}

 

 予選Aリーグでは、キャッチャー能力の高低が左右するピッチャーの登板イニング数のちがいや、打順の重要性(チャンスFもちであるV西静凛選手の、2塁以上を背負ったときの沈黙ぶりとだれも背負っていないときとのかろやかさ)、低ステータスの選手でも活躍の機会があることなどが門外漢にもわかりやすく表れ。

 予選Bリーグでは、ピッチャーの特殊能力"闘志"のつよさ(同点以上だと、重い球効果と打者の威圧感打ち消し効果を得る)と、それが発揮するための先攻後攻どちらをチョイスするか選択の重要性などがわかりました。試合中では、投手のスタミナを大きくけずる相手打者の威圧感をやりすごすために、スタミナが切れた投手を代えずその打者までがんばってもらう……などの戦略もみられました。

 リスナーたちも特殊能力にくわしくなり、他能力についても自主的に調べたり解説してくれたりするひとがあらわれ、実戦での効果がいまだ未知数である(※)にじ高下位打線の「意外性」「逆境○」などの力にふるえました。

(※リードされたときにステータスにバフがかかる特殊能力だが、にじ高が終始リードしつづけたので、Bリーグ終了時点ではこれらの能力が発揮される機会がおとずれなかった)

 予選Bリーグのおこなわれた夜のふりかえり配信『熱狂にじさんじ甲子園』では、チャット欄にV西樋口楓監督があらわれ、

「先攻をとってリードし相手投手夢追の"闘志"をはがせたとして、後半戦の"意外性""逆境○”が待ってる。悩むところだ」

 という旨の発言をのこされたりしていました。

 

 初回オモテからV西の大エース月ノvsにじ高パワプロステータス的に最高峰バッター花畑(ミートSパワーA走力A)をはじめとした強力打撃陣……という大興奮のカードで迎え、なんと0点におさえる。ヒットも1本しか打たれていない。そしてウラにV西が先制する予想外の展開に。

 前半戦は……

①にじ高は、絶好調の正真正銘・大エース月ノからいかに点をかすめ取るか? どれだけ早くスタミナ切れさせ2番手3番手を引きずりだすか?

②V西は、(予選Bリーグで闘志の剥がれることなかった)夢追を鎮火させた状態でどこまで得点を伸ばせるか?

 ……という点に力点を置いて観られ、中盤は……

①にじ高は、優秀な2番手グウェミング(グウェル・オス・ガール)にいつでも代えられるけど、どこで代打を切るか?

②V西は、疲れの見えてきた月ノから2番手へ継投させるさい、どこまで粘るか?(理想としては、投手のスタミナをゴリゴリ削る上にパワーもある1~2番の威圧感もちバッターをやり過ごしてから交代させたい)

 ……という新たな見どころにディスプレイから離れられず、後半は……

①にじ高は、2番手3番手相手からどれだけ打点を伸ばせるか?

②V西は、相手投手に闘志や重い球がない点では前半と変わらず、大量得点もあり、逃げ切り/逆転のチャンスはなくなったわけではない。(下位打線はきびしいが打てないわけではなく、代打〇もいる)

 ……という点で、やっぱり、最後までかぶりついて観ました。

 

 どこで替えても結果は変わらなかったかもしれないですが、でろーんが月ノを代えるタイミングは「あー……」と納得の場面でした。

 肩で息をしはじめた月ノがデッドボールをだしてしまったとき即座にタイムがかかって、卯月コウに白羽の矢が立つという、ばたついた交代がなされました。

 これがシャプ学剣持くんだったら確実に続投したでしょう。社さんでももう少し任せてみたかもしれない。

「投げさせんなよほんとに」

 シャプ学vsにじ農後半、デッドボールをだした笹木投手がなおもマウンドから退かされなかったとき、でろーんがこんな風につぶやいたときにはもう、この場面は見えていたのかもしれません。

 彼女は、ゲームシステム的にはプレイヤー有利な「(甲子園の)魔物」スキルで、相手チームのCPUがエラー連発したさい罪悪感につつまれ気落ちしたり、高校3年最後の夏の延長戦で、システム上ではまだいけるだろう月ノの投球数が150を超え微妙に制球が乱れてきたところで替えてみせたりしたひとです。

