ただの日記なのに更新が遅れ始めてしまうという、新年から暗雲立ちこめてますが今年もよろしくお願いいたします。1万1千字くらい。今週もvtuberの話しかしてないですね。エヴァナドに詩子凸待ちBL談義、むぎたま、エモにエモい一週間だった。
※言及したトピックについてネタバレした文章がつづきます。ご注意ください※
1224(火)
宿直日。
1225(水)
宿直明け日。
■建てもの■
午前2時30分ごろ、防災受信機が鳴って起こされる。気温の急激な変化によってスプリンクラーが誤作動したようだった。3時過ぎに寝る。
■見たもの■
vtuberグループにじさんじ軽音楽部EvergreenNerd(エヴァナド)の演奏によるfunny bunnyを延々聞いていた夜だった。
ボーカルと楽器隊を分けたことで、聞いていてだいぶにぎやかな感じになっていたと思う。(ただ、人数増えるということはその分スケジュール調整も大変になるわけで、なおさらエラいなとなった)
バンドが出来て良かった!自分なんかに…って諦めてたからこそ、あの時を叶えられた事が幸せ!1人の力では絶対に無理だったからこそ、みんな本当にありがとう。ありがとう。バンドしたからコミュ力が上がるわけでも人と目が合わせるわけでもないけどバンドしてるとき全て超越した気分になるよね
— 魔界ノりりむ🍼夢特性 (@makaino_ririmu) 2019年12月25日
発起人の魔界ノさんが周囲に感謝を述べれば述べるほど、あの夜の曲が響くんだよなあ。
♪「君の夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ」
うづコウさんの歌声が好きなので、納豆越しとかコウ兵エミュレーションとかUVER∞WORLDマイクパフォ弄りではなくマジのマジな歌が聞けてうれしい。
社さんが『SHIORI EXPERIENCE』を読んでいることが配信に乗ったのは、9月の京まふではすでに話されていたと思いますから、これとは直接関係ないんでしょうけど、あの漫画のドラマーのキャラよろしくメトロノームの音をイヤホンで聞いて生活にリズムを刻み込んでいたという話は、「オタクライフ充実してんねぇ!」となりました。
クリスマスで旗揚げ・一曲発表ということで、夢みたいなできごとだったし、この夜の配信だけで立ち消えになっても美しいと思うけど、この先も続いてくれたらうれしいですね……。
既出の解散GIGやら{le jouet……は違うのかな? (緑仙さん夢追さん加賀美ハヤトさん歌ウマ勢トリオ)。先日は、ゲストでキーボーディストウィングさんを交えてバイノーラル弾き語り生演奏オフコラボとか、とんがった配信やってくれてますね}そのほか別のにじさんじ内軽音楽部やらが複数できたら、対バンライブとかやってくれないかな~と思った。(バンドは演奏前の準備がより一層大変・時間かかるみたいだから、そういうわけにもいかないのかな。でもやってほしい。見たい)
メンバーの、数拍置いてから控えめに「わー」って声の上がる妙なノリが面白かった。みながみな陰の者で盛り上がりかたを掴みあぐねているために一周回って呼吸が合っていて、気まずさがない、温かいぎこちなさ。
うづコウさんのかわいさが全開で、雑談に入るときに社さんの席に座ろうとして「どんだけ緊張してんだよ!w」とツッコむ社さんに対して「緊張するでしょ! おれにしては緊張しなかったほうだよ!」という具合に理不尽な逆ギレするところとか、雑談の目玉・バンドのマスコット会議にて、アイデアも絵も陳腐なうづコウさんが、謎の上から目線で周囲の案を評価したり。
最初のお披露目が生演奏だと思われてなくて「あんなに頑張ったのに」とショックを受ける面々のなかでうづコウさんが、「そんなにクオリティ高かったってこと?」と真っ先にポジティブな評価に転換させたあたり、聞き直してきゅんきゅんきましたね。
▼バンドは陰キャ多いのに陽なイメージもたれがち問題
反応を見てみると色んな声があるなあという印象。
新しい挑戦をしたんだなと思いましたね。
「お遊びバンドやるの?」て脊髄反射的にブチ切れツイートしてからある程度状況がわかったあとも「でもテコ入れみたいで云々」「売れること前提で話をしているのが云々」と不満をもらしているひとが現役の学生さんだったりして、ぼくは「ほ、本物の質感だ……」てなったり。
