日記です。寝てばかりの1週間でした。2600字。
0903(火)
寝坊をしたのでどこにも出かけませんでした。
ですが、目当てだったボルダンスキー展は、会期を一日まちがえて既に終わっていたので、行ってからうなだれなくて済んだので、けがの功名だったかもしれません。
0904(水)
録画用BDを買いに町へ出てくるも、家電量販店は閉まっていた。
21時数十分まえ(十数分まえ?)にデパート到着、家電階のシャッターを確認しそのまま書店階に寄って伴名特集『SFマガジン』を購入、レジで駐車券の車に置き忘れを確認、取りに戻ると21時を過ぎていて、ほか駅前家電店も……という悪段取マンの典型ムーブをしてしまった。と思いきや、いまネットで営業時間を確認したら21時まえに閉店していたから、あまり関係なかった。
コンビニに売ってるかなと3軒ほど寄るも在庫ナシ×1取り扱いナシ×2だった。けっきょく10分くらい追加で走って隣駅の『ゲオ』まで行くことに。『ツタヤ』がわが町からなくなった今、急場で録画用BD手に入れられる場所って限られてるんですね……。
■書き物■
『イン・マイ・カントリー』感想がようやく終わりが見えてきた。
来訪者の途絶える前に出せそうなもので、それでいて今いらっしゃってる人びとの関心に適いそうなものを……なんて、俗欲と公共心とを勘案してのネタでした。もともとは、いまは亡きSNS『鑑賞メーター』で書いて「完成!」としたものがあり(7000字。劇中非道描写と『第三帝国の言語』、扇動報道と『戦争広告代理店』とを比較し、ラングストンの劇中仕事描写の変化を眺める……という内容)、「これをデスマス調にちょっち整えればOKヨユーヨユー」と思っていたんですが、大変な工事になってしまった。
最初にタイトル上げるくせに引用ゼロだった『普通の人びと』をきちんと組み込み(これはSNS投稿直後から気付いていたことで、メモ帳で少し追記を練ってました。でも例によって途中で投げ出していました……。旧版からの引用だったから追補版にページ数などを表記し直すことに。章題書いてなかったので面倒さがアップした)、その後原作ルポも買ったのにその話をしないのはどうよ? ということで組み込み……と。
文章構成はいじくらないほうがよかったかもしれない。(元の構成では、法廷から家庭まで非道とその語り口をひとまとめにし、次にラングストンらの記者仕事、最後に映像についてという風にしていました)
引用も増えたので、めちゃくちゃ読みにくい気がする。
0905(木)
元気に過ごしました。
0906(金)
宿直日。
0907(土)
宿直明け日。
■書き物■
水曜に「終わりが見えてきた」と言った『イン・マイ・カントリー』の感想は、見通しが甘かったと言わざるを得ない。ようやくアップできました。(で、寝て起きて、「いやここまで書いたら終わりまで書いてよくない?」と書き足したり……)
けっきょく3万3千字と、昔投稿したものから5倍近くふくれあがってしまった。
「長く細かいあらすじ放流してるだけのネタバレ糞野郎になってないか? と自問しながら感想を」殊勝な心がけだ、いったい誰が言ったんだろう……?
今回書いたことで観直しもして、前に見たときには気づいていなかった今作の巧さもいくらか気づくことができたので、自分にとっても得られるものの多い経験になりました。
■読み物■
ここ1週間くらい、『第三帝国の言語』『普通の人びと』『カントリー・オブ・マイ・スカル』を読み直したり読んでなかった部分を読んだりなんだりしました。その成果は『イン・マイ・カントリー』感想に反映したので、そちらのページ内で各書名で検索かけると、どんな感じの文章が出てくる本かちょっとお分かりいただけると思います。
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「約言」をつけたことで、「ざっと感想」の立ち位置があいまいになってしまった感がある。「序文」「紹介」とかと銘打って、そういう役割のものとして書いたほうがよくないか?
■ネット散歩■
『信用してはならない映画評の書き手の見分け方』を久々に読み返しました。
自分なりに「どう」を書いているつもりだけど、どういうのが正解だったんだろう? 心構えとしては合っていても、書いてるものはそうではない、というパターンもあるでしょう。ぼくの「どう」は、箱を開いて中のものを取り出しお店をひろげる……というよりも、べつの箱を雑然と並べているだけだったりしないだろうか? よくわからない。
「しんよう」という語をタイプし慣れなさすぎて大体「しにょう」と打ってしまうため毎度「屎尿」に出くわしてしまう。
0908(日)
台風にそなえ中庭の鉢を室内に入れ、イスや卓を端に寄せたうえで少しでも重くなるように組み合わせました。
傘立てもしまい、ゴミ箱や洗濯用棚もなかにいれた。
屋上も一応掃除をする。
■読み物■
『ひかゆる』言及作を漁りその2。現代SFも面白いですね……。
『少女終末旅行トリビュート』を読み始めました。『伊籐トリ』から7年後の本。作家はかぶってないっぽい? かぶってないがゆえに、層の分厚さがわかりますね。
0909(月)
朝出勤時、裏の物置が頭をかしげ、家の壁にぶつかっているのが見えました。昨晩はシャッターが雨風にたたかれる音がすごく、そのなかでも一際大きな音も聞こえましたが、たぶんこれだったんだろうなと思います。一人ではこわい重さだった。帰宅したら応援を呼ぼう。
ほかには、空になってるけどゴミとして出し忘れたまま1ヶ月たった除草剤の箱が1m以内に転がっていました。ひどく飛ばされなくてよかったです。玄関を出てすぐ目に入ったのはこちらだったので、「こんなもんかー」と思っていたら物置がそんなことになっていたので、「物置くんさぁ……」となりました。
地面にはとにかく枝や葉が散乱していて、75リッターの袋がいくつ費やされたことだろう。側溝にはバケツ6杯分の泥と葉がたまっていました。きれいにした屋上でさえ75リッター四袋が必要となっていた。セミが跳ね(これはまあわかる)、緑や茶のカマキリが身構え、アリが歩いていた。
なんだかんだ3時間以上は掃除していたように思う。
8時に仮眠とったところ翌5時まで寝てしまい、いまこれを書いてるところです。