 でろーんならここで替える。納得の選択です。たとえ圧倒的な打者陣に張り合えるのが1番手のピッチャー以外にいなさそうだ(月ノ以上の失点がつみかさなるだろう)とわかっていても、ちょっとした確率の問題・変数の結果でしかないと分かっていても、そう割り切れないのがあるんでしょう。

 月ノのスタミナはまだ完全にはゼロになっていなかったので、もしかしたらまだ行けたかもしれない。もしかしたら勝敗をわけたかもしれない*1

 でもそもそも、でろーんじゃなければ、怪物・月ノが誕生しなかったかもしれない。

 

 結果は一歩及ばず、という感じで、声をふるわせながらなんとかコメントする試合後のでろーんの姿に、ぼくも胸が痛くなりました。

 推しが負けてぼくも悔しい。でもしばらくして、

「いや待てこれむしろすごいことじゃね?」

 と、(逆に)良かったなぁと思えてきました。

 

 でろーんが何にでも手を出すし熱い人である、というのはにじさんじファンならおなじみだと思うんですけど、情熱が結果にむすびつくかどうかはちょっとあやしい(むしろ1回戦敗退/完敗して終わる姿もめずらしくない)……というのもまた、無視できない事実でした。

 vtuberの競争企画となると、どうしたってビデオゲーム大会がつよいわけです。

 もしかしたらそのうちviconを大活躍させてスポーツ大会とかも拝めたりするかもしれませんが(今でも萌芽は見え、リモコン操作のあるゲームを3D配信でプレイする姿もちらほらある。8/17の花畑チャイカ&社築&加賀美ハヤト3人の3D配信では、ニンテンドーラボのロボキットを作り、3Dモデリングされたロボキットを彼らが装着し対戦する姿が拝めた)、現段階ではゲーム大会がつよい。

 

 ひとにはどうしても向き不向きがあり、ビデオゲームとなれば小さいころからのゲームに触れてきたかどうかがモノを言ったりする。『スマブラ』で操作方法がわからず即死する姿は、配信者の実況プレイ配信を見てみると、案外それなりにいたりします。

 でろーんはゲームが下手なほうだから、にじさんじ界における和田アキ子的な姿を見ることがすくなくない。

 これはこれでおもしろい。親しみがわく。

 でも。

 

 でもあの熱意が、スポーツ漫画のクライマックスみたいな高みで燃やされる瞬間も、おがめることなら拝んでみたい。

 

 たいていの育成/シミュレーションゲームがそうであるように、『栄冠ナイン』にもあれこれランダム要素がからんできます。自チームに入ってくる選手や、OBが贈ってくる特殊能力習得アイテムなどはかなりバラつきがあり、VR関西はそれなりにめぐまれていて、金特殊能力はVR関西の月ノ投手のみが獲得しました。

 ただ、野球はひとりでおこなうものではなく、特殊能力も無数にあって、それ一つゲットしたからといって試合が極端に有利に進むということもありませんし。また『栄冠ナイン』も1日2日で成らず、(今回の企画では)3年間チームを運営した成果がためされます。

 

 スタートダッシュの遅れなど多少のバラつきは(3位につけた舞元さんが魅せてくれたように)プレイングで挽回できるし、また逆もしかり。

 でろーんがビギナーズラックを活かしきれるかは、運だけでどうにかなるものではないわけです。

 

 でろーんはゲームが下手なほうです。

 キレ散らかすということは、それだけ失敗をしているということでもあります。

 19年年末の『にじさんじマリオカート杯』では――頑張っていたけど――多分アクセルとブレーキがよくわかっていなかったし。『ヤシロ&ササキのレバガチャダイパン』でパワプロをマニュアル操作したときには、多分、バントとスイングのボタンをまちがえていた。先日の『にじさんじスマブラ杯』でも頑張っていたけど、卯月コウにぼっこぼこにされていた。

{回線不良でカクカクになった戦闘画面にでろーんが「コウ(=対戦相手)NURO光をつかえ! NURO光を信じろ!」とよくわからない実況をし、勝利画面でうづコウさんが使っていたキャラの「ぼくの勝ちだね」という勝利ボイスが流れるのを聞いて、