なかには、バンドと陰キャが結びつかなくて拒否反応が出ているというひともチラホラいました。
(……わからんでもないことで、バンドって云うとなぜだか陽なイメージがぼくにもあるんですよね。ぼくの装甲はリザードンの比でないくらいに紙で、卯月軍団からも聞かれないような部分でうづコウ配信に対して悲鳴を上げている人間なので、今回これだけ多幸感だけにつつまれているのが不思議なくらい)
でも実際のところバンドってどうなんでしょう? かなり陰に思えてならない層もメジャーどころでさえ少なからずいますよね。ぼくら世代の神であるところのBUMP藤くんしかり、ちょっと前の世代にとっての神であるところの神聖かまってちゃんさんしかり、たぶん今の10代世代の神であるところの米津さんしかり、(これはn=1の狭い了見だけど)ぼくが通っていた高校の軽音楽部の人々にしたって、陰キャだった。さらに言えば音ゲーうまい眼鏡っ娘フェチだった(笑)
(学祭でワーキャー言われていたのは、まじの軽音楽部所属部員でなくて、主はサッカー部バスケ部・部活外で楽器やっているひとびとだった)
「トラブルに見舞われ客席から不満の声が漏れる文化祭の体育館を、ぽっと出の即席バンドが"つなぎ"として出てきて沸かしに沸かす」みたいなのは、『KANA-DERO』でも歌われた『God knows...』の大元『ハルヒ』で描かれたり『坂道のアポロン』で描かれたりそして今回うたわれた『Funny Bunny』が挿入歌として使われた『SKET DANCE』で描かれたり何だりと、「突如テロリストに襲われた教室でさっそうと立ちまわる」みたいなのと同じく、ぼんくら中学二年生の夢ですが。
そもそも文化祭が満杯になるっていうのが幻想なような気もして、体育館のまばらっぷり・身内さえもが集まらない過疎っぷりで、あのなか音楽するとかってけっこう精神的にこたえるんではないかと思うんですよね。
バンドマンを描いたフィクションを見てみても『BECK』しかり『SHIORI EXPERIENCE』しかり『ロッキンユー!』(の主役バンド)しかり、イタい・キモい日陰者としてのバンドマンの姿はけっこう一般的のはずなんだけど、そういう影を忘れて、明るい(明るそうな)イメージだけを見てしまう。
EvergreenNerdに「おたくら陽の者だ」批判がいくらか出たのは、そうした影が見えなくなってしまうくらいに、あの演奏と歌が眩しいくらいに輝いていた……ということなのかな、と思います。
さて、卯月コウさんの歌といえば『アイシー』(リンク先、作曲共作詞者ぼっちぼろまるさんのセルフカバー)という、にじさんじの視聴者配信者ともどもに衝撃と良い意味での影響を与えた(歌うまvtuber加賀美ハヤトさんがデビュー曲を練り直したりなど)うづコウさん自身も作詞に関わったオリジナル曲が6月22日発表で、彼が変わっていくことを示唆した話がうづコウさん自身の口から出た『エモグランプリ アフターグロウ』もその頃配信された企画でした。
でも、そこからの卯月さんの動向といえば――ぼくはうづコウさんの熱心なリスナーではなくて彼のソロ配信をぜんぜん追えてないんで、卯月軍団の諸姉諸兄の詳細な見解を仰ぎたいところですが。そういう――ぬるいファンとして窺える範囲で言えば、「あれは一時のハイテンションがなせるわざだったんだろうか……?」と首をかしげるものでした。
NZMNの一員として音源配信などはありつつも、『アイシー』を非公開にしたり『にじロック』の誘いを断ったりなんだり、その一方でアホでクソな短編動画を投稿したりとネットの片隅で反復横跳びしていて、動画一覧にはいつまでも『ポケモン』金ネジキ挑戦配信が並んでいる……そんな代り映えのない毎日に戻ったかのように見えました。
「あれは一時のハイテンションのなせるわざだったんだろうか……? でもまあ、いつものうづコウさんも甘美なジャンクで楽しいし、ほかの配信者さんとの絡みも増えて、あのうづコウさんがうづコウさんのまま委員長とかでろーんさんと絡む機会も見れそうだし、まあ良いんじゃない?」
そんな風に思ってました。
だから、「重大発表」もまたしょうもないことをするんだろうなとぼくは思っていました。釣りだと。