「"ぼくの勝ち"ィ? NURO光の勝ちじゃボケェ!」

 と熱いNURO光推しをしていたのも大変よかった。(※ちなみにうづコウさんもNURO光契約者でした笑)}

 その辺の手並みが、はたしてでろーんというキャラによるものか魂自体によるものなのかどうか、そこはよくわかりませんが、なんにせよでろーんはゲームがうまくない。{ゲームが絶望的に下手なひとはいるし、ぼくのようなライトゲーマーだとじぶんが楽しめる程度に操作に(未)習熟すればよいという甘えはあって、中上級者といっしょにプレイするとやきもきされてしまったりする}

 

 今回『にじさんじ甲子園』のでろーんはちがった。

 彼女のくやしがる姿は今回ばかりは和田アキ子じゃなかった。

 そんな姿をおがめたことを本当にうれしく思うし、そうした土台づくりをしてくれた舞元&天開さんら大会主催・補佐サイドのフォローには頭がさがる思いでいっぱいでした。

(昨年『Vtuber甲子園』の話などを聞くに、今回でも『栄冠ナイン』初心者でもつまずかないようスタートアップを事前に伝授してくれたりしただろうし。

 そしてさらに『熱狂にじさんじ甲子園』という当日の試合ハイライト配信によって、再現性のあるかもしれない仕様を取り上げたり、初心者には発動条件や効果がわかりにくいゲームの特殊能力のたぐいを解説して対人戦の勘所みたいなものをさりげなく語ってくれたりしたりした)

 推しががんばる姿が――そしてがっくりした姿が――、吉本新喜劇の世界じゃなくて、甲子園の砂をあつめるスポーツマンの悲劇みたいに見れてることに、しみじみ喜んだ夜でした。

 

   ▼実在Vを依り代にした二次創作としてのキャラクリ対戦(栄冠ナイン+対人戦)

 全体をとおしての感想としては、『にじさんじ甲子園』は、ぼくのなかで『7~ルメセラ年代記的なたのしみがよみがえるもので、とてもよかったです。

 『7~モールモースの騎兵隊~』というPS2タイトルの、オマケモードであり本編でもあるこのシステムは、「おっ面白くなってきたぞ」というところで終わる『モールモースの騎兵隊』編とちがって、固有グラフィックを有したネームドキャラもいなければ特定のシナリオもない。

 『アルメセラ年代記』は、8種男女16タイプの職種の名もなき/汎用グラフィック汎用職種のキャラを延々、世襲入隊させたり募集をかけたりスカウトしたり斡旋したりしながら、アルメセラという世界の各地に出没する魔物をたおし、国の平和を何年何百年と守っていくモードです。

 システムを受け継いだィーナス&ブレイブス』、あれを味気なくしたものだと考えてもらえばピッタリきます。

 伏線が張られたり回収されたりというような幹となるようなストーリーもないモードです、ましてやキャラ別の固有ストーリーなんてあるわけがないのですが、それでもプレイしていくうちに不思議とキャラに愛着がわいてくるんですよね。

 ステータスの違いとか、バトルでの活躍という乱数要素によって、「こいつはいつもごっつぁんするチャッカリ者だな」とか「この子はとにかく一撃がすごいな」とか、あるいは「何度も隊を救ってくれた先祖とちがって、この子は本番での活躍がイマイチだな……七光り……」など(笑)、プレイヤー(であるぼく)が勝手にキャラ性を見出してしまうんですよね。

 といっても個人の想像力には限界があり、所詮は独り者の手遊びなのでむなしくなってきます。プレイングの失敗から、ぼくのアルメセラ王国は一度かたむいたところをリカバーできず、魔物のラッシュに耐え切れなかった。

 味気ないと評判のエンディングはまだ見たことがない。

 

 さて『にじさんじ甲子園』です。

 キャラ自体はランダムで生成された汎用人物で、そこへ後からにじさんじtuberの名前を入れ、汎用ですがそれなりにバリエーションあるフェイスパターンでそれっぽい見た目にキャラメイクする……というかたちをとっています。そうしたうえで、『栄冠ナイン』編というすごろく的なランダム要素のつよい育成期間をへて、パワプロAIによるオート対戦を行なうという感じ。

 原動力のちがいはあるし、もちろん別者なんだけれども(もとはにじさんじアプリのむこうの魂が、こちらではSwitchでうごくパワプロAIがガワの中にいるはずだ)、べつの世界線で生きる同名のキャラ……というような風に読めもできる/配信時に見せるかれらの姿を彷彿とさせるようなふるまいを、パワプロのかれらもしてみせたりするんですよね。