{真面目な重大発表だとすると、10万人達成したことだし、メンツは不可解だけど、「『アイシー』再公開の発表とかあるのかな?」とも思った。(ただしうづコウさん自身の、そして彼でないとすればおなえどし組の曲というイメージなので、いやこのメンツで発表はないよな……とも)}
でも嘘じゃなかった。華麗なジャンプをするために、配信にも載せられないし話題にも出せない暗い奥底で走っていた。おおっ! て思いました。
この調子でどんどん練習して、バンバン走ってもらいたい。そんな気持ちです。
▼巨大な教室の片隅としてのにじさんじ
これは配信者さん主導の企画でしょうけど、会社が主導するしないに関わらず、いちから社/にじさんじが雑多な配信者を抱えたことで自前のスタジオをきちんと用意できたことで、同好の士を見つけやすい・何かしようと発信したら応えてくれやすい、創発のハブとして機能している……というのは確かなことですよね。
教室の片隅で机に突っ伏し寝たフリをしたり、そうでなければ2,3人でグフグフ笑っているような陰キャのはずが{そうか?(自分と同一視しすぎではないか?)という声はここでは聞かなかったことにして話を進めます}、にじさんじという箱が全国規模世界規模の巨大な箱であるために同好の士が片手で足りないほど集まってしまって、あの頃うごきたくてもうごけなかった者やことについて二歩三歩と踏み出す後押しをしてくれているのかなぁ、なんて思います。
もちろん巨大であるがゆえの問題もあるんでしょうけど(見ている人も多いから賛否どちらの声も割合がどうあれ大きく響くでしょうし。広く雑多ななかでも合う人が見つからなければ、孤独はより一層悲惨なものとなるでしょうし。受け取る側としては、箱の巨大さゆえに片隅が片隅に見えず、日陰が陰に思えないところもあるでしょう)、今回の配信みたいに、ぼくの実人生では一口も味わえるはずなかった青春のにおいをちょっとだけでもかぐことができて、良かったですね。
1226(木)
部屋にいるときは延々EgN版『funny bunny』を聞いている。
■中見出し■
【20万人ありがとう!】記念企画・初めての凸待ち配信【鈴鹿詩子/にじさんじ】をリアタイ視聴しました。
昨日の日記では巨大な教室の片隅としてのにじさんじみたいな話をしましたが、詩子さんの凸待ち配信でも、そういった性質が発揮されていましたねぇ。(昨日は、留保しがちなオタクのさがとして「正の面だけでなく負の側面もなくはないのかな?」とバランス取った頭よさそうなことを言おうとしましたが、現実は複雑だ。この晩では正負の範疇にない、腐の側面が表れました)
BL好きの腐女子である詩子おねえさんのため、BL(やBLファン以外の人についてはそのひとの性癖)に関するさまざまな作品や趣味・演出の"ここ好き"が持ち寄られ、各配信者さんのショタボイスが披露されることとなり、そこに配信者さんの人となりが出ていて、おもしろかったです。
配信中の音楽が『魔王』などのクラシックであったりする、えま★おーがすと様は文学方面に強く、『BL短歌』の紹介と読み聞かせ。
6歳の歌ウマ亜人vtuberのレヴィ・エリファちゃんは30歳のお母さま(お母さまつったらお母さまなんだよ!)から聞いたBL談義で、BLOVA『パパとKISS IN THE DARK』(とその声優さん)や、既存漫画にファンが勝手に見出したテーマ曲のお話(=『ポルノ・グラフィティ』の歌に自カプを見出しがち問題)になります。
懐メロ専門歌配信があったりなんだりと知識豊富な緑仙くんからは、80年代のメジャー少女漫画誌に載せられた懐かしのBL作品『絶愛-1989-』が紹介されます。
にじさんじでも随一に鼻息が荒いバター犬・黒井しばchangからは、はらだ先生の局部修正のエロさが語られます。
緑仙くんと一期生出身モイラ様とがにじさんじスタジオの水道下で猥褻非猥褻問わずさまざまな文献を文字どおり裏取引をしているというのは、ほかの配信でもチラホラと聞いていたんですが、詳細が聞けて良かったですね。各個人チャンネルではおなじみのお話だったりするのかもしれませんが、逐一ぜんぶ追えてないぬるいリスナーとしては、「ほかで話してるから」と省略せず、がっつり説明してくれるのはありがたい。
星川サナちゃんからは、『黒子のバスケ』のお話が。オタクくんちゃんに優しいギャルは実在する……!!
ただ、今回の凸待ち放送だとトピックによっては作品名やカップリング名が出て終わり……くらいなところだったので、「もっとガッツリ掘り下げや萌えどころを聞かせてくれる企画があったら嬉しいなあ」と思いました。{部位の演出だけであれだけ喋れたしばchangについては他についてもおかわりが欲しくなったし、作品のあらすじを滑らかに説明してくれたけどそこから口数が少なかったレヴィちゃん辺りはまだまだ掘り下げができるはずだ……}
厄介感想で恐縮ですが、留保がなくてこわい話もけっこう出ており、脳内学級会がさわがしい局面もありました。{性的だという意味ではなく、ポリティカルな部分でこわい。(法整備としても世間評価としても格差や勾配があり偏見に基づく差別があり、現実問題として解消されるべきトピックについて、それに根付いたドラマをフェティシズムとして楽しんでいいのか? 問題。)}
1227(金)
宿直日。
朝からEgN版『funny bunny』を聞いている。
■見たもの■
にじさんじ月ノ美兎委員長の『戦えッ…!もみくちゃマリカ練習!【月ノ美兎/マリオカート8dx】』をリアタイ視聴しました。
いちから社の運営するvtuberグループにじさんじの面々ほかが、団体内大会『マリカにじさんじ杯』本選・決勝に向けて練習配信をおこなっておりました。ホストは月ノ美兎委員長がなのかなぁ? という感じ。夜見れなさん早瀬走さんといった委員長と絡みのあまり無さそうな人とのやり取りも見られて面白かったですね。
叶さん葛葉さんといった実力者によるガッチガチの優勝目指すような練習配信とはちがって別団体ハニーストラップの周防パトラさんも参加して(でも委員長より遥かにうまく、コラボメンバーのなかでは1,2を争う実力者)、ワイワイプレイです。
委員長の奇行・生態(早瀬さん夜見さんにバッチバチの対抗意識を燃やし、一瞬だけ1位となった瞬間にゲーマーズ出身の実力者本間ひまわりさんにさえも煽りに煽りまくったり、実力者にとって枷でしかないアシスト装備を麻薬の売人のように勧めてみたり、対戦者に巨大放屁をキメて事後のモブおじみたいになったり、地下鉄と濃厚なキスをし結婚する)・委員長の奇行にしっかり殴り返す早瀬さん夜見さん・ゲーム自体は(電池切れのため)早々に退場しながら謎の強者プレイをするでびちゃん・「誰か後ろに投げてくる者がおる!」「誰でしょうね~」「リオンさん!?」「リオンが後ろに投げられるわけがないじゃろ!!」と同じリリリのメンバー鷹宮リオンさんに辛辣すぎる竜胆尊さん・「いやリオンちゃんは今日ブーメランをね」「そうそう」「当たることを知ったもんね」!? とリオン様をフォローする言葉がナチュラルに低脳煽りとなるほんひま……など、あれこれ楽しかったですね。
その一方で、初心者・エンジョイ勢が無理しない範囲で/より楽しむためにゲームをうまくなるためのノウハウ講座となっていて、なかなか良い按配の配信だった気がします。
(先述の繰り返しになりますが)叶さんらと同じにじさんじゲーマーズ出身の本間ひまわりさん(委員長とは百物語配信といった長時間コラボもこなした経験アリ)も参加し、ほかにもマリカにじさんじ杯2連続で本戦出場を決めている実力者・竜胆尊さんもあわせて、初心者でもできるようなスピードアップのコツ(スタートダッシュのタイミングやボタン一つで出来るけど知らなければ自分ではなかなか気づけないスピードアップ方法・ショートカットの場所&仕方など)を伝授したり委員長が訊いたりなんだりする姿も見られました。