 こちらの世界の月ノ美兎が野球やパワプロをやったところで、本人の運動能力や巧緻性・ゲームの習熟度やらでこんな風に動けるわけはもちろんないんですが、でも、あの月ノ美兎委員長がパワプロの世界におりたったら、こうなっていただろうと思わせる珍妙さとカリスマ性がある。VR関西圏立高校の「月ノ」は――全選手トップの★400台後半の圧倒的ステータスとようわからんスゴい珍特殊能力の持ち主でもある彼女は――たしかに、この月ノ委員長なのだ。

 「ジャイロボール」や「クロスファイヤー」などのつよい特殊能力を(なので当然、習得確率はたかくない特殊能力を)習得できるかもしれない機会がおとずれたとき、「あの子はカタカナ好きやからな~」という理由ででろーんがチャレンジさせ、見事習得してしまったあの月ノは、ぼくらの知ってる委員長そのままなのだ。

「かえでちゃ~ん」

 とこちらの委員長が、ショップ店員さんから教えてもらったブルベイエベをでろーんへ「わたくしブルベなんですよ~」などとオシャレ上級者顔で講釈たれたように、

「樋口監督~」

 とV西の月ノが樋口監督におなじように「わたくせジャイロボォーラーなんですよ~」とか「知らないかたのために説明させていただきますと、クロスファイヤーっていうのはですね~」と語る姿もまた容易に想像できるんですよね。

 

 クリーンナップをつとめるもチャンスFがわざわいしてここぞというときに活躍できず、打順を変えたら軽やかに活躍してみせるV西の静凛は、こちらの世界のひょうひょうとしたしずりん先輩そのままだし。おなじくチャンスFなのに意味不明な長打をはなつにじ農の「鈴原」は、最新ゲーからレトロゲーまで正月から延々長時間実況プレイをするこちらの世界のこんるる鈴原そのままだし。

 ステータス的にはめちゃくちゃ高いというわけでもないのに、本番でおどろくほど活躍してみせるV西の明那は、こちらの世界で『にじロック』のトリをつとめたりした三枝明那にほかならない。

 ステータス的にはめちゃくちゃ高いのに、意外なほどにスベりまくって、でもキメるところはキメるにじ高の「花畑」は、こちらの世界の花畑チャイカらしすぎてニヤニヤしてしまう。

 打球の妙でAIが混乱して、捕ろうか捕るまいかふしぎな動きをしたり強豪相手になぜだか得点・帰還してみせるシャプ学の野良猫ほど、火災報知機を鳴らしたり・カス役で麻雀大会をアガって熱いしのぎあいを台無しにしたり・国歌を熱唱中にアゴがはずれたりするこちらの野良猫・文野環にふさわしいひとはいない。

 AIの妙で代打で起用されると毎度バントをしてしまうにじ農「赤羽」も、初回プレイから『ポスタル』で虐殺に出たにじさんじゲーマーズ赤羽葉子らしく、チャット欄は「試合が台無しだよ!」と苦言をていすことなく「バネキw」一色でうまる解釈一致ぶり。「赤羽」のあとが同期のゲーマーズ叶なのもよい! 共倒れしたり、見事挽回してみせたり……こちらの世界のふたりの姿が、どうしてもかさなってしまう*2\\てぇてぇやつじゃん//

 

「そうわたくしね、死んだらどうなるのかってすっごく気になっているんですよ。

 意識がなくなるのがすっごく怖いんですよ。

 寝てるときみたいな感じじゃないですか、それがね続くっていうのがチョットわかんないんですよね」

「看取られんのヤじゃん? 看取る側のほうがいい。大切なひとを置いて死にたくない」

「じぶんが死ぬとき悲しまれるのさみしくない?」

「わたしはいつ死んでもいい」

 イントロにそれまでライバーが配信で話した死生観の音声がかぶせられ、ただしい歌詞の「♪"死にたいなんて言うなよ" ”諦めないで生きろよ” そんな歌が正しいなんてバカげてるよな」へと繋がれ、そしてサビではきれいな美声じゃなくて技巧など度外視した暴投スレスレ直球ど真ん中の重たい叫び声・金切り声のように歌ってみせたANA-DERO』楓と美兎版に嫌われている』

 あれでぼくは、蒙を啓かれたんですよね。じぶんでもよくわからないくらいに動揺した。

 配信を見ているぼくは彼女彼らについて、そのモデルを借り物だと思うことなんてなく、そのガワとその魂とでひとつの生きた存在として認識している。

 それは既存曲を歌うことだって同じことで、オリジナルじゃなくたって借り物のカラオケ大会にはならないのだ。歌詞やメロディはほかの人が考えたものだけど(そしてオリジナル曲と違って、彼女らに当て書きされたわけではないけれど)、彼女らがその曲を歌う意味があり、その歌じゃなきゃいけなかった背景がある。

 それを聞いているぼくは、彼女らの生の思いにたしかにじかに触れている(気分になる)

   自blog、『きれいなガワの向こう側へ;『KANA-DERO』感想』より

  『KANA-DERO』での感銘は、そのまま『にじさんじ甲子園』にも当てはまるものでしょう。

 いやもっとラディカルかもしれない。

 ただの変数の組み合わせ・アトランダムな計算の結果に、物語を、生きた姿をどうしても見出してしまう、不思議で得がたい体験ができました。

 

 この配信は、3日のどれも同時接続者数15万~19万人と、かなり大きな数字がでました。

 この配信にかんするつぶやきをあさっていると、球場の収容人数のn倍とかいう声も聞こえて、それには正直「いやプロ野球や甲子園に敬意がないでしょそれは……。あちらさんを引き合いに出すならテレビラジオなども足さにゃアンフェアでしょう。テレビの視聴率に換算したら10万ぽっちって深夜番組よりも取れてないですよ多分……」とあまのじゃくが出てしまうんですけど(笑)、いやぁでも、そういうこと言っちゃいたくなる気持ちメッチャわかるんですよ。

 だってこれはテレビじゃないんだもん。

 遠隔で見てる(テレ - ヴィジョン)んじゃなくって、「現場に立ち会っている」。そんな心地にどうしたってなっちゃう配信でした。

 

 試合との合間のセッティングでどうがんばっても生まれてしまう(し、どのくらい長引くか予想つかないため、次の予定時刻がアナウンスできない)準備中の間隙を、他ライバーさんが球場の売り子役を買って出てチャット欄に現れたり、配信でおなじみの文言を自発的にチャットするリスナーたちがいたり……といわゆるダレ場がダレ場じゃなくなっていて、こういうところも含めて、『KANA-DERO』とかライブ会場っぽかった。

 ライブ会場に来た人が、開演まえの待機時間に、だれに言われたわけでもなく勝手に自分の好きなライバーさんの名前を叫んで、それが続いたりするあの感覚。

 いろんなひとが一つの場にあつまっておなじ空気を吸って吐いてる、あの感覚。

 現場に立ち会ったとしか言えないものが、たしかにこの夏にはありました。

 「やきうの時間だあああ」とかね、なんjなど野球ファンのかたがたにはおなじみのセリフも、野球に縁とおいぼくにとっては{東京ドームへ行くのも、ドーム外の本屋に行くのと(『傀儡后』とかここで出会ったんだよな……)、叙々苑カルビ弁当と、退場時の強風が楽しみだったなぁ。}これまで聞くセリフでしかなかったんですが、この時ばかりは一緒に楽しめました。

 

 

0817(月)

 宿直日になりかねなかったがなくなりました。よかったよかった。

 ■そこつもの■

  鍵付きサイフを玄関にさしたまま一夜を明かす

 家の鍵をなくさないよう、サイフにつけているのですが、0818あさ起きてみると、そのサイフが見当たらない。

 2、30分探したけどどこにもなくて、「あきらめてドアをあけたまま職場に行こう」と思って玄関をあけたら、チャリンチャリンと音がする。ドアにベルなどつけてないのにと外側を見ると、鍵付きサイフが鍵穴に刺さったまま揺れていました。

 

*1:でろーんだって勝負師なので、よくわからない信頼関係をきずいている2番手「コウ」(=卯月コウ)へは、我慢をしいる采配をしてみせたわけだし。

*2:どうしても書いているうちに熱がはいってしまいますが、これ「口先の魔術師、前原圭一! かぁいいモードの竜宮レナ!」とつづいてもおかしくない感じになってしまっていますね。第三者から目の前で朗読でもされたら死んでしまう……