委員長の真面目さ、ひまちゃん/尊さまのやさしいコーチングといったところが覗けて良かったですね。ひまちゃんはゲーマーズでのFPSの神エイムぶりが印象的な配信者さんですけど、ゲーム自体を楽しむひとだという印象があれこれあって、このblogでも以前取り上げたでびでびでびる様とのマインクラフトでの運動会イベントなどでもその姿が見られたような姿が、この練習会でも覗けましたね。
1228(土)
宿直明け日。
昼まで起きて、そこから寝てしまって19時前に起こされるも二度寝して20時過ぎに起きた。
■見たもの■
第2回マリオカートにじさんじ杯本選・決勝を見ました。
本選・決勝は、精鋭たちのために団子になって実力者であろうと乱戦に呑まれ低位につけかねないなか、耐えきるか抜け出すかといった上位争いの面白さはもちろんのこと、待機時間中のアピールタイムも各人がっつり仕上げてきていて、予選以上にとても面白い配信になってましたね。
ディフェンディングチャンピオンの成瀬鳴くんは、下位や上位が適当に投げた・適当にバウンドした流れ弾が当たったり、自分の投げたボムに巻き込まれたところを更に他者からの弾も飛んで……と不運つづきでしたが、それでも酷い下位につけることはなく、最後まで勝ち筋を残していたのがすごかったですね。
{狙われたとかはありえないと思いますし、この日記も、対立煽りを意図したモノでもありません。予選大会の別配信者さんたちのレース模様数試合ぶんを詳述した感想のとおり(予選Cリーグ4コース目で赤コウラ3~4連弾を耐えきる必要があった舞元さんとか、3コース目で赤コウラ3連発くらって1位から7位に落ちた三枝くんとか、キノコ採ってショトカ決めようとしたところでテレサにキノコを奪われ雷を放たれコースアウトした夢追さんとか)、程度の差はあれ、このくらいアイテムが飛んでることはどの順位のどのレーサーでもザラにあることでこれ以上だって既に出てきていたことだと思いますね}
なかなか1位にはつけなかったがトップ3近辺で維持し続けた笹木さんも同様。乱数のからむレースのなかで粘り腰を見せる実力者のメンタルと体力の力強さが印象に残りました。
ぼくはマリオカートの練習なのに、若者に人気のバンド・ヨルシカのナブナさん(n-buna)がアドバイスをしたりするなど独特のバック・応援がついた卯月コウ(うづコウ)さんの当日練習から見てたので、うづコウさんを応援してましたが……いろいろ面白かったですね。
1229(日)
高校からの友人S氏からの電話に起こされ、山登り(中腹?)まで行く。S氏が自分で撮って編集した動画(新作)を見せてもらい、「充実したオタクライフを満喫しているなぁ」とうらやましく思った。体力不足を痛感する。
■見たもの■
vtuberにじさんじの文野環ちゃん(たまちゃん)の『初配信!』をリアタイ視聴しました。
いちから社の運営するvtuberグループにじさんじの一員・文野環ちゃん(たまちゃん)の「初配信!」をリアタイ視聴しました。
配信者が90人を超え、その日も3人がデビューしたにじさんじにおいてたまちゃんは古株の二期生。名前は公募で、当初は「にじさんじの野良猫」と自称他称していた通り、亜人タイプの猫耳野良猫vtuberです。
ヒカキンさんにツイッターフォローされたり、ポテトチップスの懸賞企画で2434袋手に入れたりなど、よくわからない強運がある一方で、配信環境に恵まれず、なかなか配信ができない日々がつづいていました。
この日とその前日はおなじ二期生出身・家長むぎちゃんの家に連泊してむぎちゃんのパソコンなどを借りての配信です。
にじさんじの新人さんの初配信時間にがっつりカブる(笑)かたちでの配信で、ニンテンドーswitch『マリオデラックス』の実況プレイ初配信。概要欄にも「マリオするのはじめて」とある通り、まごうことなき初配信ですね。
配信本編でも野良猫っぷりを見せつけてくれていて、正直ぼくは実況プレイ配信ってあんまり見ないんですけど、今回ばかりは最後まできっちり見てしまいました。
「"画面が暗い"? なんか」物音/キャプチャ画面"No Signal"「あ抜いちゃったコリャだめだな」
とか冒頭からしてかんぜんに猫なんだよなぁ。設定のロールプレイと本人の人柄とが絶妙に噛み合ってる子ですね。
ぼくが通し観できた実況プレイ配信といえば月ノ美兎委員長の『アマガミ』です。これが好きなのは大きく分けて2点で、ゲームの元シナリオにチョイ足し改変する形で、実況プレイ者があたかもゲーム内登場人物の一人のように闖入する創発的な面白さがあった点(にじさんじの学級委員である月ノさんが、ゲーム『アマガミ』の学級委員である絢辻さんに対抗意識を燃やしながら実況)や、月ノ委員長の長所であるフリートークの面白さをゲームプレイ中に(ゲームの進行を滞らせることもなく)無理なく挿し込めた点にありました。
たまちゃんの『マリオデラックス』実況プレイは、実況者が勝手に物語を付け足すタイプと言えなくもないですが……なんでしょうねこれ? よくわからないけどとにかく面白かったですね。
ニコニコ動画に切り抜きが上がってるので、雰囲気がかなり掴めると思います。
「わたし性格やさしい人すきだよ」プレイヤーキャラクタにつけられた"少しやさしい" "だいぶやさしい"といった説明書きが、難易度のことではなく性格のことだと読み替えられて、「この子めちゃめちゃ優しい性格だから、敵と仲良くなってるんだ。優しいから手を出されないんだって」みたいなところまではほのぼの見ていられました。
残機がなくなりゲームオーバーとなりマップセレクト画面に戻されたとき、怒り心頭といった鼻息をならしていたところで……ここでぼくは、ゲーム実況視聴/自分がゲームプレイしているさいに感じるゲームの面白味(プレイに習熟してないことからくる失敗によるストレスとその解消としてのステージクリア)を予想するわけですが、たまちゃんの実況配信はそんな風に行かず……マップセレクト画面に表示された操作説明に気づき、「"みまわす"?」とマップビュー操作したところで、「みんなどこに住みたい? 住めるって言われたら」と数分延々住みたい場所談議/場所最強議論がはじまって、「これどうやって戻るのさっきのところに?」と通常画面に戻る方法がわからなくなるあたりとか、最高でしたね。
「下にさぁ網はっとかないと落ちちゃうよこのゲーム。なんでまたおなじことさせるの? こういうところがあるからさぁ日本の電気の無駄遣いとか言われるんだよきっと」
ただ、『マリオ』で落下死したことによって、自分のミスを嘆くのではなく地球環境保護について怒りの訴えがなされたり、電力会社とゲーム会社の癒着が疑われる陰謀論が現れるとは思いませんでしたよ。いったい我々はなにを見てるんだ……?
「フフン♪」とかぼそい鼻鳴らしとともに行われるたまちゃんの実況プレイは、イキリキャットと言われてるし実際イキってるけど、本人は絶対にそんな猫(ひと)ではないんだろうなというのが見えすぎるくらいに見える声色による実況で、独特の辛辣さとほのぼのした雰囲気でにやにや楽しめます。
ただ、辛そうな咳き込みが出てちょっと心配になるくらいだったんですが、これもぶっ飛んだ展開を見せます。
23時過ぎになって家主の家長むぎちゃんが帰宅したことで、たまちゃんがこの2時間パンツ一丁でゲーム実況していたことが明かされるのです。そりゃ咳も出るよ! 服を着ろ服を(笑)
そこからは一緒に二人プレイとなったわけですが……。
むぎちゃんに姉みを感じるとは。雰囲気よすぎてフフンになりましたね。
先述のとおり風邪薬からピエール瀧の話につなげたりやたらと『アナ雪』の話題につなげ『アナ雪』挿入歌をうたいだすたまちゃんの実況プレイに、むぎちゃんも乗っかって歌ってくれたり、一緒に歌ったり(『Let it go①』②)。自分が大蛇丸と信じてやまない一般男性のモノマネ実況プレイに一緒に付き合ってくれたり(①、②)。逆にむぎちゃんがたまちゃんの「耳をすませば(ゲーム内)BGMも聞こえるよ」という声を膨らませてジブリ映画の挿入歌『ルージュの伝言』を歌い始めればたまちゃんが一緒に歌いだしたり、全然関係ない曲のほんの1フレーズでも一緒に歌ったり……と、めっちゃ良かったですね。
{「小さいころは?」とむぎちゃんがフったところなんて、(前日配信でも聞けたとはいえ)リスナー一同しみじみしちゃったんじゃないでしょうか……おかえりたまちゃん……}
配信としても、むぎちゃんが現れたところで、ここまでの2時間でたまちゃんがボケっぱなしだったあれやこれやに、むぎちゃんから正しい情報提示というツッコミが入れられることとなり、伏線回収の感があります。かと思えば二人でクソ雑魚ゲームプレイを披露したり……。
こういう感じで、元気に気安く遊んでいる姿が見られるとうれしいなあ。
(前日の配信を聞くに、配信環境の問題は機材だけではなく、騒音によるご近所トラブルとか家族とのあれこれもあるみたいで、「なかなか難しい所があるのかな?」と思わなくないのですが、でもこう言ってくれるからには解決のめどが立ってくれたんだと思いたい……)
前日の配信『メリークリスマス』(概要欄ハッピーハロウィーン)もおすすめです。夏の配信用にたまちゃんがつくった花火が紹介されたり、『マリオカート8』をむぎちゃんとバトルして「にじさんじ、マリオカート杯ってさぁ、募集いつまで~?」「終わった! 昨日終わった!」「あれ~?」とか、時間間隔おかしなりますね本当に……。
配信界隈のミームとして「ラインを越えた」とか「ライン反復横跳び」とかいうのがあり、これは冗談で済まないような煽りなどがなされるなど危険な話をするとそういった言葉が発せられるもので、この配信なら「ほらほら、そうやって嫉妬してるところも、かわいいぞぉ♡」といちからCOOいわながさんのモノマネ(と言い張るものを)したりする辺りをそう表現するわけですが、そんなレベルを遥かに超えて、『マリオカート』で巨大な弾丸になる"キラー"というアイテムを使用して一言「あっすごいすごい! ……北朝鮮だよ」と38度軍事境界ラインを越えてくる配信者は、にじさんじ内でもあまりいないでしょう。
上の「初配信!」ではソニーからメジャーデビューが決まったにじさんじ1期生の月ノ美兎委員長がツイートしたりしてましたが、『メリークリスマス』配信では、にじさんじメンバーが現在何人か訊かれて「よんじゅう、ごにんかな?」と答えたたまちゃんに対して「さすが、たまき先輩っす、、」とランティスでメジャーデビューが決まった1期生の樋口楓さんがチャット欄に現れたり、マリカ杯をわたしが開こっかな~と言うたまちゃんに対して剣持刀也さんが「言ったな? やれよ」と現れたり、個人で配信をしている世紀末系vtuberのウルケン・ノースさんが現れたり、同窓会のような雰囲気がありましたね。
1230(月)
仕事納めでした。
■見たもの■
vtuberにじさんじ家長むぎ・文野環コラボ『【喧嘩しません】年末むぎたまSP【にじさんじ】』をリアタイ視聴しました。
いちから社が運営するvtuberグループにじさんじの二期生出身・家長むぎさん(以下むぎちゃん)と文野環さん(以下たまちゃん)が家長むぎ宅にてコラボ配信していました。雑談のほか料理もします。
前々日の配信からこすりにこすっていた自分を大蛇丸だと思い込んでいる一般男性のモノマネがついに活かされるときが来ましたね……。
料理配信ということで、楓と美兎の古くからオタクたちを熱狂させてきた生活音が聞けるわけですよ! ジュワワって美味しそうな音が早速しますね「たまちゃんいまスマホがジュワっていったよ!!?」「よくいうんだよねー」うん? 「むぎ玄関に消火器持ってきたから今日」「使い方わかんないとだめだよ?」「訓練受けたよ」うーん??? なんでしょうねこれ???